第49回午後第33問の類似問題

第41回午前:第35問

8歳の男児。デュシェンヌ型筋ジストロフィー。動揺性歩行を呈し、手すり使用で階段昇降可能。床からの立ち上がりでは登はん性起立がみられる。この時期の理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.車椅子駆動練習イ.大腿四頭筋の筋力維持訓練ウ.傾斜台での下腿三頭筋の持続伸張エ.シューホーンブレース装着での歩行オ.ナイト型装具装着での立位バランス訓練  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第44回午前:第69問

Duchenne型筋ジストロフィーのステージ6(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)で、座位の作業活動で適切なのはどれか。  

1: 椅子座位で風船バレー

2: 足で板を抑えて鋸引き

3: ろくろを使った陶芸の深皿作り

4: 机上に置いた鍵盤ハーモニカの吹奏

5: 机上で木槌を用いた革細工スタンピング

第51回午前:第93問

頸椎後縦靱帯骨化症の症候で正しいのはどれか。  

1: 鉛管様固縮

2: 間欠性跛行

3: 膀胱直腸障害

4: 下肢腱反射消失

5: Wrightテスト陽性

第35回午前:第75問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーの理学療法について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 近位筋の筋力増強訓練は避ける。

2: 股関節と膝関節の屈曲拘縮の予防・改善が重要である。

3: 立位・歩行時の尖足は膝を安定させる作用がある。

4: 立位・歩行時の腰椎前弯はバランスを崩す原因となる。

5: 歩行時の上半身の左右の振れの原因は背筋の筋力低下である。

第48回午前:第35問

Duchenne型筋ジストロフィーのステージ5(厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類による)のときのADLアプローチで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 食器は体幹を動かさずに届く範囲に配置する。

2: 万能カフでブラシを把持して整髪する。

3: ズボンの着脱は立位で行う。

4: 便器への移乗にトランスファーボードを用いる。

5: 洗体時に座位保持椅子を導入する。

第35回午前:第56問

デュシェンヌ型筋ジストロフィーの厚生省筋萎縮症研究班機能障害度分類で歩行不能となる最初のステージはどれか。  

1: ステージ2

2: ステージ3

3: ステージ4

4: ステージ5

5: ステージ6

第54回午後:第44問

多発性筋炎で正しいのはどれか。  

1: 男性に多い。

2: 心筋は障害されない。

3: 高い室温では筋力が低下する。

4: 四肢の遠位筋優位に障害される。

5: 間質性肺炎を合併すると予後が悪い。

第38回午後:第99問

顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。  

1: 女性に多い。

2: 発症は10~20歳代が多い。

3: 経過は急性に進行する。

4: 仮性肥大がみられる。

5: 嚥下障害をきたす。

第54回午前:第38問

厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類によるステージ8のDuchenne型筋ジストロフィー患者に使用する補装具で適切なのはどれか。  

1: 頭部保護帽

2: 標準型車椅子

3: 座位保持装置

4: PCW〈postural control walker〉

5: 四輪型サドル付き歩行器

  • 答え:3
  • 解説:厚生省筋萎縮症研究班の機能障害度分類によるステージ8のDuchenne型筋ジストロフィー患者は、座位保持が不可能なレベルであるため、座位保持装置が適切な補装具となります。
  • 頭部保護帽は、立位や歩行などの際に転倒のリスクがある場合に適応となる。歩行可能である主にステージ1~4の時期に適応となるため、ステージ8の患者には適切ではありません。
  • 標準型車椅子は、歩行が不安定となり、日常生活場面や学校での教室移動などで不都合が生じてきた時点で検討される。ステージ5~6程度の時期に適応となるため、ステージ8の患者には適切ではありません。
  • ステージ8で座位保持不可能なレベルであるDuchenne型筋ジストロフィー患者に対しては、座位保持装置が適応となります。これにより、患者の安定した座位をサポートすることができます。
  • PCW(postural control walker)は、ステージ4レベルの、物につかまれば歩行可能な場合に用いられる。ステージ8の患者には適切ではありません。
  • 四輪型サドル付き歩行器は、ステージ4レベルの、物につかまれば歩行可能な場合に用いられる。ステージ8の患者には適切ではありません。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第54回午後:第45問

Down症候群の子どもの運動発達の特徴で適切なのはどれか。  

1: 後弓反張

2: はさみ脚歩行

3: スカーフ徴候陰性

4: シャフリング移動

5: 緊張性迷路反射亢進