第49回午前第25問の類似問題

第44回午後:第83問

運動失調がみられるのはどれか。  

1: 辺縁系脳炎

2: Parkinson病

3: 周期性四肢麻痺

4: Wallenberg症候群

5: Lambert-Eaton症候群

第50回午後:第25問

右延髄背外側部の脳梗塞による障害で認められるのはどれか。  

1: 左内反足

2: 右下垂足

3: 右の痛覚脱失

4: 左の深部感覚障害

5: 右下肢の運動失調

第37回午前:第57問

閉鎖性外傷性脳損傷の特徴で適切でないのはどれか。  

1: 意識障害の期間と予後とは関係がある。

2: 病巣はびまん性である。

3: 好発部位は両側後頭葉である。

4: 認知障害、記憶障害および行動異常がみられる。

5: 失調やバランス障害がみられる。

第47回午後:第41問

左中大脳動脈閉塞で生じやすい高次脳機能障害はどれか。  

1: 自然にバイバイと手を振ることはできるが、指示されるとできない。

2: 着る手順を説明できるが、誤った着方をする。

3: 重度の運動麻痺があるのに、歩けると主張する、

4: 視界の左半分にある物を見落とす。

5: 色紙の色分けができない。

第52回午前:第26問

右利きの患者の頭部CTを示す。最も考えられる症状はどれか。 

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1: 左半側空間無視

2: 視覚失認

3: 着衣失行

4: 左右失認

5: 片麻痺

第40回午前:第46問

小脳出血の急性期に作業療法の導入が困難となる症状はどれか。  

1: 回転性めまい

2: 嚥下障害

3: 構音障害

4: 測定障害

5: 企図振戦

第56回午後:第98問

疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。  

1: Alzheimer型認知症 ── パーキンソニズム

2: 血管性認知症 ── 情動失禁

3: 進行性核上性麻痺 ── 他人の手徴候

4: 大脳皮質基底核変性症 ── 幻 視

5: Lewy小体型認知症 ── アテトーゼ

  • 答え:2
  • 解説:この問題では、疾患と症状の正しい組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは血管性認知症と情動失禁です。
  • Alzheimer型認知症ではパーキンソニズムは見られません。パーキンソニズムはLewy小体型認知症で見られる症状です。
  • 血管性認知症では情動失禁が見られます。これは正しい組み合わせです。
  • 進行性核上性麻痺では他人の手徴候は見られません。他人の手徴候は大脳皮質基底核変性症の症状です。
  • 大脳皮質基底核変性症では幻視は見られません。幻視はLewy小体型認知症の初期で見られる症状です。
  • Lewy小体型認知症ではアテトーゼは見られません。パーキンソニズムや幻視の症状が見られます。アテトーゼは脳性麻痺などが原因で見られる不随意運動です。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第41回午後:第87問

脳血管障害で誤っているのはどれか。  

1: 危険因子として高血圧がある。

2: 脳出血の原因として動脈壁の線維素性壊死が関与する。

3: 若年層の脳出血は動静脈奇形が原因となる。

4: 脳血栓の原因として心弁膜症がある。

5: 脳動脈瘤は脳底部に好発する。

第43回午前:第62問

前交通動脈瘤破裂によるくも膜下出血で生じやすいのはどれか。2つ選べ。  

1: 錐体路徴候

2: 小脳性失調

3: 記銘力障害

4: 観念運動失行

5: 自発性低下

第43回午前:第67問

脳卒中患者の嚥下障害について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 片側性大脳病変では発生しない。

2: 延髄病変で生じやすい。

3: 改訂水飲みテストで評価する。

4: むせなければ安全な嚥下と判断する。

5: 飲み物にとろみをつけるとむせやすい。

第51回午前:第96問

病名と症状の組合せで正しいのはどれか。  

1: 前頭側頭型認知症 ― 脱抑制

2: 進行性核上性麻痺 ― 取り繕い

3: 皮質基底核変性症 ― 認知の変動

4: Lewy小体型認知症 ― 肢節運動失行

5: Alzheimer型認知症 ― 垂直性眼球運動障害

第50回午後:第84問

出血部位と出現しやすい症候の組合せで正しいのはどれか。  

1: 被殻 - 作話

2: 皮質下 - 複視

3: 視床 - 注意障害

4: 小脳 - 反響言語

5: 橋 - 半側空間無視

第45回午前:第31問

脳卒中片麻痺患者の歩行時麻痺側下肢の特徴はどれか。2つ選べ。  

1: 立脚相の足内側接地

2: 立脚相の膝関節外側動揺

3: 遊脚相の内反尖足

4: 遊脚相の膝関節過伸展

5: 遊脚相の股関節外転外旋

第53回午後:第44問

脳血管障害の患者に対する治療で適切でないのはどれか。  

1: 片麻痺に対するCI療法

2: 抑うつ状態に対する認知行動療法

3: 弛緩性麻痺に対するボツリヌス毒素療法

4: 歩行障害に対するトレッドミル歩行練習

5: 半側空間無視に対するプリズム適応療法

第57回午前:第97問

後頭葉の血流量低下が特徴的なのはどれか。  

1: HIV認知症

2: 血管性認知症

3: 前頭側頭型認知症

4: Lewy小体型認知症

5: Alzheimer型認知症

  • 答え:4
  • 解説:後頭葉の血流量低下が特徴的な認知症はLewy小体型認知症である。それぞれの認知症は、異なる脳領域の血流量低下が特徴となる。
  • HIV認知症は、特徴的な血流低下が見られないため、後頭葉の血流量低下が特徴的ではない。
  • 血管性認知症は、脳血管障害の部位によって低灌流の部位が変化するため、後頭葉の血流量低下が特徴的とは言えない。
  • 前頭側頭型認知症では、前頭葉や側頭葉の血流量低下が特徴であり、後頭葉の血流量低下が特徴的ではない。
  • Lewy小体型認知症では、後頭葉、一次視覚野、頭頂葉の血流量低下が特徴となるため、この選択肢が正解である。
  • Alzheimer型認知症では、頭頂葉、後方連合野、後部帯状回などの血流量低下が特徴であり、後頭葉の血流量低下が特徴的ではない。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第34回午後:第15問

内頸動脈の分枝でないのはどれか。  

1: 眼動脈

2: 前大脳動脈

3: 後交通動脈

4: 中大脳動脈

5: 後大脳動脈

第50回午後:第4問

70歳の女性。右利き。高血圧性脳出血。急性期の頭部CTを示す。この患者で最も出現しにくいのはどれか。 

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1: 片麻痺

2: 失語症

3: 感覚障害

4: 運動維持困難

5: 中枢性顔面神経麻痺

第38回午後:第7問

正しいのはどれか。  

1: 眼動脈は外頸動脈からの分枝である。

2: 後下小脳動脈は椎骨動脈からの分枝である。

3: 脳底動脈は左右内頸動脈が結合したものである。

4: 前交通動脈は中大脳動脈からの分枝である。

5: 後大脳動脈は椎骨動脈からの分枝である。

第37回午後:第8問

椎骨脳底動脈系から血管支配を受ける大脳皮質はどれか。  

1: 前頭葉内側面

2: 前頭葉外側面

3: 側頭葉外側面

4: 頭頂葉外側面

5: 後頭葉内側面

第54回午前:第14問

60歳の男性。右利き。歩行困難のため搬送された。発症7日目の頭部MRIと頭部MRAを示す。閉塞している動脈はどれか。 

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1: 右前大脳動脈

2: 右中大脳動脈

3: 右内頸動脈

4: 右椎骨動脈

5: 脳底動脈