第51回午前第70問の類似問題

第56回午前:第52問

橈骨粗面に付着する筋はどれか。  

1: 肘 筋

2: 上腕筋

3: 腕橈骨筋

4: 上腕二頭筋

5: 橈側手根屈筋

  • 答え:4
  • 解説:橈骨粗面に付着する筋は上腕二頭筋である。上腕二頭筋は、肩甲骨関節上結節(長頭)と肩甲骨烏口突起(短頭)から起始し、橈骨粗面に停止する。
  • 肘筋は橈骨粗面には付着しない。起始は上腕骨外側上顆で、停止は肘頭外側面である。
  • 上腕筋は橈骨粗面には付着しない。起始は上腕骨前面で三角筋停止部の下方、内・外側筋間中隔、肘関節包の前面で、停止は尺骨鈎状突起、尺骨粗面、肘関節包前面である。
  • 腕橈骨筋は橈骨粗面には付着しない。起始は上腕骨外側縁下部、外側上腕筋間中隔で、停止は橈骨茎状突起である。
  • 上腕二頭筋は橈骨粗面に付着する筋で正しい。起始は肩甲骨関節上結節(長頭)と肩甲骨烏口突起(短頭)で、停止は橈骨粗面である。
  • 橈側手根屈筋は橈骨粗面には付着しない。起始は上腕骨内側上顆、前腕筋膜で、停止は第2・3中手骨底である。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午前:第71問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーで短縮が起こりにくい筋はどれか。  

1: 下腿三頭筋

2: 後脛骨筋

3: 大殿筋

4: ハムストリングス

5: 大腿筋膜張筋

第57回午前:第73問

遠心性収縮が生じるのはどれか。2つ選べ。  

1: 頭上に手を挙げるときの三角筋前部線維

2: 懸垂で体を下ろすときの上腕二頭筋

3: 腕立て伏せで肘を伸ばすときの上腕三頭筋

4: 椅子から立ち上がるときの大腿四頭筋

5: しゃがみ込むときのヒラメ筋

  • 答え:2 ・5
  • 解説:遠心性収縮は筋が伸張されながら収縮する現象で、重力方向の関係で身体の様々な部分で起こります。この問題では、遠心性収縮が生じる運動を2つ選ぶ必要があります。
  • 頭上に手を挙げる運動は肩関節屈曲であり、三角筋前部線維の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • 懸垂で体を下ろす運動は肘関節伸展であり、上腕二頭筋の遠心性収縮の運動であるため、正解です。
  • 腕立て伏せで肘を伸ばす運動は肘関節伸展であり、上腕三頭筋の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • 椅子から立ち上がる運動は膝関節伸展であり、大腿四頭筋の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • しゃがみ込む運動は足関節背屈であり、ヒラメ筋の遠心性収縮の運動であるため、正解です。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第34回午後:第43問

手関節の掌屈に関与しない筋はどれか。  

1: 橈側手根屈筋

2: 長掌筋

3: 尺側手根屈筋

4: 長母指屈筋

5: 短母指外転筋

第46回午後:第59問

皮下組織直下に筋腹を触知できないのはどれか。  

1: 上腕筋

2: 回外筋

3: 円回内筋

4: 尺側手根伸筋

5: 長橈側手根伸筋

第39回午後:第40問

拮抗する作用のある筋の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肩甲下筋-烏口腕筋

2: 上腕二頭筋-上腕三頭筋

3: 短橈側手根伸筋-長掌筋

4: 小殿筋-恥骨筋

5: 大腿直筋-大腿二頭筋

第40回午後:第40問

誤っているのはどれか。  

1: 頸椎回旋は主として環軸関節で起こる。

2: 右斜角筋収縮は頭部の右側屈を起こす。

3: 右胸鎖乳突筋収縮は頭部の右回旋を起こす。

4: 胸郭下部では横径方向の運動が起こる。

5: 外肋間筋収縮は肋骨挙上を起こす。

第53回午前:第70問

頸椎の伸展に作用する筋はどれか。  

1: 頸長筋

2: 頭長筋

3: 頸板状筋

4: 後斜角筋

5: 前頭直筋

  • 答え:3
  • 解説:頸椎の伸展に作用する筋は、板状筋群、後頭下筋群、脊柱起立筋群、短背筋群である。選択肢の中では、頸板状筋が正しい答えである。
  • 頸長筋は、上部頸椎の屈曲と側屈に作用する筋であり、伸展には作用しないため、正しい答えではありません。
  • 頭長筋は、上部頸椎の屈曲と側屈に作用する筋であり、伸展には作用しないため、正しい答えではありません。
  • 頸板状筋は、頸椎の伸展と回旋に作用する筋であり、正しい答えです。
  • 後斜角筋は、頸椎の側屈と第1~2肋骨の挙上に作用する筋であり、伸展には作用しないため、正しい答えではありません。
  • 前頭直筋は、上部頸椎の屈曲に作用する筋であり、伸展には作用しないため、正しい答えではありません。
  • 科目:運動学
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第40回午前:第62問

脳卒中回復期において短縮をきたす筋群として適切でないのはどれか。  

1: 肩関節の外旋筋群

2: 肘関節の屈筋群

3: 手指関節の屈筋群

4: 股関節の外旋筋群

5: 足関節の底屈筋群

第46回午前:第54問

筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 僧帽筋 — 長胸神経

2: 小菱形筋 — 肩甲下神経

3: 棘下筋 — 肩甲上神経

4: 小円筋 — 腋窩神経

5: 大円筋 — 肩甲背神経

第49回午後:第45問

顎関節にある関節円板の動きに直接関係する筋はどれか。  

1: 咬筋

2: 側頭筋

3: 顎二腹筋

4: 大頰骨筋

5: 外側翼突筋

第38回午後:第41問

肘関節について誤っているのはどれか。  

1: 腕尺関節は屈曲・伸展運動を行う。

2: 腕橈関節はらせん関節である。

3: 橈尺関節は前腕の回内・回外運動を行う。

4: 肘角は運搬角とも呼ばれる。

5: 肘角は男性より女性で大きい。

第48回午前:第53問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 前鋸筋 − 胸背神経

2: 僧帽筋 − 長胸神経

3: 鎖骨下筋 − 腋窩神経

4: 小胸筋 − 肩甲上神経

5: 肩甲挙筋 − 肩甲背神経

第34回午前:第62問

ブルンストローム法における上肢回復段階の屈筋共同運動の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩甲帯挙上と後方突出-肩関節内転と外旋-肘関節屈曲

2: 肩甲帯前方突出-肩関節外転と内旋-肘関節屈曲

3: 肩甲帯挙上と後方突出-肩関節外転と外旋-肘関節屈曲

4: 肩甲帯前方突出-肩関節内転と内旋-肘関節伸展

5: 肩甲帯挙上と後方突出-肩関節内転と外旋-肘関節伸展

第56回午後:第71問

右下腿の外側面を図に示す。矢印の筋の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。 

56_1_71

1: 足の底屈

2: 足の背屈

3: 足の内がえし

4: 足の外がえし

5: 第2~5指の伸展

第49回午後:第53問

筋と付着部の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腸腰筋―――小転子

2: 縫工筋―――腸骨稜

3: 大腿直筋――下前腸骨棘

4: 長内転筋――坐骨結節

5: 内側広筋――粗線外側唇

第52回午後:第5問

Danielsらの徒手筋力テストで肩関節屈曲(前方挙上)の段階3の測定をする際、図のような代償がみられた。代償動作を生じさせている筋はどれか。 

52_1_5

1: 回外筋

2: 上腕二頭筋

3: 前鋸筋

4: 肩甲下筋

5: 広背筋

第36回午後:第16問

前腕骨間膜に起始部をもたないのはどれか。  

1: 短母指外転筋

2: 長母指外転筋

3: 示指伸筋

4: 長母指伸筋

5: 短母指伸筋

第46回午後:第23問

肩関節から手関節までの運動自由度はどれか。  

1: 3度

2: 4度

3: 5度

4: 7度

5: 11度

第52回午前:第32問

鵞足をつくるのはどれか。  

1: 大腿二頭筋

2: 内側広筋

3: 半腱様筋

4: 腓腹筋

5: ヒラメ筋