第14回国試午前51問の類似問題

国試第13回午前:第51問

正しいのはどれか。

a: 測定値の有効数字の桁数はそれに含まれる誤差の大きさとは無関係である。

b: 測定値を平均するとき、測定値の分散が大きいほど標本の数は少なくてよい。

c: 測定値Xとある定数aに対して、(X+a)の分散はXの分散と等しい。

d: 正規分布の密度関数は平均値において最大となる。

e: 正規分布する2つの変量の和も正規分布する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第17回午前:第51問

正しいのはどれか。

1: 2つの測定値の和の偶然誤差は各測定値の偶然誤差の和になる。

2: 2つの測定値の差の偶然誤差は各測定値の偶然誤差の差になる。

3: 2つの正規分布する測定値の和は正規分布する。

4: n回の測定植を平均するとその系統誤差は1/√nになる。

5: n回の測定値を平均するとその偶然誤差は1/n になる。

国試第3回午前:第73問

ある距離を同じ巻尺で何回も繰り返し測定し、その分布を調べたら正規分布になった。その平均値は10.5m、標準偏差は0.5mであった。また正確な距離は10.0mであった。正しいのはどれか。

a: 測定をさらに繰り返すと、平均値は正確な値と一致する。

b: 標準偏差は偶然誤差の大きさを示す。

c: 平均値と正確な値との差は系統誤差の大きさを示す。

d: 平均値と標準偏差から正確な値が推測できる。

e: 測定値は10.0mと11.0mの範囲に全部入っている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午前:第51問

正しいのはどれか。

a: 標準偏差の2乗は分散である。

b: ある測定値Xの分散がのとき、2Xの分散はである。

c: 相対誤差は負の値をとらない。

d: 二つの測定値a,bの絶対誤差をそれぞれ0.5,0.2とすると、(a-b)の絶対誤差の最大値は0.3である。

e: 同じ測定をn回繰り返すと系統誤差は約になる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午後:第73問

ある距離を同じ巻尺で何回も繰り返し測定し、その分布を調べたら正規分布になった。その平均値は10.5m、標準偏差は0.5mであった。また正確な距離は10.0mであった。正しいのはどれか。

a: 測定をさらに繰り返すと、平均値は正確な値と一致する。

b: 標準偏差は偶然誤差の大きさを示す。

c: 平均値と正確な値との差は系統誤差の大きさを示す。

d: 平均値と標準偏差から正確な値を推測できる。

e: 測定値は10.0mと11.0mの範囲に全部入っている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第73問

同じ測定を何回も繰り返して、その値の分布を調べたところ正規分布になった。正しいのはどれか。

a: 平均値は測定値中の最大値と最小値の平均である。

b: 標準偏差は測定値と平均値の差の絶対値の平均である。

c: 測定値が平均値となる確率が最も大きい。

d: 平均値から非常に離れた測定値が得られることはほとんどない。

e: 測定値は平均値の両側に標準偏差をとった範囲内に全部入っている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第1回午前:第73問

偶然誤差のある測定を繰り返すと、通常、測定値は正規分布にしたがう。これを記述するのに用いるのはどれか。

1: 中央値と50%誤差

2: 平均値と50%誤差

3: 平均値と最大誤差

4: 中央値と2乗誤差

5: 平均値と標準偏差

国試第16回午前:第51問

誤っているのはどれか。

1: 偶然誤差は正規分布に従う。

2: 偶然誤差は統計処理によって小さくできる。

3: 系統誤差は校正によって除去できる。

4: 測定値を2乗すると誤差は4倍になる。

5: n回の測定値を平均すると偶然誤差は1/√nとなる。

国試第28回午後:第25問

誤差について誤っているのはどれか。

1: 偶然誤差は正規分布に従う。

2: 偶然誤差は統計処理によって小さくできる。

3: 系統誤差は校正によって除去できる。

4: 測定値を2乗すると誤差は4倍になる。

5: n回の測定値を平均すると偶然誤差は 1/√n となる。

国試第6回午前:第73問

標準偏差で正しいのはどれか。

1: 偶然誤差の2乗平均の平方根

2: 偶然誤差の算術平均の平方根

3: 過失誤差の2乗平均の平方根

4: 過失誤差の算術平均の平方根

5: 系統誤差の算術平均の平方根