第37回午前第52問の類似問題

第50回午後:第42問

Lewy小体型認知症患者の作業療法にみられる特徴はどれか。  

1: 活動にむらがある。

2: 姿勢保持が良い。

3: 多幸的である。

4: 作話が多い。

5: 歩き回る。

第53回午後:第42問

「作業の手順が分からない」、「説明がよく分からない」と訴える統合失調症の患者の認知機能を精査する目的で検査を実施した。図版の一部を図に示す。このような図版が含まれるのはどれか。 

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1: WAB

2: BADS

3: MMSE

4: BACS-J

5: WAIS-Ⅲ

第36回午前:第11問

20歳の男性。オートバイ事故による外傷性脳損傷。受傷後3か月経過。女性に触れたがるなどの行動がみられ、ミニメンタルステート検査(MMSE)は10点、車椅子駆動は可能、右上肢(利き手)に中等度の運動麻痺を認める。作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 見当識訓練

2: 移乗動作訓練

3: 利き手交換訓練

4: 運転のシミュレーション

5: 生活リズムの定着化

第52回午前:第26問

右利きの患者の頭部CTを示す。最も考えられる症状はどれか。 

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1: 左半側空間無視

2: 視覚失認

3: 着衣失行

4: 左右失認

5: 片麻痺

第42回午前:第83問

小脳症状として適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: ジスメトリー

2: 折りたたみナイフ現象

3: 深部感覚障害

4: 病的反射陽性

5: 筋緊張低下

第43回午前:第8問

脳卒中による右片麻痺患者に対する上肢の随意性向上を目的としたアプローチで、易しい順に並んでいるのはどれか。 

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1: ①-②-③

2: ①-③-②

3: ②-①-③

4: ②-③-①

5: ③-②-①

第44回午前:第39問

片麻痺患者の自助具として適切でないのはどれか。  

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第57回午後:第17問

64歳の女性。右利き。脳梗塞。約1か月前に左大脳に発症。現在は聴覚理解に問題はないが、発語は非流暢かつ緩徐である。話す言葉の量は少なく、発語の際には多大な努力を要している。四肢の麻痺はみられない。この患者への対応として正しいのはどれか。  

1: 患者の話す内容が文法的に誤っていれば医療者が即座に細かく修正する。

2: 患者が「はい」「いいえ」で答えることができるように質問する。

3: 医療者が口頭で説明をするときにはジェスチャーを交える。

4: コミュニケーションエイドを導入する。

5: 患者にメモをとるように指導する。

第57回午後:第32問

SIASに含まれるのはどれか。  

1: 意識レベル

2: 痛 覚

3: 非麻痺側筋力

4: 病的反射

5: 麻痺側筋力

第38回午前:第43問

4歳児に用いる検査で適切でないのはどれか。  

1: フロスティッグ視知覚発達検査

2: デンバー式発達スクリーニングテスト

3: 田中・ビネー式知能検査

4: 運動年齢検査

5: WISC-R

第53回午前:第89問

Lewy小体型認知症に伴うことが多いのはどれか。  

1: 幻視

2: 失語症

3: 高血圧

4: 聴覚障害

5: 入眠障害

  • 答え:1
  • 解説:Lewy小体型認知症は、幻視やパーキンソン症状、うつ症状、レム睡眠行動障害などが特徴的な症状として現れることが多いです。
  • 幻視はLewy小体型認知症で初期から見られやすい症状であり、この問題の正解です。
  • 失語症は言語機能の障害で、Alzheimer型認知症などで見られやすい症状ですが、Lewy小体型認知症では特に多くは見られません。
  • 高血圧は脳血管性認知症で見られやすい症状ですが、Lewy小体型認知症とは直接関係がないため、この問題の答えではありません。
  • 聴覚障害は認知症の危険因子として挙げられることがありますが、特定の認知症の型で特別に見られやすいというわけではないため、この問題の答えではありません。
  • 入眠障害はAlzheimer型認知症で見られやすい症状です。Lewy小体型認知症でも睡眠障害は見られることがありますが、特にレム睡眠行動障害が見られやすいため、この問題の答えではありません。
  • 科目:老年期障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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