第55回午前第72問の類似問題

第49回午前:第74問

正常歩行時の矢状面における重心移動について正しいのはどれか。  

1: 歩行速度が増すと重心軌道の高低差は小さくなる。

2: 1歩行周期において重心軌道は一峰性を示す。

3: 重心の移動速度は立脚中期で最も速くなる。

4: 重心が最も高くなるのは荷重反応期である。

5: 重心が最も低くなるのは踵接地期である。

第53回午前:第23問

歩行について正しいのはどれか。  

1: 身長が高いほど重複歩距離は短くなる。

2: 進行方向と足の長軸がなす角度を足角という。

3: 両脚支持期は歩行速度が速くなると長くなる。

4: 水平面上の進行方向に対して垂直方向の両足の開きを歩幅という。

5: 一側の踵が接地してから再び接地するまでの時間をステップ時間という。

第52回午後:第4問

右股関節の可動域を表に示す。快適速度で直線路を歩行した場合に予想される特徴はどれか。 

52_1_4

1: 歩隔の増加

2: 右の歩幅の減少

3: 左の遊脚時間の延長

4: 右立脚時の体幹の左側屈

5: 左立脚時の左股関節外転角度の増加

第48回午前:第74問

健常成人が歩行速度を上げた場合の変化で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 歩隔の拡大

2: 歩行率の増加

3: 重複歩距離の増加

4: 両脚支持期の延長

5: 重心の左右移動の増加

第43回午後:第47問

歩行について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 重心点の高さは立脚中期に最大となる。

2: 歩行速度は重複歩時間に比例する。

3: 両脚支持期は1歩行周期に1回ある。

4: 歩行率は一般に男性が女性よりも高い。

5: エネルギー効率は快適歩行速度で最もよい。

第50回午前:第74問

正常歩行時の重心移動幅の減少への関与が小さいのはどれか。  

1: 骨盤傾斜

2: 二重膝作用

3: 膝関節の回旋

4: 骨盤の回旋運動

5: 骨盤の側方移動

第36回午後:第46問

正常歩行で誤っているのはどれか。 ア.骨盤傾斜によって遊脚側股関節は内転する。イ.速度にかかわらず立脚相は遊脚相より長い。ウ.重心の上下移動は踵接地期に最低となる。エ.ヒラメ筋は立脚相のみで活動する。オ.速度が早くなるとエネルギー効率があがる。  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第54回午後:第28問

若年者と比較した高齢者の歩行で正しいのはどれか。  

1: 歩隔は狭くなる。

2: 歩幅は大きくなる。

3: 腕の振りは減少する。

4: 両脚支持期は短くなる。

5: 遊脚相における足尖と床面との距離は大きくなる。

第38回午後:第45問

高齢者の歩行の特徴で正しいのはどれか。  

1: 若年者と同じ速度で歩く場合は歩調を多くとる。

2: 若年者に比べて遊脚相/立脚相比が増加する。

3: 若年者に比べて骨盤の水平回旋は大きくなる。

4: 若年者に比べて頭部の上下動の振幅は大きくなる。

5: 若年者に比べて床反力垂直成分の変化は大きい。

第39回午後:第47問

正常歩行で誤っているのはどれか。  

1: 重心点の高さは踵接地期に最低となる。

2: 骨盤後傾は立脚相中期に最大となる。

3: 骨盤の支持脚側への側方移動は股内転によって起こる。

4: 股関節は遊脚相初期から屈曲する。

5: 膝関節は立脚相後半に伸展する。

第50回午後:第43問

正常歩行について正しいのはどれか。  

1: 股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。

2: 膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。

3: 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。

4: 一側下肢の立脚相と遊脚相の割合は7:3である。

5: 高齢者では歩行比が大きくなる。

第34回午後:第47問

正常歩行で正しいのはどれか。  

1: 歩行の一周期は一側の踵接地から他側の踵接地までである。

2: 歩行率(ケイデンス)は身長に比例して大きくなる。

3: 歩隔は踵が接地して、次に再び同側の踵が接地するまでの距離である。

4: 重心の上下・左右の移動が高振幅である方がエネルギー効率がよい。

5: 両脚支持期は一歩行周期に2回ある。

第57回午後:第74問

正常歩行について正しいのはどれか。  

1: 足関節は1歩行周期に背屈と底屈とが2回生じる。

2: 股関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが2回生じる。

3: 膝関節は1歩行周期に伸展と屈曲とが1回生じる。

4: 一側下肢の立脚相と遊脚相の割合は7:3である。

5: 高齢者では歩行比が大きくなる。

第35回午後:第48問

正常歩行について誤っているのはどれか。  

1: 一側の踵接地から次の同側踵接地までを1歩行周期という。

2: 一側下肢の立脚相と遊脚相の比率は1:1である。

3: 1分間の歩数を歩行率という。

4: 歩行速度と歩幅とは正の相関がある。

5: 自由歩行時の歩幅は50~80 cmである。

第49回午前:第73問

立位姿勢について正しいのはどれか。  

1: 重心動揺は閉眼にて減少する。

2: 重心動揺は年齢によって変化しない。

3: 立位時に股関節のY靱帯は弛緩する。

4: 安静立位時にヒラメ筋の持続的筋収縮がある。

5: 立位時の重心の位置は第1腰椎の後方にある。

第44回午後:第47問

歩行時に若年者よりも高齢者の方が大きいのはどれか。  

1: 歩 隔

2: 歩 幅

3: 骨盤回旋

4: 遊脚相/立脚相比

5: 頭部の上下動の振幅

第36回午後:第47問

歩行周期について誤っているのはどれか。  

1: 一歩とは一方の踵接地から他方の踵接地までをいう。

2: 重複歩とは踵接地から次の同側の踵接地までをいう。

3: 歩行率とは1秒または1分当たりの歩数である。

4: 正常歩行の遊脚相は歩行周期の25%を占める。

5: 走行時には二重支持期が消失する。

第49回午前:第15問

右股関節の可動域を下表に示す。予想される歩行時の特徴はどれか。 

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1: 左の歩幅の減少

2: 腰椎前弯の減少

3: 左伸び上がり歩行

4: 上肢の振り幅の増加

5: 左Trendelenburg徴候

第53回午前:第74問

正常歩行について正しいのはどれか。  

1: 肩関節は同側の踵接地時に最大屈曲位となる。

2: 膝関節は踵接地直後に伸展する。

3: 骨盤は水平面において回旋運動をする。

4: 骨盤は前額面において水平に保たれる。

5: 骨盤は遊脚側へ側方移動する。

  • 答え:3
  • 解説:正常歩行では、肩関節、膝関節、骨盤が特定の動きを行い、体のバランスを保ちながら歩行が行われます。この問題では、それらの動きの中で正しいものを選ぶ必要があります。
  • 肩関節は同側の踵接地時に最大伸展位となるので、この選択肢は間違いです。
  • 膝関節は踵接地直後に屈曲するので、この選択肢は間違いです。
  • 正しい選択肢です。正常歩行では、骨盤は水平面において回旋運動をすることで、歩行の効率を高めています。
  • 骨盤は前額面において立脚側が内転するので、この選択肢は間違いです。
  • 骨盤は立脚側へ側方移動するので、この選択肢は間違いです。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午前:第73問

失調症の歩行時に出現しやすいのはどれか。2つ選べ。  

1: 歩隔の拡大

2: 歩行速度の漸増

3: 二重支持期の短縮

4: 前傾前屈姿勢

5: 不規則な歩調