第36回午前第52問の類似問題

第42回午前:第96問

糖尿病患者の理学療法で誤っているのはどれか。  

1: HbA1cの数値を確認する。

2: 冷や汗は低血糖発作の予兆である。

3: ベッド上の安静は血糖値を低下させる。

4: 運動療法施行時には砂糖を用意しておく。

5: 意識障害発作は低血糖と高血糖で起こる。

第35回午前:第48問

視力障害を伴う糖尿病患者の作業療法で誤っているのはどれか。  

1: こぎん刺しなどの細かい手工業を用いる。

2: 刃物や針は使用上の注意を指導する。

3: 物品の位置を手で触れて確認させる。

4: 道具の配置を決めておく。

5: 作業中の低血糖発作に注意する。

第37回午後:第85問

低血糖の症状でないのはどれか。  

1: 空腹感

2: 口渇

3: 冷汗

4: 手の震え

5: 意識障害

第40回午後:第86問

低血糖の症状で誤っているのはどれか。  

1: 冷汗

2: 顔面蒼白

3: 口渇

4: 頻脈

5: 意識障害

第52回午前:第30問

作業療法中の低血糖発作で注意すべきなのはどれか。  

1: 深い呼吸

2: 喉の渇き

3: 手の震え

4: 皮膚の乾燥

5: 筋緊張の亢進

第55回午後:第37問

糖尿病患者において低血糖発作時にみられる症状はどれか。  

1: 嘔吐

2: 胸痛

3: 口渇

4: 発汗

5: 腹痛

第34回午前:第55問

糖尿病を合併した患者の家事指導で適切でないのはどれか。  

1: 体力配分を考慮した家事計画を立てる。

2: 食事の前に活動の重点を置くように話す。

3: カロリー計算を組み入れた献立をつくる。

4: 日常使う調理器具の配置を決める。

5: やけどや刃物傷への注意を促す。

第47回午後:第93問

低血糖症状でないのはどれか。  

1: 頻脈

2: 生あくび

3: 意識消失

4: 激しい口渇

5: 計算能力の低下

第56回午前:第46問

糖尿病患者の運動療法を中止すべき状態はどれか。  

1: 発汗

2: 冷汗

3: 体温 37.0℃

4: Borg指数 13

5: 脈拍数 110/分

第53回午前:第93問

糖尿病の運動療法で正しいのはどれか。  

1: 食後すぐに運動を開始する。

2: 冷汗は高血糖発作の予兆である。

3: インスリン投与中は運動療法を中止する。

4: 空腹時血糖値が高いほど運動量を増やす。

5: 増殖性網膜症がある場合には運動強度を軽くする。

  • 答え:5
  • 解説:糖尿病の運動療法では、食後1~2時間後に運動を開始し、インスリン投与中でも運動が可能である。ただし、空腹時血糖値が高い場合や増殖性網膜症がある場合は注意が必要である。
  • 食後すぐに運動を開始するのではなく、食後1~2時間後に運動を開始することで食後の高血糖が改善される。
  • 冷汗は低血糖発作の予兆であり、高血糖発作では著しい口渇(脱水)、全身倦怠感、悪心、嘔吐などの消化器症状が生じる。
  • インスリン投与中であっても運動療法は可能であり、投与後すぐに運動するときなどはインスリン投与量の減量が必要な場合がある。
  • 空腹時血糖値が高い場合(空腹時血糖≧250mg/dL)は、運動を禁止・制限する必要がある。
  • 増殖性網膜症がある場合は運動療法は原則禁忌であり、運動療法を継続してきた患者には強度を軽くするか中止する場合がある。
  • 科目:内部障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
  • この問題について報告する

第50回午後:第35問

糖尿病患者にみられる病態で運動負荷が禁忌となるのはどれか。  

1: 高血圧症

2: 感覚神経障害

3: 脳梗塞後遺症

4: ケトアシドーシス

5: 閉塞性動脈硬化症

第38回午前:第66問

住宅の高齢片麻痺者の作業療法で適切な組合せはどれか。  

1: 糖尿病を合併-歩行を朝昼夕に小分けして行う。

2: 肺気腫を合併-息切れすればビニール袋の呼気を吸いながら作業を続ける。

3: 高血圧を合併-作業動作は急がせ短時間で終了させる。

4: 白内障を合併-日光の当たる場所で作業する。

5: 下肢静脈瘤を合併-散歩では連続歩行時間を延ばす。

第48回午前:第13問

54歳の女性。糖尿病性末梢神経障害。インスリンによる治療を受けている。低血糖発作の既往が指摘されている。作業療法中、この患者に現れる初期の低血糖症状で可能性が高いのはどれか。  

1: 発汗

2: 複視

3: けいれん

4: 行動異常

5: 意識障害

第45回午後:第36問

心不全患者の作業療法を実施する際の絶対的禁忌はどれか。  

1: 1. 高 齢

2: 2. 糖尿病

3: 3. 高血圧

4: 4. 不安定狭心症

5: 5. 上室性期外収縮

第51回午後:第46問

糖尿病患者における運動療法が禁忌となる合併症はどれか。  

1: 高血圧症

2: 増殖性網膜症

3: 閉塞性動脈硬化症

4: ポリニューロパチー

5: ペースメーカー植込み後

第35回午前:第100問

てんかん患者の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: その日の体調を確認する。

2: 発作の作業への影響をみる。

3: 発作時の対応を明確にしておく。

4: 長時間を要する作業を設定する。

5: 集団作業療法を取り入れる。

第34回午前:第68問

糖尿病の運動療法で誤っているのはどれか。  

1: 食後1時間後に実施する。

2: 低血糖症状に対して糖分を携帯する。

3: 自転車エルゴメータで1日30分程度行う。

4: 頻度は週3回程度とする。

5: 運動強度はボルグ指数で「かなりきつい」とする。

第47回午前:第30問

糖尿病患者にみられる病態で運動負荷が禁忌となるのはどれか。  

1: 高血圧症

2: 脳梗塞後遺症

3: ケトアシドーシス

4: 閉塞性動脈硬化症

5: 糖尿病性神経障害

第37回午前:第62問

腎透析患者の作業療法上の注意点で誤っているのはどれか。2つ選べ。  

1: 糖尿病、動脈硬化症などの合併症が多い。

2: 安静時の脈拍と血圧とが心血管系の状態の指標として有用である。

3: 透析療法開始によって活動性の改善がみられる。

4: シャント造設で血流が増加した上肢の機能は改善する。

5: 透析当日は電解質異常のために不調になりやすい。

第55回午前:第48問

廃用症候群の症状と予防法の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧――離床

2: 筋力低下――――神経筋電気刺激

3: 骨萎縮―――――機能的電気刺激

4: 褥瘡――――――体位変換

5: 深部静脈血栓――弾性ストッキング