第35回午後第18問の類似問題

第37回午後:第4問

腓腹筋の形状で正しいのはどれか。  

1: 二腹筋

2: 半羽状筋

3: 羽状筋

4: 多尾筋

5: 紡錘状筋

第56回午後:第57問

橈骨神経が支配する筋はどれか。2つ選べ。  

1: 肘 筋

2: 回外筋

3: 背側骨間筋

4: 方形回内筋

5: 短母指外転筋

  • 答え:1 ・2
  • 解説:橈骨神経は主に上腕と前腕の筋肉を支配しており、肘筋や回外筋などがその例です。尺骨神経や正中神経はそれぞれ異なる筋肉群を支配しています。
  • 肘筋は橈骨神経が支配しており、肘関節の屈曲を助ける役割があります。これは正しい選択肢です。
  • 回外筋も橈骨神経が支配しており、前腕の回外(手のひらを上に向ける動作)を行う筋肉です。これも正しい選択肢です。
  • 背側骨間筋は尺骨神経が支配しており、手の指の伸展を助ける役割があります。この選択肢は橈骨神経とは関係がないため、間違いです。
  • 方形回内筋は正中神経が支配しており、手首の回内(手のひらを下に向ける動作)を行う筋肉です。この選択肢も橈骨神経とは関係がないため、間違いです。
  • 短母指外転筋は正中神経が支配しており、親指の外転(親指を他の指から離す動作)を行う筋肉です。この選択肢も橈骨神経とは関係がないため、間違いです。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第49回午後:第3問

腹臥位で患者の一側の膝を他動的に最大域まで屈曲させたところ、図のように同側の股関節が屈曲し殿部が垂直方向に挙上した。短縮を疑う筋はどれか。 

49_1_3

1: 大腿筋膜張筋

2: 大腿二頭筋

3: 大腿直筋

4: 腓腹筋

5: 腸腰筋

第41回午前:第89問

PTBソケットで誤っているのはどれか。2つ選べ。 ア.前壁の高さは膝蓋骨下縁とする。イ.後壁の内外膝屈筋チャンネルの高さをそろえる。ウ.初期内転角を付ける。エ.体重支持は主に膝蓋腱部である。オ.懸垂のためカフベルトが必要である。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第51回午前:第70問

肩関節の外旋筋はどれか。  

1: 肩甲下筋

2: 広背筋

3: 三角筋前部

4: 小円筋

5: 大胸筋

第40回午後:第39問

肩甲骨上方回旋に働く筋の組合せで正しいのはどれか。  

1: 僧帽筋-前鋸筋

2: 菱形筋-小胸筋

3: 肩甲挙筋-菱形筋

4: 肩甲挙筋-小胸筋

5: 広背筋-菱形筋

第47回午前:第56問

腕神経叢の後神経束に含まれる神経はどれか。2つ選べ。  

1: 腋窩神経

2: 筋皮神経

3: 橈骨神経

4: 正中神経

5: 尺骨神経

第57回午後:第71問

肩甲骨の上方回旋に作用する筋はどれか。  

1: 広背筋

2: 前鋸筋

3: 菱形筋

4: 肩甲下筋

5: 肩甲挙筋

  • 答え:2
  • 解説:肩甲骨の上方回旋に作用する筋は、僧帽筋上部、僧帽筋下部、前鋸筋である。それぞれの筋の作用を理解することが重要です。
  • 広背筋は肩関節伸展や内転に作用する筋であり、肩甲骨の上方回旋には作用しないため、この選択肢は誤りです。
  • 前鋸筋は肩甲骨外転や上方回旋に作用する筋であり、肩甲骨の上方回旋に作用するため、この選択肢は正解です。
  • 菱形筋は肩甲骨挙上、内転、下方回旋に作用する筋であり、肩甲骨の上方回旋には作用しないため、この選択肢は誤りです。
  • 肩甲下筋は肩関節水平屈曲や内旋に作用する筋であり、肩甲骨の上方回旋には作用しないため、この選択肢は誤りです。
  • 肩甲挙筋は肩甲骨挙上に作用する筋であり、肩甲骨の上方回旋には作用しないため、この選択肢は誤りです。
  • 科目:運動学
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第54回午前:第74問

努力性呼気時に働く筋はどれか。2つ選べ。  

1: 腹直筋

2: 横隔膜

3: 外肋間筋

4: 内肋間筋

5: 胸鎖乳突筋

  • 答え:1 ・4
  • 解説:努力性呼気時に働く筋は腹直筋と内肋間筋です。これらの筋肉は、呼気を強化するために働きます。
  • 腹直筋は正しい答えです。努力性呼気時に作用し、恥骨結節や恥骨結合の前面から起始し、第5~7肋軟骨や剣状突起の前面に停止します。
  • 横隔膜は間違いです。横隔膜は安静・努力性吸気時に作用し、胸郭下口の全周から起始し、腱中心に停止します。
  • 外肋間筋は間違いです。外肋間筋は安静・努力性吸気時に作用し、上位肋骨下縁から起始し、下位肋骨上縁に停止します。
  • 内肋間筋は正しい答えです。前部が安静・努力性吸気時に作用し、横部・後部が努力性呼気時に作用します。上位肋骨下縁と肋軟骨の下縁から起始し、下位肋骨の上縁と肋軟骨の上縁に停止します。
  • 胸鎖乳突筋は間違いです。胸鎖乳突筋は努力性吸気時に補助的に作用し、胸骨部や鎖骨部から起始し、乳様突起や後頭骨上項線の外側部に停止します。
  • 科目:運動学
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第41回午後:第40問

基本肢位における股関節の外旋筋はどれか。  

1: 大腿筋膜張筋

2: 半膜様筋

3: 大腿直筋

4: 梨状筋

5: 薄筋

第55回午後:第54問

筋皮神経支配の筋はどれか。2つ選べ。  

1: 肘筋

2: 棘下筋

3: 三角筋

4: 烏口腕筋

5: 上腕二頭筋

  • 答え:4 ・5
  • 解説:筋皮神経支配の筋は烏口腕筋と上腕二頭筋です。筋皮神経は上肢の筋肉の一部を支配しており、烏口腕筋と上腕二頭筋がその例です。
  • 肘筋は筋皮神経支配ではなく、橈骨神経支配です。肘筋は上腕骨外側上顆の後面から起始し、尺骨近位部の橈側面に停止します。
  • 棘下筋は筋皮神経支配ではなく、肩甲上神経支配です。棘下筋は肩甲骨棘下窩や棘下筋膜内面から起始し、上腕骨大結節後面の中部や肩関節包に停止します。
  • 三角筋は筋皮神経支配ではなく、腋窩神経支配です。三角筋は肩甲骨肩甲棘後部や肩峰中部、鎖骨外側1/3の領域から起始し、上腕骨三角筋粗面に停止します。
  • 烏口腕筋は筋皮神経支配で正しいです。烏口腕筋は肩甲骨烏口突起から起始し、上腕骨内側面の中央部や内側上腕筋間中隔に停止します。
  • 上腕二頭筋は筋皮神経支配で正しいです。長頭は肩甲骨関節上結節、短頭は肩甲骨烏口突起から起始し、橈骨粗面や一部は薄い上腕二頭筋腱膜となって前腕筋膜の内側近位面に放散します。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第54回午後:第55問

筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 下双子筋――閉鎖神経

2: 短内転筋――坐骨神経

3: 縫工筋―――大腿神経

4: 前脛骨筋――深腓骨神経

5: 後脛骨筋――総腓骨神経

第57回午後:第72問

膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋はどれか。2つ選べ。  

1: 足の長指屈筋

2: 後脛骨筋

3: 膝窩筋

4: 足底筋

5: 腓腹筋

  • 答え:4 ・5
  • 解説:膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋は、足底筋と腓腹筋です。これらは二関節筋であり、膝関節と足関節の両方に作用します。
  • 足の長指屈筋は単関節筋であり、脛骨後面の中央1/3から起始し、第2-5末節骨底に停止します。膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋ではありません。
  • 後脛骨筋は単関節筋であり、脛骨、腓骨、下腿骨間膜から起始し、舟状骨、3楔状骨、第2-4中足骨底に停止します。膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋ではありません。
  • 膝窩筋は単関節筋であり、大腿骨外側顆から起始し、脛骨上部後面に停止します。膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用する筋ではありません。
  • 足底筋は二関節筋であり、大腿骨膝窩面から起始し、踵骨背側面に停止します。膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用するため、正解です。
  • 腓腹筋は二関節筋であり、内側頭は大腿骨内側上顆、外側頭は大腿骨外側上顆から起始しアキレス腱となり踵骨隆起に停止します。膝関節屈曲と足関節底屈の両方に作用するため、正解です。
  • 科目:運動学
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第45回午前:第70問

口裂を閉鎖するのはどれか。2つ選べ。  

1: 頬筋

2: 広頸筋

3: 口輪筋

4: 顎二腹筋

5: 顎舌骨筋

第55回午後:第71問

筋と足への作用との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 足の長母指伸筋――背屈

2: 後脛骨筋―――――内がえし

3: 前脛骨筋―――――外がえし

4: 第三腓骨筋――――底屈

5: 長腓骨筋―――――背屈

  • 答え:1 ・2
  • 解説:この問題では、筋と足への作用が正しく組み合わされている選択肢を2つ選ぶ必要があります。筋肉の作用を理解することで、正しい筋肉の働きを把握することができます。
  • 足の長母指伸筋は、足部背屈と足指伸展に作用し、補助的に足関節背屈と足部内がえしにも作用します。この選択肢は正しい組み合わせです。
  • 後脛骨筋は、足部底屈と内がえしに作用し、補助的に足関節底屈にも作用します。しかし、この選択肢では内がえしと組み合わされているため、正しくありません。
  • 前脛骨筋は、足関節背屈と足部背屈に作用し、補助的に足部内がえしにも作用します。この選択肢では外がえしと組み合わされているため、正しくありません。
  • 第三腓骨筋は、足関節背屈と足部背屈に作用し、補助的に足部外がえしにも作用します。この選択肢は正しい組み合わせです。
  • 長腓骨筋は、足関節底屈、足部底屈、足部外がえしに作用します。この選択肢では背屈と組み合わされているため、正しくありません。
  • 科目:運動学
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第57回午後:第9問

図に示すストレッチングで伸張される筋はどれか。 

57_1_9

1: 大殿筋

2: 大腿直筋

3: 大腿二頭筋長頭

4: 膝窩筋

5: 腓腹筋

第41回午後:第47問

歩行の遊脚相に働く筋で誤っているのはどれか。  

1: 腸腰筋

2: ハムストリングス

3: 腓腹筋

4: 前脛骨筋

5: 脊柱起立筋

第45回午前:第44問

下肢装具の適合判定で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 骨盤帯は腸骨稜と大転子との間に置く。

2: 下腿半月の上端は腓骨頭の高さとする。

3: 膝継手の高さは膝関節裂隙に合わせる。

4: 大腿上位半月の上端は外側で腸骨稜よりも2〜3 cm下とする。

5: 膝継手から大腿下位半月の下端までと下腿半月の上端までとの距離を同じにする。

第42回午後:第18問

腎臓で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.糸球体は髄質にある。イ.近位尿細管は腎盂にある。ウ.尿管は皮質と連結する。エ.輸入細動脈は糸球体と連結する。オ.遠位尿細管はヘンレ係蹄と連結する。  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第34回午後:第46問

誤りはどれか。  

1: 坐骨大腿靭帯は股伸展を制限する。

2: 腸骨大腿靭帯は股内転を制限する。

3: 半腱様筋の収縮は股外旋を制限する。

4: 恥骨筋の収縮は股外転を制限する。

5: 半膜様筋の収縮は股内旋を制限する。