第50回午前第55問の類似問題

第39回午後:第39問

手内在筋でないのはどれか。  

1: 短母指外転筋

2: 短母指屈筋

3: 短母指伸筋

4: 背側骨間筋

5: 小指外転筋

第36回午前:第73問

末梢神経損傷による運動障害で誤っている組合せはどれか。  

1: 副神経-肩甲骨の挙上

2: 腋窩神経-肩関節の外転

3: 橈骨神経-母指の対立

4: 閉鎖神経-股関節の内転

5: 総腓骨神経-足関節の背屈

第40回午後:第43問

手根管内を通らないのはどれか。2つ選べ。 ア.長掌筋腱イ.長母指屈筋腱ウ.浅指屈筋腱エ.深指屈筋腱オ.尺側手根屈筋腱  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第56回午後:第54問

腱板を構成する筋はどれか。  

1: 肩甲下筋

2: 三角筋

3: 上腕筋

4: 僧帽筋

5: 大円筋

  • 答え:1
  • 解説:腱板は肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋の4つの筋で構成されており、肩関節の安定化に関与している。
  • 肩甲下筋は腱板を構成する筋の1つであり、正しい答えです。
  • 三角筋は腱板を構成する筋ではなく、肩の動きに関与する筋です。
  • 上腕筋は腱板を構成する筋ではなく、上腕の動きに関与する筋です。
  • 僧帽筋は腱板を構成する筋ではなく、首や肩の動きに関与する筋です。
  • 大円筋は腱板を構成する筋ではなく、肩関節の内転や内旋に関与する筋です。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第54回午前:第60問

末梢神経と体表からの触知部位との組合せで正しいのはどれか。  

1: 腕神経叢――胸鎖乳突筋の胸骨頭と鎖骨頭の間

2: 正中神経――上腕近位部で烏口腕筋の外側

3: 尺骨神経――肘頭と上腕骨内側上顆の間

4: 脛骨神経――外果とアキレス腱の間

5: 総腓骨神経―膝窩部で半腱様筋腱の内側

  • 答え:3
  • 解説:この問題では、末梢神経とそれらが触知できる部位の正しい組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは尺骨神経と肘頭と上腕骨内側上顆の間です。
  • 腕神経叢は正しくは大鎖骨上窩で触知できます。胸鎖乳突筋の胸骨頭と鎖骨頭の間ではありません。
  • 正中神経は上腕近位部では烏口腕筋の内側後方で触知できます。烏口腕筋の外側ではありません。
  • 尺骨神経は正しく肘頭と上腕骨内側上顆の間で触知できます。尺骨神経溝に向かって走行するため、この部分で触知が可能です。
  • 脛骨神経は膝窩部で膝の内外側幅の1/2の線上で触知できます。外果とアキレス腱の間ではありません。
  • 総腓骨神経は膝窩部から腓骨頭の高さまで、大腿二頭筋の内側縁に沿って触知できます。半腱様筋腱の内側ではありません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第53回午前:第8問

図のような腕神経叢損傷で障害される動きはどれか。 

53_0_8

1: 肩甲帯の挙上

2: 肘関節の屈曲

3: 手関節の背屈

4: 肩関節の外転

5: 肩関節の水平伸展

第41回午前:第5問

前腕遠位の切断面で誤っているのはどれか。ア.橈骨動脈イ.屈筋支帯ウ.正中神経エ.深指屈筋オ.尺側手根伸筋  

41_0_5

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第43回午前:第59問

障害されると翼状肩甲を呈する神経はどれか。2つ選べ。  

1: 外側胸筋神経

2: 肩甲下神経

3: 肩甲上神経

4: 肩甲背神経

5: 長胸神経

第39回午後:第63問

正中神経低位麻痺で障害される筋はどれか。2つ選べ。 ア.長母指屈筋イ.母指内転筋ウ.母指対立筋エ.短母指外転筋オ.浅指屈筋  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第48回午前:第55問

下行性の神経線維が通るのはどれか。  

1: 薄束

2: 錐体

3: 楔状束

4: 内側毛帯

5: 外側毛帯

第45回午後:第91問

障害によって翼状肩甲をきたすのはどれか。  

1: 肩甲上神経

2: 肩甲背神経

3: 肩甲下神経

4: 長胸神経

5: 内側胸筋神経

第39回午後:第92問

絞扼性神経障害の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 尺骨神経-肘部管症候群

2: 正中神経-手根管症候群

3: 橈骨神経-回外筋症候群

4: 坐骨神経-梨状筋症候群

5: 深腓骨神経-足根管症候群

第49回午前:第70問

肩甲上腕関節の外旋筋はどれか。  

1: 大胸筋

2: 肩甲下筋

3: 大円筋

4: 小円筋

5: 広背筋

第57回午前:第73問

遠心性収縮が生じるのはどれか。2つ選べ。  

1: 頭上に手を挙げるときの三角筋前部線維

2: 懸垂で体を下ろすときの上腕二頭筋

3: 腕立て伏せで肘を伸ばすときの上腕三頭筋

4: 椅子から立ち上がるときの大腿四頭筋

5: しゃがみ込むときのヒラメ筋

  • 答え:2 ・5
  • 解説:遠心性収縮は筋が伸張されながら収縮する現象で、重力方向の関係で身体の様々な部分で起こります。この問題では、遠心性収縮が生じる運動を2つ選ぶ必要があります。
  • 頭上に手を挙げる運動は肩関節屈曲であり、三角筋前部線維の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • 懸垂で体を下ろす運動は肘関節伸展であり、上腕二頭筋の遠心性収縮の運動であるため、正解です。
  • 腕立て伏せで肘を伸ばす運動は肘関節伸展であり、上腕三頭筋の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • 椅子から立ち上がる運動は膝関節伸展であり、大腿四頭筋の求心性収縮の運動であるため、遠心性収縮ではありません。
  • しゃがみ込む運動は足関節背屈であり、ヒラメ筋の遠心性収縮の運動であるため、正解です。
  • 科目:運動学
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第53回午前:第53問

外側腋窩隙を構成する筋はどれか。  

1: 棘上筋

2: 棘下筋

3: 広背筋

4: 大円筋

5: 肩甲下筋

  • 答え:4
  • 解説:外側腋窩隙は、小円筋、大円筋、上腕骨、上腕三頭筋長頭で囲まれた四角形の隙間であり、後上腕回旋動脈と腋窩神経が通っている。この問題では、外側腋窩隙を構成する筋を選ぶ必要がある。
  • 棘上筋は肩甲骨棘上窩から起始し、上腕骨大結節に停止するが、外側腋窩隙を構成していないため、正解ではありません。
  • 棘下筋は肩甲骨棘下窩から起始し、上腕骨大結節に停止するが、外側腋窩隙を構成していないため、正解ではありません。
  • 広背筋は下部胸椎・腰椎・仙椎棘突起、腸骨稜、下部肋骨、肩甲骨下角、胸腰筋膜から起始し、上腕骨小結節稜に停止するが、外側腋窩隙を構成していないため、正解ではありません。
  • 大円筋は肩甲骨下角から起始し、上腕骨小結節稜に停止する。この筋は外側腋窩隙を構成しているため、正解です。
  • 肩甲下筋は肩甲下窩から起始し、上腕骨小結節に停止するが、外側腋窩隙を構成していないため、正解ではありません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第44回午後:第39問

肘関節屈曲位で前腕最大回内位から回外位に働く筋はどれか。2つ選べ。  

1: 肘 筋

2: 長掌筋

3: 上腕筋

4: 腕橈骨筋

5: 上腕二頭筋

第57回午後:第52問

筋滑車がみられる筋はどれか。2つ選べ。  

1: 烏口腕筋

2: 顎二腹筋

3: 示指伸筋

4: 小胸筋

5: 上斜筋

  • 答え:2 ・5
  • 解説:筋滑車は筋肉の走行を変えるために存在し、筋肉が骨や腱を滑らせる構造を持っています。この問題では、筋滑車が見られる筋を2つ選ぶ必要があります。
  • 烏口腕筋は、前腕の筋肉であり、筋滑車が存在しないため誤りです。
  • 顎二腹筋は、前腹と後腹の中間腱が線維性滑車で舌骨に固定されており、筋滑車が見られるため正解です。
  • 示指伸筋は、指の伸筋であり、筋滑車が存在しないため誤りです。
  • 小胸筋は、胸部の筋肉であり、筋滑車が存在しないため誤りです。
  • 上斜筋は、目の筋肉であり、目頭上部の骨である滑車を通り、筋走行を変えて眼球に付着しており、筋滑車が見られるため正解です。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第49回午後:第88問

絞扼性神経障害と神経の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 梨状筋症候群 ― 坐骨神経

2: 肘部管症候群 ― 正中神経

3: Guyon管症候群 ― 尺骨神経

4: 円回内筋症候群 ― 尺骨神経

5: Hunter管症候群 ― 大腿神経

第48回午後:第89問

絞扼性神経障害と障害される神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肘部管症候群 − 橈骨神経

2: 円回内筋症候群 − 尺骨神経

3: 手根管症候群 − 正中神経

4: 梨状筋症候群 − 外側大腿皮神経

5: 足根管症候群 − 総腓骨神経

第43回午後:第41問

肩甲骨を下制しないのはどれか。  

1: 僧帽筋下部

2: 菱形筋

3: 小胸筋

4: 広背筋

5: 大胸筋