第7回国試午後27問の類似問題

国試第6回午前:第81問

生体発生情報の計測時の雑音について正しいのはどれか。

a: 目的信号以外の生体電気は雑音とみなされる。

b: 差動増幅器は同相雑音を軽減することができる。

c: 商用交流雑音の除去には帯域除去フィルタが有効である。

d: 脳波測定のためのシールドルームのシールドは接地してはならない。

e: 周期的な信号をn回加算すれば不規則雑音を1/nにすることができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第50問

雑音に関して誤っているのはどれか。

1: 熱雑音は電子など荷電粒子の不規則振動に起因する。

2: ダイナミックレンジを決定する最小信号レベルは雑音によって規定される。

3: A/D変換に伴って発生する雑音を量子化雑音という。

4: 白色雑音の電力は計測の周波数帯域幅に比例する。

5: S/N比を改善するために計測の周波数帯域幅を広くする。

国試第32回午後:第61問

実効値10Vの信号に実効値1Vの雑音が重畳しているとき、SN比[dB]はどれか。

1: -20

2: -10

3: 0

4: 10

5: 20

国試第30回午前:第26問

信号処理について正しい組合せはどれか。

a: 周波数解析 --------------- フーリエ変換

b: SN比改善 ---------------- 加算平均

c: 信号平滑化 --------------- 微分演算

d: 輪郭強調 ----------------- 積分演算

e: 面積計算 ----------------- 移動平均

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第34問

電圧増幅度60dBの増幅器に実効値100μVの信号を入力したとき、出力におけるSN比が40dBとなった。出力における雑音成分の実効値はいくらか。

1: 10μV

2: 100μV

3: 1mV

4: 10mV

5: 100mV

国試第31回午前:第27問

雑音対策について誤っているのはどれか。

1: 信号の入力導線にシールド線を使用する。

2: 入力導線をまとめると電磁誘導による交流雑音が軽減できる。

3: ディジタルフィルタは演算によって雑音を除去する。

4: 不規則雑音の低減化には加算平均を使用する。

5: 高周波雑音はハムフィルタで除去する。

国試第2回午後:第21問

電子回路による電気信号の増幅について正しいのはどれか。

1: 増幅度(利得)が大きいほど信号対雑音比(S/N)が大きい。

2: 電圧増幅するためには増幅器の入力インピーダンスは大きい方がよい。

3: 最もよく用いられる半導体の増幅素子はダイオードである。

4: 半導体工学の進歩によりどのように小さな信号を増幅する場合でも雑音を問題にする必要がなくなった。

5: 生体信号を計測するときには増幅器の入力インピーダンスより出力インピーダンスに注意する必要がある。