第16回国試午前75問の類似問題

国試第17回午前:第72問

CO2レーザについて誤っているのはどれか。

1: 生体組織の切開に使用する。

2: 湿ったガーゼは誤照射保護に有効である。

3: CO2レーザの保護メガネはArレーザに対しても使用できる。

4: CO2レーザの保護メガネをかけてもガイド光が見える。

5: 眼に対する傷害は角膜の変性である。

ME2第32回午前:第51問

レーザ治療装置で導光路に石英ガラスファイバが使用できないのはどれか。

1: Nd:YAGレーザ

2: Ho:YAGレーザ

3: 半導体レーザ

4: CO2

5: Dyeレーザ

国試第24回午前:第37問

網膜光凝固装置で誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

1: 紫外線レーザ光が使用される。

2: 使用するレーザ出力は100~1000mW程度である。

3: レーザ光を網膜上で結像し目的部位を熱凝固させる。

4: スリットランプ顕微鏡と組み合わせて使用する。

5: 糖尿病性網膜症に適応可能である。

国試第15回午前:第72問

内視鏡下で用いられるレーザ手術装置で誤っているのはどれか。

1: Nd:YAGレーザは主として凝固・止血に用いられる。

2: Nd:YAGレーザビームは石英ガラスファイバで伝送する。

3: 内視鏡の鉗子孔を利用して光ファイバを挿入する。

4: エキシマ・色素レーザは腫瘍の治療に用いられる。

5: クラス1(IEC:国際電気標準会議)に分類される。

国試第10回午前:第74問

CO2レーザについて正しいのはどれか。

a: 生体組織の切開能が高い。

b: 眼球誤照射により最初に網膜の損傷を生じる。

c: 生体組織に含まれる蛋白質に吸収される。

d: Nd:YAGレーザより組織透過性が低い。

e: 誤照射から患者皮膚を守るため、水で湿らせたガーゼが有効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第11問

炭酸ガスレーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 主に切開用として使用する。

2: 多関節ミラーで導光する。

3: 使用する赤外光の波長は10.6μmである。

4: 組織深部に到達する。

5: 出力光はガラスを透過しない。

国試第21回午前:第65問

治療機器と主作用との組合せで正しいのはどれか。

a: 低周波治療器 ---------- 神経・筋刺激

b: 電気メス ----------―--- ジュール熱

c: 赤外線コアギュレータ ―-- キャビテーション

d: レーザメス ―----------- 電離作用

e: マイクロ波手術装置 ―--- 誘電熱

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第29問

レーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 日常生活で使っている視力矯正用眼鏡を保護眼鏡として使用した。

2: 黒くコーティングされた鋼製手術器具を使用した。

3: フットスイッチによる出力操作をハンドピースの操作者自身が行った。

4: レーザ光を打ち下げ方向で照射した。

5: 照射部位周辺の術野を湿ったガーゼで覆った。

国試第27回午前:第33問

治療機器と利用している作用エネルギーとの組合せで正しいのはどれか。

a: 低周波治療器 音 波

b: ESWL 電磁波

c: 光線治療器 光

d: 冷凍手術器 熱

e: IABP 圧 力

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午前:第50問

レーザ光およびレーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 可干渉性を有する。

2: 指向性が強い。

3: 局所的に大きなエネルギー密度が得られる。

4: 可視光領域外のレーザ光であれば目に入っても傷害はない。

5: 赤外領域のレーザ手術装置にはガイド光が必要である。

国試第19回午前:第78問

正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 可視光のレーザを眼に直接照射することは緑内障の原因となる。

2: 通常の白熱電灯はコヒーレント光を発生する。

3: ヘモグロビンは近赤外線を最もよく吸収する。

4: 光線の波長が長いほど光量子エネルギーが大きい。

5: 皮膚組織内のメラニンは可視光線を良く吸収する。

ME2第33回午後:第17問

炭酸ガスレーザ手術装置について正しいのはどれか。

1: 光ファイバで導光する。

2: 凝固専用である。

3: 波長10.6μmの赤外光を使用する。

4: 組織深部に到達する。

5: 出力光はガラスを透過する。

国試第17回午前:第73問

上部消化管内視鏡を用いた治療について誤っているのはどれか。

a: Nd:YAGレーザの光ファイバは鉗子孔から挿入する。

b: Nd:YAGレーザは早期胃癌の治療に用いられる。

c: スネアによるポリープ切除の原理は電気メスと同じである。

d: エタノールの局所穿刺注入によって胃壁を消毒する。

e: 胃壁の粘液除去にマイクロ波を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第57問

レーザ手術装置で正しいのはどれか。

a: CO2レーザは組織の表層で吸収されるため切開能力が高い。

b: CO2レーザの導光路としては光ファイバが主として使われる。

c: ガイド光としてはHe-Neレーザに対しては眼を保護する必要はない。

d: 日常使用している眼鏡はCO2レーザの防護眼鏡として使用できない。

e: Nd-YAG及びArレーザは組織内に比較的深く浸透する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第28問

レーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 患者、術者および周囲の補助者は保護眼鏡を着用する。

2: 照射部位以外の術野を適宜保護する。

3: 黒くコーティングされた手術器具を用いる。

4: レーザの出射方向は打ち上げとする。

5: 術者の眼の位置を照射部位からなるべく離す。

国試第12回午前:第72問

CO2レーザ手術装置の運用について誤っているのはどれか。

1: 可視光レーザが照射部位を示す。

2: 光沢のある金属製手術器械を用いる。

3: 照射野で発生した煙は排除する。

4: 術者は保護眼鏡をかける。

5: 誤照射傷害を防止するため生理食塩液を含ませたガーゼを用いる。

国試第13回午前:第70問

Nd:YAGレーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 可視光である。

2: 止血・凝固作用に優れている。

3: 組織内での光散乱が大きい。

4: 石英光ファイバを通して体腔内に導入できる。

5: 保護メガネを着用する。

国試第1回午後:第63問

レーザ手術装置について正しいのはどれか。

1: CO2レーザは凝固に適する。

2: Nd-YAGレーザは切開に適する。

3: Arレーザは可視光であり、目に対する障害は少ない。

4: CO2レーザは赤外光であり、通常のガラス眼鏡で眼に対する障害を防止できる。

5: レーザメスが使用される際には眼に対する障害の防止だけを考えればよい。

ME2第38回午前:第59問

レーザ治療で利用されていないのはどれか。

1: 光化学作用

2: 光熱作用

3: 共鳴現象

4: 衝撃波作用

5: 光解離作用

国試第11回午前:第46問

消毒薬について誤っている組合せはどれか。

1: クロールヘキシジン ――――――---- 手術器具

2: ヨードホルム ―――――――――---- 皮膚

3: グルタールアルデヒド ―――--------- B型肝炎ウイルス

4: ホウ酸 ――――――――――――--- 眼

5: エチルアルコール ―――――------- 多孔質膜型人工肺