第12回国試午前72問の類似問題

国試第4回午後:第65問

炭酸ガス(CO2)レーザについて誤っているのはどれか。

a: 組織の表層で吸収されるので切開力が弱い。

b: 導光路としては多関節金属パイプ方式が使用される。

c: 波長は10.6μmである。

d: 光ファイバを利用した内視鏡として使用される。

e: 組織内での光散乱が強いので凝固、止血に使用される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第74問

CO2レーザについて正しいのはどれか。

a: 生体組織の切開能が高い。

b: 眼球誤照射により最初に網膜の損傷を生じる。

c: 生体組織に含まれる蛋白質に吸収される。

d: Nd:YAGレーザより組織透過性が低い。

e: 誤照射から患者皮膚を守るため、水で湿らせたガーゼが有効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第73問

レーザ治療器について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 切開作用はCO2レーザの方がNd:YAGレーザよりも強い。

b: あざ治療にはエキシマレーザが用いられる。

c: Arレーザは角膜形成術に用いられる。

d: Nd:YAGレーザは内視鏡手術に用いられる。

e: 低出力半導体レーザは疼痛治療に用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第36問

レーザ治療装置で誤っているのはどれか。

1: CO2レーザではCO2を含む混合ガスに放電を加えて励起する。

2: Nd:YAGレーザはYAG結晶中のNdイオンが発光して発振する。

3: 半導体レーザの導光に開口数の小さな光ファイバを用いる。

4: 不可視レーザのガイドにHe-Neレーザを用いる。

5: ArFエキシマレーザのレーザ媒質には腐食性ガスが含まれる。

国試第27回午前:第38問

レーザ治療装置について正しいのはどれか。

a: ArFエキシマレーザは視力矯正に使用される。

b: CO2レーザは網膜剥離に使用される。

c: Er:YAGレーザはあざ治療に使用される。

d: Nd:YAGレーザは内視鏡下で組織の凝固に使用される。

e: Ho:YAGレーザは関節鏡視下手術に使用される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午後:第64問

レーザ手術における目の防護について正しいのはどれか。

a: 反射光でも目を阻害する危険がある。

b: CO2レーザは普通のガラス眼鏡で防護できる。

c: Nd-YAGレーザには専用の防護眼鏡が必要である。

d: Arレーザは普通のガラス眼鏡で防護できる。

e: 麻酔中の患者は閉眼しているので、患者の目の防護は必要ない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午前:第69問

CO2レーザ手術装置について正しいのはどれか。

a: フラッシュランプ励起を用いている。

b: レーザ波長は10.6μmである。

c: レーザ光は水分に吸収される。

d: 多関節ミラーを使用したマニピュレータで伝送する。

e: 内径2mmの動脈からの出血を止められる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第72問

レーザー手術の準備として適切なのはどれか。

a: 炭酸ガスレーザー導光用に石英ファイバーを準備する。

b: 切開用にNd‐YAGレーザーを準備する。

c: 本体冷却装置の作動を確認する。

d: 炭酸ガスレーザーでは通常のガラス眼鏡を防護眼鏡として用いてよい。

e: メス先の消毒は不要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第50問

レーザ光およびレーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 可干渉性を有する。

2: 指向性が強い。

3: 局所的に大きなエネルギー密度が得られる。

4: 可視光領域外のレーザ光であれば目に入っても傷害はない。

5: 赤外領域のレーザ手術装置にはガイド光が必要である。

ME2第33回午後:第17問

炭酸ガスレーザ手術装置について正しいのはどれか。

1: 光ファイバで導光する。

2: 凝固専用である。

3: 波長10.6μmの赤外光を使用する。

4: 組織深部に到達する。

5: 出力光はガラスを透過する。

国試第18回午前:第71問

正しいのはどれか。(医用治療機器学)

1: CO2レーザ 脱毛処理

2: Nd:YAGレーザ 網膜光凝固

3: Arレーザ 疼痛治療

4: 半導体レーザ 尿路結石破砕

5: エキシマレーザ 角膜形成術

国試第8回午前:第73問

レーザメスについて正しいのはどれか。

a: レーザの高い収束性を利用している。

b: 使用中は防護眼鏡が必要である。

c: 皮膚は切開できない。

d: 炭酸ガスレーザは凝固に適している。

e: YAGレーザは内視鏡手術に用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第5問

炭酸ガスレーザ手術装置について正しいのはどれか。

1: 石英ファイバで導光する。

2: 切開専用である。

3: 低出力の炭酸ガスレーザ光をガイド光として利用する。

4: 光熱作用を用いる。

5: フラッシュランプ励起により発振する。

国試第12回午前:第70問

誤っている組合せはどれか。

1: CO2レーザ ――――――――-- 組織切開

2: Nd:YAGレーザ ―――――--- 凝固止血

3: アルゴンレーザ ――――――― 綱膜光凝固

4: エキシマレーザ ――――――― 角膜形成術

5: He‐Neレーザ ――――――--- 結石破砕

国試第2回午後:第70問

レーザ光について誤っているのはどれか。

1: 誘導放出を利用して人工的につくられた光である。

2: 白色光である。

3: 外科切開や光凝固などに用いられる。

4: 簡単なレンズにより集光することができる。

5: レーザの種類によって生体組織への深達度に違いがある。

ME2第36回午前:第48問

レーザ治療装置のうち可視光領域にあるのはどれか。

1: CO2レーザ

2: ArFエキシマレーザ

3: Nd:YAGレーザ

4: Arレーザ

5: Er:YAGレーザ

国試第18回午前:第74問

腹腔鏡手術について正しいのはどれか。(医用治療機器学)

1: 気腹には二酸化炭素を用いる。

2: 侵襲が小さいので肺塞栓症は発生しない。

3: 止血クリップを多用するので電気メスは必要ない。

4: 電子内視鏡システムは使用しない。

5: 皮膚切開部位の局所麻酔で施行する。

国試第14回午前:第70問

レーザ手術装置について正しいのはどれか。

a: ハンドピースはオートクレーブで滅菌する。

b: ファイバ先端の汚れはアルコールガーゼで拭きとる。

c: 術者は使用レーザに適応した保護メガネを着用する。

d: 照射野からの拡散反射光も危険である。

e: 手術野からの煙霧の排除は医療ガス設備の吸引を用いる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第51問

レーザ治療装置について正しいのはどれか。

1: ArFレーザ光は網膜の凝固に用いられる。

2: Arレーザ光は結石破砕に用いられる。

3: Nd:YAGレーザ光は鏡視下手術に用いられる。

4: Ho:YAGレーザ光の吸収媒体はヘモグロビンである。

5: CO2レーザ光は石英ガラスファイバによって導光する。

国試第20回午前:第71問

Nd:YAGレーザについて誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

1: YAG結晶中のNdイオンがレーザ光を放出する。

2: レーザ媒質の励起は光で行う。

3: 出力光の基水波は近赤外線である。

4: 出力光は石英ファイバで伝送できる。

5: CO2レーザと比較して光侵達長が小さい。