正しいのはどれか。
a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係ない。
b: 溶質のクリアランスは血流量を超えない。
c: 同一ダイアライザを用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。
d: 透析液圧は限外濾過圧に関係しない。
e: 除水量は血液量に比例して減少する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
a: 限外濾過量は溶質のクリアランスと関係がない。
c: 同一血液透析器を用いる場合、血流量の増加はクリアランスを増加させる。
d: 透析器圧は限外濾過圧に関係しない。
e: 除水量は血流量に比例して減少する。
血液流量200ml/minの条件で血液透析を行った。透析開始1時間後、ダイアライザおよび出口のクレアチニン濃度は、それぞれ10.0、4.0mg/dlであった。クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし限界濾過流量は無視できるものとする。
1: 105
2: 110
3: 115
4: 120
5: 125
血液流量200ml/min、透析液流量500ml/minの条件で血液透析を行った。透析開始1時間後、ダイアライザ入口および出口のクレアチニン濃度は、それぞれ10.0、4.0mg/dlであった。クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし限外濾過流量は無視できるものとする。
誤っているのはどれか。
a: 血液透析の原理は拡散と限外濾過である。
b: 透析器の溶質透過性は濾過係数で表される。
c: 透析器の透水性はクリアランスで表される。
d: 限外濾過率(ml/時/mmHg)は濾過係数(ml/時/m2/mmHg)×有効膜面積(m2)で計算される。
e: 体外循環血液量が増加すれば溶質除去率も増加する。
ある血液透析器の水系溶質除去性能を調べるため、透析器血液流入側と流 出側のクレアチニン濃度を測定したところ、それぞれ 10.0 および 1.0 mg/dL で あった。血流量、透析液流量、濾過流量がそれぞれ 250、500、 0 mL/min とする と、この血液透析器のクレアチニンクリアランス[mL/min]はどれか。
1: 180
2: 200
3: 225
4: 250
5: 500
血液透析器のクリアランスが大きくなるのはどれか。
1: 透析液流量を減らす。
2: 透析時間を短くする。
3: 限外濾過流量を減らす。
4: 血液入口側の血流量を減らす。
5: 透析膜面積を大きくする。
尿素クリアランスについて正しいのはどれか。
a: 血液透析では限外濾過流量に依存しない。
b: 血液透析では透析流量を増すと減少する。
c: 血液透析では血流量を越えることはない。
d: 血液濾過では濾過流量にほぼ等しい。
e: 活性炭を直接用いた直接血液潅流ではほとんど零に等しい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
血液流量200ml/minで使用中の透析器の血液流入部および流出部の血清クレアチニン濃度は、それぞれ15mg/dl、3mg/dlであった。この透析器のクレアチニン・クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。ただし、限外濾過量は0とする。
1: 100
2: 120
3: 140
4: 160
5: 200
ダイアライザで正しいのはどれか。
1: 限外濾過率は透水性を表す指標である。
2: クリアランスは血流量の影響を受けない。
3: ふるい係数が大きい溶質は膜透過しにくい。
4: 透析液は中空糸束の中心部ほど流れやすい。
5: 膜面積が大きいと不均衡症候群は起きにくい。
血液透析器の性能指標で誤っているのはどれか。
1: クリアランス
2: 限外濾過率
3: 総括物質移動係数
4: KT/V
5: ふるい係数
血液濾過器のふるい係数について正しいのはどれか。
1: 分子量が大きいほど大きな値をとる。
2: 負の値をとることがある。
3: 小分子蛋白では、治療中経時的に上昇する。
4: 小分子蛋白では、血液系より水系の方が高い値を示す。
5: クリアランスと同じ次元をもつ。
血液透析において次の項目を増加させた場合、小分子量物質(分子量500以下)のクリアランスに最も影響を与えるのはどれか。
1: 血流量
2: 膜面積
3: 透析時間
4: 透析液流量
5: 除水速度
1: ふるい係数は透水性を表す指標である。
2: 血流量が増加するとクリアランスは減少する。
3: 導入初期には溶質除去効率の優れたものが使われる。
4: 小児にはプラィミング量が少ない方がよい。
5: 中空糸型では血液は透析器の中心部よりも外周部の方が流れやす い。
a: 血液濾過では急激な除水により不均衡症状が起こりやすい。
b: ある溶質のふるい計数が1である血液濾過器では、その溶質はまったく除去できない。
c: 血液濾過では後希釈法が現在広く用いられている。
d: ふるい計数0.5の溶質の血液濾過によるクリアランスは同一時間内の濾液量を超えない。
e: ECUMは血液濾過透析法の別名である。
濾過がないとき、クリアランスを計算するのに必要な値はどれか。
a: 血液流量
b: 中空糸内径
c: 膜面積
d: 入口血液中の溶質濃度
e: 出口血液中の溶質濃度
透析器のクリアランスを求めるのに用いられるのはどれか。
a: 中空糸本数
b: 膜面積
c: 透析液流量
d: 入口血液中溶質濃度
e: 出口透析液中溶質濃度
ある物質について腎のクリアランスを知るのに必要なのはどれか。
a: その物質の血漿中濃度
b: その物質の尿中濃度
c: 尿量
d: 腎血漿流量
e: 糸球体濾過量
血液流量200ml/minで使用中の透析器の血液入口部および出口部の血清クレチニン濃度は、それぞれ15mg/dl,3.0mg/dlであったこの透析器のクレアチニン・クリアランス(ml/min)として正しいのはどれか。(ただし、限界濾過量は0とする。)
血液透析の指標として、他のものと異なる次元をもつのはどれか。
2: Kt/V
3: 血流量
5: 総括物質移動面積係数
Showing 1 to 20 of 103 results