小指の感覚をつかさどる神経根と末梢神経の組合せはどれか。
1: 第6頸髄神経根―橈骨神経
2: 第7頸髄神経根―正中神経
3: 第7頸髄神経根―尺骨神経
4: 第8頸髄神経根―正中神経
5: 第8頸髄神経根―尺骨神経
運動神経線維のみの脳神経はどれか。2つ選べ。
1: 滑車神経
2: 三叉神経
3: 顔面神経
4: 舌咽神経
5: 舌下神経
Danielsらの徒手筋力テストでみられる代償運動と筋との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 肘関節屈曲 − 肘 筋
2: 手関節掌屈 − 浅指屈筋
3: 股関節屈曲 − 大腿二頭筋
4: 膝関節伸展 − 大腿筋膜張筋
5: 足関節背屈 − 後脛骨筋
足部の運動で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 第三腓骨筋は内がえしに作用する。
2: 長母指伸筋は外がえしに作用する。
3: 長腓骨筋は横アーチの維持に作用する。
4: 長指屈筋は内側縦アーチの維持に作用する。
5: 後脛骨筋は外側縦アーチの維持に作用する。
誤っているのはどれか。
1: 一つの運動単位は1個の脊髄前角細胞とそれに支配される筋線維群から成る。
2: 筋肉は収縮速度が増加すると張力が減少する。
3: 1本の運動神経が何個の筋線維を支配しているかを神経支配比という。
4: 一般に神経支配比は精緻な働きをする指、舌などの筋ほど大きい。
5: 運動神経のインパルスが軸索終末部に達すると、アセチルコリンが放出される。
手の機能解剖で適切なのはどれか。2つ選べ。
1: 手関節は背屈時に尺屈する。
2: 環指MP関節は伸展時に外転する。
3: 短母指外転筋は母指IP関節を伸展する。
4: 小指外転筋はMP関節を伸展する。
5: 外在筋は手の横アーチを支持する。
脳神経の中で副交感神経線維を含まないのはどれか。
1: 動眼神経
2: 三叉神経
3: 顔面神経
4: 舌咽神経
5: 迷走神経
味覚を支配するのはどれか。2つ選べ。
1: 滑車神経
2: 顔面神経
3: 舌咽神経
4: 副神経
5: 舌下神経
肩甲骨の下制に働かないのはどれか。
1: 広背筋
2: 小胸筋
3: 鎖骨下筋
4: 大菱形筋
5: 僧帽筋下部
肩甲骨の上方回旋に作用する筋はどれか。
1: 広背筋
2: 前鋸筋
3: 菱形筋
4: 肩甲下筋
5: 肩甲挙筋
運動単位当たりの筋線維数が最も少ないのはどれか。
1: 側頭筋
2: 上腕二頭筋
3: 虫様筋
4: 前脛骨筋
5: 腓腹筋
肩関節外転方向で上肢を挙上するとき最も関与が少ない筋はどれか。
1: 棘上筋
2: 三角筋
3: 前鋸筋
4: 僧帽筋
5: 肩甲挙筋
絞扼性神経障害と症状の組合せで正しいのはどれか。
1: 肘部管症候群 ― 母指外転障害
2: 後骨間神経麻痺 ― 母指内転障害
3: 手根管症候群 ― 母指対立障害
4: 梨状筋症候群 ― 大腿前面のしびれ
5: 足根管症候群 ― 足背のしびれ
筋紡錘の求心性神経線維はどれか。2つ選べ。
1: Ⅰa神経線維
2: Ⅰb神経線維
3: Ⅱ神経線維
4: Ⅲ神経線維
5: Ⅳ神経線維