関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。
1: 股外転
2: 股外旋
3: 足背屈
4: 足部内がえし
5: 股屈曲
関節リウマチの脊椎病変で最も多いのはどれか。
1: 黄色靱帯骨化
2: 環軸椎亜脱臼
3: 後縦靱帯骨化
4: 脊柱側弯
5: 腰椎椎間板ヘルニア
変形性関節症について正しいのはどれか。
1: 若年者に好発する。
2: 滑膜炎から軟骨の変性に至る。
3: 股関節では二次性股関節症が多い。
4: 膝関節では女性に比べ男性の有病率が高い。
5: 発症要因として遺伝的素因は認められない。
手指の変形性関節症について正しいのはどれか。
1: 安静時痛は少ない。
2: 女性よりも男性に多い。
3: 母指CM関節症が最も多い。
4: Heberden結節はPIP関節に起こる。
5: Bouchard結節はDIP関節に起こる。
大腿義足の膝継手が原因でない異常歩行はどれか。
1: 膝折れ
2: 外転歩行
3: 内側ホイップ
4: けりあげ異常
5: 膝のインパクト
誤っているのはどれか。
1: 骨軟化症の骨組織には類骨が残存する。
2: 甲状腺機能亢進性では病的骨折が起こる。
3: クッシング症候群では骨粗鬆症が起こる。
4: 関節リウマチではパンヌスが形成される。
5: 変形性関節症では関節縁に骨棘が形成される。
関節の形状で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 肩甲上腕関節は楕円関節である。
2: 腕尺関節はらせん関節である。
3: 橈骨手根関節は顆状関節である。
4: 手根間関節は鞍関節である。
5: 母指の手根中手関節は球関節である。
スワンネック変形で過伸展となるのはどれか。
1: 遠位指節間関節
2: 遠位橈尺関節
3: 近位指節間関節
4: 手根中手関節
5: 中手指節間関節
変形性股関節症で誤っているのはどれか。
1: 我が国では二次性が多い。
2: 血沈値が上昇する。
3: 歩き始めに疼痛が出現する。
4: 関節裂隙は狭小化する。
5: 股関節外転が制限される。
関節リウマチの理学療法で誤っているのはどれか。
1: 炎症症状の強い関節に寒冷療法を行う。
2: 朝のこわばりの強い時間帯は避ける。
3: 筋力増強運動は等尺性を原則とする。
4: 起き上がり動作は下肢と頭頸部の反動を利用する。
5: 移乗動作は座面を高く調整する。
下腿義足歩行で立脚後期に膝の急激な屈曲を生じる原因はどれか。
1: ソケットの内転角が不足している。
2: 靴のヒールが低すぎる。
3: 足部が過度に底屈位にある。
4: ソケットが足部に対して過度に前方に位置している。
5: 足部のトウブレークまでの長さが長すぎる。
変形性股関節症で誤っているのはどれか。
1: 日本では二次性が多い。
2: 血沈値が上昇する。
3: 歩き始めに疼痛が出現する。
4: 関節裂隙が狭小化する。
5: 股関節外転が制限される。
歩行において下腿義足の初期内転角が不足しているときに生じる現象はどれか。
1: 断端外側遠位部に圧迫感が生じる。
2: 断端内側遠位部に圧迫感が生じる
3: 踵接地時に義足足部が回旋する。
4: 義足の足部外側が浮き上がる。
5: 歩隔が広い。
大腿義足歩行で図のような異常がみられた。考えられる原因はどれか。
1: 断端の外転可動域に制限がある。
2: 断端の外転筋力が低下している。
3: 断端の股関節屈曲拘縮がある。
4: 義足が長すぎる。
5: ソケットに対して足部が内方にある。
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で運動方向と移動軸との組合せで誤っているのはどれか。
1: 足関節背屈 - 第5中足骨
2: 頸部回旋 - 鼻梁と後頭結節を結ぶ線
3: 頸部屈曲 - 外耳孔と頭頂を結ぶ線
4: 前腕回外 - 手指を伸展して手背面
5: 股関節屈曲 - 大腿骨
腰部脊柱管狭窄症で正しいのはどれか。
1: 先天発症が多い。
2: 内反尖足を生じる。
3: 間欠性跛行を生じる。
4: 腰椎前屈で症状が増強する。
5: 下肢の深部腱反射は亢進する。
下腿義足歩行で立脚後期に膝の急激な屈曲を生じる原因はどれか。
1: 靴のヒールが低すぎる。
2: ソケットの内転角が不足している。
3: 足部が過度に底屈位にある。
4: ソケットが足部に対して過度に前方に位置している。
5: 足部のトウブレークまでの長さが長すぎる。
関節リウマチでみられないのはどれか。
1: 関節の亜脱臼
2: 腱鞘滑膜の炎症
3: 関節軟骨の破壊
4: 関節内の結晶析出
5: 関節周囲の腱断裂
変形性関節症の病理学的変化はどれか。
1: 関節軟骨の破壊
2: アミロイドの沈着
3: 尿酸塩結晶の沈着
4: ピロリン酸カルシウムの沈着
5: Langhans(ラングハンス)巨細胞の出現
骨折後に偽関節を生じやすいのはどれか。
1: 手の舟状骨
2: 鎖骨遠位部
3: 橈骨遠位部
4: 中手骨骨幹部
5: 上腕骨近位部