左大脳半球の病変で出現しやすいのはどれか。2つ選べ。
1: 左右失認
2: 病態失認
3: 半側無視
4: 観念失行
5: 着衣失行
脳血管障害による右大脳半球損傷の症状で頻度の少ないのはどれか。
1: 間違った袖に手を通す。
2: 食事をお膳の片側半分残す。
3: 麻痺のあることが分からない。
4: 急須でお茶を入れる手順を混乱する。
5: 閉眼したままにという指示に開眼してしまう。
脳梗塞の発生部位と出現する症状の組合せで正しいのはどれか。
1: Broca領域 ── 遂行機能障害
2: 右小脳半球 ── 左上下肢の運動失調
3: 右内包後脚 ── 左上下肢の運動麻痺
4: 左前頭葉 ── 左半側空間無視
5: 左放線冠 ── 感覚性失語
図に示す脳卒中左片麻痺患者の動作で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
70歳の男性。脳硬塞片麻痺、発症後2か月。上左図の絵を患者の正面に置き、模写を指示したところ、上右図のように描いた。病巣部位として考えられるのはどれか。
脳卒中片麻痺患者の左半側空間無視に対する導入時の理学療法で誤っているのはどれか。
1: 理学療法士は左側に位置する。
2: 左側身体へ触覚刺激を高める。
3: 左側への体軸内回旋を加える。
4: 鏡による視覚刺激を利用する。
5: 右方から左方へ注意を移動させる。
70歳の男性。脳梗塞片麻痺、発症後2か月。図の上の絵を患者の正面に置き、模写を指示したところ、下の図のように描いた。考えられる障害はどれか。
1: 半側空間無視
2: 失 書
3: 失 語
4: 左同名半盲
5: 物体失認
50歳の男性。右利き。脳梗塞発症後2週経過。頭部CTを示す。この患者にみられる状態として考えにくいのはどれか。
1: Gerstmann症候群
2: 左下肢運動麻痺
3: 左上肢感覚低下
4: 左空間無視
5: 身体失認
67歳の右利きの男性。脳梗塞。入院時のエックス線CTを図に示す。みられやすい症状はどれか。2つ選べ。ア.半側空間無視イ.着衣失行ウ.ブローカー失語エ.観念失行オ.ゲルストマン症候群
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
左小脳半球梗塞で生じやすい症状はどれか。
1: 右半身感覚障害
2: 右上下肢失調症
3: 左片麻痺
4: 聴覚障害
5: 構音障害
70歳の男性。脳硬塞片麻痺、発症後2か月。図の上の絵を患者の正面に置き、模写を指示したところ、下の図のように描いた。この障害への対応として適切でないのはどれか。
1: 食事場面で患側にある食物を意識させる。
2: 体幹は健側方向への回旋を意識させる。
3: 理学療法士は患側に立って治療を行う。
4: 車椅子での集団風船バレーに参加させる。
5: 車椅子の患側のブレーキレバーに目印をつける。
前大脳動脈閉塞で生じやすいのはどれか。2つ選べ。 ア.手の把握反射イ.上肢より下肢に強い運動障害ウ.ウェルニッケ失語エ.同名半盲オ.半側空間無視
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
左大脳半球の病変で生じにくい高次脳機能障害はどれか。
1: 失 語
2: 失 算
3: 純粋失読
4: 観念運動失行
5: 運動維持困難
右利きの患者の頭部CTを示す。最も考えられる症状はどれか。
1: 左半側空間無視
2: 視覚失認
3: 着衣失行
4: 左右失認
5: 片麻痺
70歳の女性。右利き。脳梗塞を発症し搬送された。発症後2か月の頭部MRI示す。この画像で認められる脳梗塞の部位はどれか。
1: 視床
2: 内包
3: 被殻
4: 尾状核
5: 放線冠
80歳の女性。右利き。脳梗塞急性期の頭部MRI拡散強調像を示す。この患者の症状で考えられるのはどれか。
1: 失行
2: 失語
3: 体幹失調
4: 右片麻痺
5: 左半身の感覚障害
78歳の男性。脳梗塞。左顔面神経麻痺および右片麻痺を呈する。頭部MRIの拡散強調像を示す。梗塞巣として考えられるのはどれか。
1: ①
2: ②
3: ③
4: ④
5: ⑤
大脳で正しいのはどれか。
1: 中心溝によって左右半球に分けられる。
2: 外側溝によって側頭葉と後頭葉とに分けられる。
3: 鳥距溝によって頭頂葉と後頭葉とに分けられる。
4: 脳梁によって左右半球は連結している。
5: 脳弓によって下垂体は視床下部と連結している。
右延髄外側の脳梗塞で認められるのはどれか。
1: 右顔面の温痛覚障害
2: 右顔面神経麻痺
3: 右上斜筋麻痺
4: 右片麻痺
5: 左小脳性運動失調
図は脳出血による左片麻痺患者の検査結果である。この結果から考えられる障害はどれか。
1: 同名半盲
2: 半側空間無視
3: 身体失認
4: 病態失認
5: 構成失行