第37回午前第69問の類似問題

第45回午前:第32問

Yahrの重症度分類ステージⅢのParkinson病に対する作業療法で正しいのはどれか。  

1: 日中もポータブルトイレを使わせる。

2: 道具使用の手順に関する記憶は良好である。

3: 構音では流涎が問題となることはまれである。

4: 歩行訓練では歩幅を制限して姿勢の動揺を減らす。

5: 起き上がりは視覚的手がかりによって体幹回旋を導く。

第36回午前:第19問

53歳の女性。パーキンソン病。ヤールの重症度分類ステージIII。薬物コントロールが出来次第退院の予定である。作業療法で適切でないのはどれか。  

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第41回午前:第14問

53歳の女性。パーキンソン病。ヤールの重症度分類ステージIII。薬物コントロールができ次第退院の予定である。作業療法で適切でないのはどれか。  

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第45回午後:第30問

Parkinson病のYahrの重症度分類ステージVにおける運動療法で適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 四つ這い位保持

2: 膝立ち位保持

3: 立位保持

4: 呼吸訓練

5: 嚥下訓練

第56回午後:第30問

Parkinson病で姿勢反射障害および両側性の振戦があり、小刻み歩行でADLが自立している時のHoehn & Yahr重症度分類ステージはどれか。  

1: I

2: II

3: III

4: IV

5: V

  • 答え:3
  • 解説:Parkinson病の重症度を評価するHoehn & Yahr分類ステージでは、姿勢反射障害や両側性の振戦があり、小刻み歩行でADLが自立している状態はステージIIIに該当します。
  • ステージIは、症状が片側のみに現れる初期段階であり、姿勢反射障害や両側性の振戦はまだ現れません。
  • ステージIIでは、症状が両側に現れ始めますが、まだ姿勢反射障害は現れず、ADLが自立している状態です。
  • ステージIIIは、姿勢反射障害や両側性の振戦があり、小刻み歩行でADLが自立している状態で、この問題の症状に一致します。
  • ステージIVでは、歩行や立位が困難になり、介助が必要となる状態です。ADLが自立している状態ではありません。
  • ステージVは、車いすやベッドでの生活が必要となり、寝たきりの状態です。ADLが自立している状態ではありません。
  • 科目:神経筋疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第52回午前:第10問

62歳の男性。Parkinson病。起立と歩行は可能であるが、歩行中の方向転換時には不安定となり転倒しそうになる。姿勢反射障害もみられる。独居で日常生活はほぼ自立しているが、通院には介助が必要である。この患者のHoehn & Yahrの重症度分類ステージはどれか。  

1: Ⅰ

2: Ⅱ

3: Ⅲ

4: Ⅳ

5: Ⅴ

第43回午前:第20問

67歳の女性。Parkinson病。Yahrの重症度分類ステージIII。屋内では伝い歩きをしている。運動機能維持を目的とした作業療法で適切なのはどれか。2つ選べ。  

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第41回午前:第81問

パーキンソン病患者のすくみ足に対する家族への指導で適切なのはどれか。2つ選べ。 ア.向かい合って両手を引いて歩く。イ.後方から骨盤を押して歩く。ウ.リズムに合わせて1歩を踏み出す。エ.床に踏み越える目印のテープを貼る。オ.両腕を大きく振って階段を昇る。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第38回午後:第98問

パーキンソン病で誤っているのはどれか。  

1: 症状は左右対称性に発症する。

2: 運動開始の遅れがある。

3: 認知障害が認められる。

4: 姿勢調節障害がある。

5: 顔面の表情が乏しくなる。

第36回午前:第61問

パーキンソン病(ヤールの重症度分類ステージIII)の女性の更衣動作指導で適切でないのはどれか。  

1: 前開きシャツよりもかぶりシャツを勧める。

2: ボタンエイドよりもベルクロボタンを勧める。

3: フックなしブラジャーよりも前フック型のものを勧める。

4: キュロットよりも巻きスカートを勧める。

5: ハイソックスよりも足首までのソックスを勧める。

第48回午前:第29問

Hoehn&Yahrの重症度分類ステージⅢのParkinson病に対する在宅での訓練指導で適切でないのはどれか。  

1: 片膝立ちからの立ち上がり訓練

2: リズムに合わせた上肢の運動

3: 他動的な筋ストレッチ訓練

4: 四つ這いでのバランス訓練

5: 目印を用いた歩行訓練

第40回午後:第79問

パーキンソン病で誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧がみられる。

2: 小字症が認められる。

3: 振戦は運動によって憎悪する。

4: 方向転換が困難になる。

5: 立ち直り反応が障害される。

第42回午後:第83問

パーキンソン病で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 眼振が出現する。

2: 立ち直り反応が低下する。

3: 下肢ミオクローヌスが頻発する。

4: 運動によって振戦が増悪する。

5: 初期症状は一側性に出現する。

第34回午後:第80問

パーキンソン病について正しいのはどれか。  

1: 初発年齢は70歳代である。

2: 病的反射がみられる。

3: 仮面様顔貌がみられる。

4: 企図振戦がみられる。

5: 姿勢反射は障害されない。

第44回午前:第10問

72歳の男性。Parkinson病。Yahrの重症度分類ステージIVである。この患者に自分で行うように指導する内容で適切なのはどれか。  

1: 手足のつめ切りを行う。

2: 更衣のときにボタンがけを行う。

3: 低めの洋式便座を用いて排便を行う。

4: 食事のときには頸部伸展位で飲み込む。

5: ベッド端から下肢を下ろして起き上がる。

第47回午前:第10問

50歳の男性。Parkinson病。4年前から右足のふるえが出現し、抗Parkinson病薬を服用している。ADLは自立し、家事を行うことはできているが、作業に時間がかかるようになった。最近、下り坂の途中で足を止めることができず、前方へ転倒するようになったという。Hoehn & Yahrの重症度分類のステージはどれか。  

1: Ⅰ

2: Ⅱ

3: Ⅲ

4: Ⅳ

5: Ⅴ

第44回午前:第9問

72歳の男性。Parkinson病。Yahrの重症度分類ステージIVである。作業療法で適切なのはどれか。  

1: 細罫線紙を用いた書字

2: カミソリを使う整容動作

3: 会話を利用した発声練習

4: 折り紙を使ったつまみ動作

5: 革細工スタンピングによる巧緻動作

第53回午後:第28問

Parkinson病においてADLは自立で労働が制限されるときのHoehn & Yahrの重症度分類ステージはどれか。  

1: Ⅰ

2: Ⅱ

3: Ⅲ

4: Ⅳ

5: Ⅴ

第55回午前:第10問

70歳の女性。Parkinson病。Hoehn & Yahrの重症度分類ステージⅢ。自宅で頻回に転倒し、日常生活に支障をきたすようになった。この患者に対する指導として適切なのはどれか。  

1: 直線的な方向転換をする。

2: 歩行時に体幹を屈曲する。

3: 車椅子駆動の方法を指導する。

4: リズムをとりながら歩行する。

5: 足関節に重錘バンドを装着して歩行する。

  • 答え:4
  • 解説:Parkinson病の患者に対する指導として適切なのは、リズムをとりながら歩行することです。これは、視覚や聴覚の刺激を利用した運動が大脳基底核を通らないルートで行われるため、Parkinson病患者が運動をスムーズに開始することができます。
  • 直線的な方向転換は、Parkinson病患者には適切ではありません。方向転換の際は、大きく弧を描くように方向転換するようにするとよいです。
  • 歩行時に体幹を屈曲することは、Parkinson病患者には適切ではありません。体幹前傾は、胸郭の可動制限を生じ、呼吸の障害を呈しやすいため、歩行時は体幹を可能な範囲で伸展するよう指導することが適切です。
  • 車椅子駆動の方法を指導することは、Hoehn & Yahrの重症度ステージⅢの患者には必要性が低いです。歩行障害がみられるものの、歩行自体は可能であるため、車椅子の駆動は今後ステージが進むことを想定して練習しておいてもよいが、運動学習や認知に障害がなければ必要性は低いです。
  • リズムをとりながら歩行することは、Parkinson病患者に適切な指導です。視覚や聴覚の刺激を利用した運動は、大脳基底核を通らないルートで行われるため、Parkinson病患者が運動をスムーズに開始することができます。
  • 足関節に重錘バンドを装着して歩行するとよいのは、脊髄小脳変性症患者などの運動失調を呈する患者であり、Parkinson病患者には適切ではありません。
  • 科目:神経筋疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第55回午前:第15問

75歳の女性。Parkinson病。Hoehn & Yahrの重症度分類ステージⅣ。歩行時に小刻み歩行、突進現象、すくみ足が出現する。歩行練習として適切なのはどれか。  

1: 速く歩く。

2: 広いところで歩く。

3: 床に引いた一本線上を歩く。

4: 目標地点の手前を注視して歩く。

5: お盆に載せたコップを運びながら歩く。