第55回午後第67問の類似問題

第47回午前:第59問

消化管で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 胆管は空腸に開口する。

2: 大腸のリンパ流は胸管に注ぐ。

3: 小腸の静脈血は下大静脈に直接注ぐ。

4: 回腸と盲腸との移行部には弁がある。

5: 幽門括約筋は大腸から小腸への逆流を防ぐ。

第39回午後:第28問

交感神経の作用について正しい組合せはどれか。  

1: 瞳孔-散大

2: 気管支-収縮

3: 皮膚血管-拡張

4: 消化腺-分泌亢進

5: 内尿道括約筋-弛緩

第42回午後:第18問

腎臓で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.糸球体は髄質にある。イ.近位尿細管は腎盂にある。ウ.尿管は皮質と連結する。エ.輸入細動脈は糸球体と連結する。オ.遠位尿細管はヘンレ係蹄と連結する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第36回午後:第19問

腸管について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.腹部消化器のリンパ流は胸管に注ぐ。イ.腸の静脈血は下大動脈に直接注ぐ。ウ.幽門括約筋は大腸から小腸への逆流を防ぐ。エ.胆管は空腸に開口する。オ.回腸と盲腸との移行部には弁がある。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午後:第17問

小腸で誤っているのはどれか。  

1: 大十二指腸乳頭は総胆管と膵管の開口部である。

2: 空腸と回腸は腸間膜で固定されている。

3: 小腸の壁の粘膜は半月ヒダである。

4: 筋層の間や粘膜下組織に神経叢がある。

5: 腸腺は絨毛の間に開口する。

第50回午後:第63問

副交感神経の作用はどれか。  

1: 気管支の収縮

2: 心拍数の増加

3: 涙液の分泌抑制

4: 膵液の分泌抑制

5: 内肛門括約筋の収縮

第42回午後:第25問

副交感神経優位時の臓器とその働きとの組合せで誤っているのはどれか。  

1: 眼-縮瞳

2: 心臓-心拍数減少

3: 肝臓-グリコーゲン分解

4: 膵臓-膵液分泌

5: 膀胱-排尿筋収縮

第55回午後:第66問

脳神経とその働きの組合せで正しいのはどれか。  

1: 顔面神経――軟口蓋の挙上

2: 三叉神経――下顎の運動

3: 舌咽神経――舌の運動

4: 舌下神経――唾液分泌

5: 迷走神経――口唇閉鎖

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、脳神経とその働きの正しい組み合わせを選ぶ必要があります。脳神経は、脳から出ている神経のことで、それぞれ異なる機能を持っています。
  • 顔面神経は、顔面の表情筋を支配する運動神経、舌前2/3の味覚を伝える感覚神経、舌下腺を支配する副交感神経からなります。軟口蓋の挙上には、三叉神経、舌咽神経、迷走神経などが関与するため、この選択肢は間違いです。
  • 三叉神経は、顔面の体性感覚を伝える感覚神経、咀嚼筋を支配する運動神経からなります。下顎の運動は、三叉神経の第3枝である下顎神経によって行われるため、この選択肢は正しいです。
  • 舌咽神経は、舌後1/3の味覚と咽頭の感覚を伝える感覚神経、咽頭の嚥下運動を起こす運動神経、耳下腺を支配する副交感神経からなります。舌の運動は舌下神経によって行われるため、この選択肢は間違いです。
  • 舌下神経は、舌筋を支配する運動神経からなります。唾液分泌は、顔面神経、舌咽神経によって行われるため、この選択肢は間違いです。
  • 迷走神経は、咽頭・喉頭を支配する感覚神経と運動神経、胸腹部内臓を支配する副交感神経からなります。口唇閉鎖は顔面神経によって行われるため、この選択肢は間違いです。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第48回午後:第93問

嚥下に関わる神経とその働きの組合せで正しいのはどれか。  

1: 三叉神経 − 口唇閉鎖

2: 顔面神経 − 下顎の運動

3: 迷走神経 − 嚥下反射

4: 舌咽神経 − 舌の運動

5: 舌下神経 − 唾液分泌

第46回午後:第54問

下肢の筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 中殿筋 — 下殿神経

2: 縫工筋 — 閉鎖神経

3: 膝窩筋 — 脛骨神経

4: 後脛骨筋 — 総腓骨神経

5: 短指屈筋 — 内側足底神経

第35回午後:第7問

副腎について正しいのはどれか。  

1: 右副腎静脈は右腎静脈を介して下大静脈に移行する。

2: 左副腎は右副腎よりも1/2椎体高い位置にある。

3: 髄質は糖質コルチコイドを分泌する。

4: 皮質は抗利尿ホルモンを分泌する。

5: 髄質は中胚葉に由来する。

第34回午後:第16問

正しいのはどれか。  

1: 咽頭壁の筋層は平滑筋組織である。

2: 食道は第11胸椎で胃の幽門に移行する。

3: 幽門では括約筋が発達している。

4: 噴門腺にはガストリンを分泌するG細胞が多い。

5: 胃底とは胃体と十二指腸との間をいう。

第45回午後:第61問

末梢神経で正しいのはどれか。  

1: 節後性交感神経線維は有髄線維である。

2: 大径の運動神経線維は無髄線維である。

3: 無髄線維はSchwann細胞に覆われている。

4: 有髄線維は直径が大きいほど伝導速度が遅い。

5: 神経筋接合部にはノルアドレナリンが含まれている。

第52回午後:第62問

四肢からの感覚伝導路について正しいのはどれか。  

1: 触覚の線維は中脳で交叉する。

2: 圧覚の線維は脊髄視床路を通る。

3: 温度覚の線維は脊髄節で交叉する。

4: 一次ニューロンの細胞体は後角にある。

5: 痛覚の伝導路は延髄で二次ニューロンになる。

第47回午前:第58問

尿生成の流れの方向として正しいのはどれか。  

1: 腎盤から腎杯へ

2: 尿道から膀胱へ

3: 尿管から髄質部集合管へ

4: 遠位尿細管から皮質部集合管へ

5: 近位曲尿細管からBowman囊へ

第48回午後:第64問

副交感神経が交感神経より優位に働いたときの反応はどれか。  

1: 瞳孔散大

2: 排尿筋弛緩

3: 気管支収縮

4: 心拍数増加

5: 筋内血管拡張

第37回午後:第14問

正しいのはどれか。  

1: 噴門から上部を胃体という。

2: 胃体の下端部を胃底という。

3: 十二指腸は粘膜ヒダに富む。

4: 小腸の後半部に回腸がある。

5: 横行結腸右端は下行結腸に連なる。

第57回午後:第55問

脊髄について正しいのはどれか。  

1: 体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体は後根神経節に存在する。

2: 白質はその大部分を神経細胞の細胞体が占める。

3: 運動神経細胞は後角にある。

4: 深部感覚は前索を上行する。

5: 温痛覚は後索を上行する。

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、脊髄に関する知識を問うています。脊髄は中枢神経系の一部であり、神経細胞の細胞体や神経線維が集まっています。正しい選択肢は、体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体が後根神経節に存在することです。
  • 選択肢1は正しいです。体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体は後根神経節に存在します。これは、感覚情報を脊髄に伝達する役割を果たしています。
  • 選択肢2は間違いです。白質は神経線維が集まっている部分であり、その大部分を神経細胞の細胞体が占めるのは灰白質です。白質は脊髄の周囲にあり、神経線維が無数に走っています。
  • 選択肢3は間違いです。運動神経細胞は脊髄の前角に存在し、筋肉への指令を伝える役割を果たしています。後角には感覚神経細胞があり、感覚情報を受け取ります。
  • 選択肢4は間違いです。深部感覚は脊髄の後索を上行し、脳に伝達されます。前索は粗大触圧感覚が上行する部分であり、深部感覚とは異なります。
  • 選択肢5は間違いです。温痛覚は脊髄の側索を上行し、脳に伝達されます。後索は深部感覚が上行する部分であり、温痛覚とは異なります。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第44回午後:第25問

副交感神経の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 発 汗

2: 涙液分泌

3: 立毛筋収縮

4: 筋血管拡張

5: 気管支収縮

第39回午後:第18問

腎臓についての正しいのはどれか。  

1: 糸球体は髄質にある。

2: 糸球体は血液をろ過する。

3: 遠位尿細管は腎盂にある。

4: 尿細管はブドウ糖を排出する。

5: 尿管は皮質と連結する。