第54回午後第10問の類似問題

第53回午前:第20問

生後4か月の乳児。健診で股関節の異常を指摘された。来院時に右股関節の開排制限を認めたため、股関節のエックス線単純検査を行った。行うべき対応として適切なのはどれか。 

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1: 経過観察

2: ギプス固定

3: 観血的整復術

4: オーバーヘッド牽引

5: リーメンビューゲル装具

第45回午後:第15問

図の姿勢をとるようになる時期までに起こる正常発達で正しいのはどれか。 

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1: Landau反射は消失している。

2: 足底把握反射は消失している。

3: 頸椎の生理的前弯が生じている。

4: 座位での傾斜反応が出現している。

5: 自分で起き上がって座れるようになる。

第41回午前:第20問

4歳の男児。痙直型両麻痺。平行棒内両手支持での立位保持は可能だが、はさみ状歩容である。運動療法で適切でないのはどれか。  

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第38回午前:第21問

5歳のアテトーゼ型脳性麻痺児。介助立位では足底を持続して床に着いていられない。上肢運動年齢テストは24か月である。上肢機能の発達を促す遊びの設定として適切でないのはどれか。  

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第54回午後:第45問

Down症候群の子どもの運動発達の特徴で適切なのはどれか。  

1: 後弓反張

2: はさみ脚歩行

3: スカーフ徴候陰性

4: シャフリング移動

5: 緊張性迷路反射亢進

第50回午前:第7問

10歳の男児。痙直型四肢麻痺の脳性麻痺。頭部保持は可能で、手で支持すれば座位が可能。わずかな距離は寝返りで移動する。電動車椅子を練習中である。この児が机上で道具の操作を練習する際に、上肢を効果的に使用するための姿勢として最も難易度が高いのはどれか。

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第38回午前:第74問

痙直型両麻痺児の理学療法において促通すべき運動・反射はどれか。2つ選べ。 ア.背臥位で股関節内転運動イ.座位で股関節内旋運動ウ.座位で骨盤前傾運動エ.立位で下肢相反運動オ.立位で陽性支持反射  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第47回午後:第15問

9歳の男児。Duchenne型筋ジストロフィー。独歩は可能だが、腹部を突き出し両肩を左右に振る動揺歩行と内反尖足とが顕著である。床からの立ち上がり動作では登はん性起立を示し、柱などにつかまればかろうじて立ち上がることができる。上肢に拘縮はなく、ゆっくりであるが両上肢を挙上することができる。この時期に行う理学療法士の対応で優先順位が高いのはどれか。  

1: AFOを装着させ歩行時の内反尖足を矯正する。

2: 体幹装具を装着させ歩行時の姿勢を矯正する。

3: 松葉杖歩行の練習を行う。

4: 四つ這い移動の練習を行う。

5: 電動車椅子の購入を家族に提案する。

第39回午前:第15問

3歳の女児。痙直型脳性麻痺。多くの時間を図のような姿勢で過ごす。食事は経口主体であり、介護者が児を抱きかかえて行う。スプーンでペースト食を口に入れるが、一部は口から流れ出る。この3年間、肺炎などの呼吸器合併症はない。この児の上肢機能改善を図るための姿勢として適切でないのはどれか。

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第52回午後:第11問

Down症候群で乳児期前半にみられる特徴的な姿勢はどれか。

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第40回午後:第77問

小児の歩行で正しいのはどれか。  

1: 独歩開始時から踵接地がみられる。

2: 歩幅に対する歩隔の比率は発達とともに増加する。

3: 両脚支持期は発達とともに増加する。

4: ケイデンスは発達とともに減少する。

5: 上肢肢位は発達とともに挙上位となる。

第48回午前:第3問

児の左半身の関節可動域を測定した結果を表に示す。この児がとることのできる姿勢はどれか。

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第40回午前:第24問

5歳の女児。痙直型四肢麻痺。側弯や股関節脱臼はない。車椅子座位での全身写真(別冊No. 2)を別に示す。幼稚園で用いる座位保持装置の調整について、はじめに検討するべき事項はどれか。2つ選べ。 

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1: 頭部の固定性

2: 胸郭部の固定性

3: 骨盤帯の固定性

4: 股関節の外転保持性

5: 足台の高さ

第44回午前:第70問

生後11か月の乳児に残存しているのはどれか。2つ選べ。  

1: Moro反射

2: 手掌把握反射

3: Landau反射

4: Babinski反射

5: 非対称性緊張性頸反射

第57回午前:第4問

9歳の男児。痙直型四肢麻痺の脳性麻痺。頭部保持は可能で、座位保持は両手の支持が必要である。立位は介助があればわずかにできる。この児が机上で道具の操作を練習する際に両手を使用するための姿勢として最も難しいのはどれか。  

1: 車椅子で体幹ベルトを用いた座位

2: 床上で両肘を机上に置いた長座位

3: 床上で両肘を机上に置いた割り座

4: 座位保持装置を使用した座位

5: 立位台を使用した立位

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、痙直型四肢麻痺の脳性麻痺の男児が机上で道具の操作を練習する際に両手を使用するための姿勢として最も難しいものを求めています。この児は頭部保持が可能で、座位保持は両手の支持が必要であり、立位は介助があればわずかにできることから、手放しで保持することが最も困難な姿勢を選ぶ必要があります。
  • 車椅子で体幹ベルトを用いた座位では、バックレストとベルトで体幹が固定されていて手放しでも姿勢は安定するため、両手を使用することが比較的容易です。
  • 床上で両肘を机上に置いた長座位では、両肘を机上に置いてようやく姿勢を安定できるため、この状態で両手を使うと姿勢は安定できなくなり、最も難しい姿勢となります。
  • 床上で両肘を机上に置いた割り座では、長座位よりも左右への安定がある点で、選択肢2よりも容易です。
  • 座位保持装置を使用した座位では、体幹を保持することができるため、両手の使用は容易に可能となります。
  • 立位台を使用した立位では、体幹と下肢は固定されていて、立位姿勢を保つことができ、両手を使用することは容易です。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
  • 類似問題を見る
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第51回午前:第35問

遠城寺式乳幼児分析的発達検査において、つたい歩きをする時期に可能なのはどれか。  

1: 2語言える。

2: ボールを前に蹴る。

3: まねて直線を引く。

4: 積み木を2つ重ねる。

5: コップを自分で持って飲む。

第46回午後:第2問

脳性麻痺児の背臥位姿勢を図に示す。獲得することが予想される順で正しいのはどれか。 

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1: A→B→C→D

2: B→C→D→A

3: B→A→C→D

4: C→D→B→A

5: D→A→B→C

第51回午後:第44問

Down症候群の児の理学療法で適切なのはどれか。  

1: 腹筋群の収縮を促す。

2: 不随意運動を抑制する。

3: 緊張性迷路反射を促通する。

4: シャフリングを移動手段とする。

5: 定頸後すぐに立位姿勢を経験させる。

第37回午前:第23問

6歳の女児。痙直型脳性麻痺。就学に備えた作業療法を外来で行っている。歩行器と短下肢装具を用いて屋内を歩くことができる。この児の作業活動の姿勢で適切でないのはどれか。  

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第57回午前:第16問

12歳の男児。脳性麻痺痙直型両麻痺。GMFCSレベルⅢで、立位では図のような姿勢を示す。治療方針として優先されるのはどれか。 

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1: 長下肢装具を作製する。

2: 体幹筋の同時収縮を促す。

3: 選択的後根切断術を検討する。

4: 歩行練習での介助量を減らす。

5: 上肢での支持能力を向上させる。