正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 成人の心臓は約500 gである。
2: 心軸は左前下方から右後上方に向かう。
3: 房室弁は二尖弁である。
4: 心臓壁は3層からなる。
5: 刺激伝導路と呼ばれる交感神経が存在する。
消化器について正しいのはどれか。
1: 肝臓は横隔膜の真上にある。
2: 小腸は十二指腸と回腸とに分かれる。
3: 胃の肛門側の開口部を噴門という。
4: 大腸は結腸と直腸とに分かれる。
5: 膵臓は胃の後方に位置する。
正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 腎静脈には動脈血が流れる。
2: 総腸骨静脈は下大静脈へ流入する。
3: 冠状静脈洞は左心房へ注ぐ。
4: 奇静脈は門脈へ注ぐ。
5: 脳底静脈叢は脊柱管の静脈叢と連絡をもつ。
正しいのはどれか。
1: 動脈の血管壁は外膜と内膜の2層からなる。
2: 心臓上後部を心尖という。
3: 左房室弁を三尖弁という。
4: 左心房は左右の肺静脈を受ける。
5: 大動脈弁は左右の半月弁からなる。
胃の解剖について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 胃体部に胃底腺がある。
2: 食道と胃の境に噴門が位置する。
3: 角切痕から近位部が幽門前庭である。
4: 胃酸を分泌する腺は胃底部に多くみられる。
5: 大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。
腎臓の機能で誤っているのはどれか。
1: 原尿の99%は尿細管で再吸収される。
2: ナトリウムは主に近位尿細管で再吸収される。
3: カリウムは主に遠位尿細管で再吸収される。
4: 傍糸球体細胞からレニンを分泌する。
5: 間質細胞からエリスロポエチンを分泌する。
膵臓で正しいのはどれか。
1: 膵頭は脾臓に接する。
2: 膵尾は十二指腸に接する。
3: 膵管は十二指腸に開口する。
4: 膵体は横行結腸前面を横走する。
5: Langerhans〈ランゲルハンス〉島は膵頭に多く存在する。
消化器について正しいのはどれか。
1: 胆汁は胆嚢で産生される。
2: 膵臓は胃の後方に位置する。
3: 大腸は結腸と直腸からなる。
4: 小腸は十二指腸と回腸からなる。
5: 胃の肛門側の開口部を噴門という。
慢性腎臓病で正しいのはどれか。
1: 若年者に多い。
2: 血清クレアチニンは筋量に影響を受ける。
3: 蛋白尿の評価には随時尿のみ用いられる。
4: レジスタンストレーニングは禁忌である。
5: 推算糸球体濾過量〈eGFR〉は4つの段階に分類される。
腎臓の機能で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 体温の調節
2: 尿量の調節
3: 血漿量の調節
4: 白血球数の調節
5: 概日リズムの調節
正しいのはどれか。
1: 食道は上行大動脈の腹側にある。
2: 胃底部は横隔膜と接する。
3: 胆嚢は肝臓の頭側に接する。
4: 総肝管は十二指腸に開口する。
5: 膵頭部は脾臓に接する。
排尿機構で誤っているのはどれか。
1: 排尿中枢は第2~4仙髄にある。
2: 骨盤神経は体性神経から成る。
3: 外括約筋は陰部神経支配である。
4: 排尿時の膀胱内圧は100~150 cmH2Oである。
5: 骨盤底筋群は括約筋の働きをする。
腎臓の排尿機構で正しいのはどれか。
1: Bowman囊は集合管に接続する。
2: 近位尿細管ではNa+が再吸収される。
3: ネフロンは糸球体と近位尿細管から構成される。
4: 糸球体ではアルブミンは水よりも濾過されやすい。
5: 糸球体濾過量は健常成人では1日に1~1.5 Lである。
正しいのはどれか。2つ選べ。
1: リンパ節には皮質と髄質とがある。
2: リンパ管には弁がほとんどない。
3: 胸管は乳び槽から起こる。
4: 胸管は右鎖骨下静脈に入る。
5: 右腰リンパ本幹は右リンパ本幹に入る。
運動負荷による臓器への血流配分について正しいのはどれか。
1: 冠血流は減少する。
2: 肝血流は減少する。
3: 腎血流は増加する。
4: 脳血流は増加する。
5: 皮膚血流は減少する。
リンパ系について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 脾臓はリンパ液を濾過する。
2: 胸管は右鎖骨下静脈に流入する。
3: 腸管由来のリンパ液を乳糜という。
4: リンパ管には弁機構が存在しない。
5: 右下肢のリンパ液は胸管に流入する。
泌尿器の解剖について正しいのはどれか。
1: 膀胱括約筋は平滑筋である。
2: 膀胱尖には膀胱三角が位置する。
3: 膀胱底は膀胱の前方に位置する。
4: 尿管は総腸骨動脈の後方を通る。
5: 尿管壁は粘膜と外膜の2層からなる。
胃の解剖について正しいのはどれか。
1: 胃底は胃の下方をいう。
2: 胃の左縁を小弯という。
3: 食道と胃の境に噴門が位置する。
4: 大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。
5: 胃酸を分泌する腺は幽門前庭に多くみられる。
心臓について正しいのはどれか。
1: 心臓に分布する冠動脈は1本である。
2: 左房室弁は三尖弁である。
3: 大動脈弁は二尖弁である。
4: 中隔鎌は卵円孔弁の痕跡である。
5: 心耳には乳頭筋が認められる。