絞扼性神経障害と障害される神経の組合せで正しいのはどれか。
1: 肘部管症候群 − 橈骨神経
2: 円回内筋症候群 − 尺骨神経
3: 手根管症候群 − 正中神経
4: 梨状筋症候群 − 外側大腿皮神経
5: 足根管症候群 − 総腓骨神経
浅腓骨神経が支配する筋はどれか。
1: 腓腹筋
2: 長腓骨筋
3: 前脛骨筋
4: 足の長母指伸筋
5: 足の長指伸筋
筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。
1: 前鋸筋 − 胸背神経
2: 僧帽筋 − 長胸神経
3: 鎖骨下筋 − 腋窩神経
4: 小胸筋 − 肩甲上神経
5: 肩甲挙筋 − 肩甲背神経
手根管を通らないのはどれか。
1: 滑液鞘
2: 正中神経
3: 尺骨神経
4: 長母指屈筋腱
5: 示指の浅指屈筋腱
筋紡錘で正しいのはどれか。
1: 錘外筋の筋線維と平行に存在する。
2: 求心性線維はIb群に属する。
3: α運動ニューロンの支配を受ける。
4: 一次終末は主に核鎖線維に終止する。
5: 二次終末は主に伸張の速度を検知する。
運動に関する中枢神経について正しいのはどれか。
1: 一次運動野においては他の部位と比較して手と顔面の運動領域が小さい。
2: 中脳黒質に由来するドパミン作動性ニューロンは線条体に至る。
3: 皮質脊髄路のうち約30%の線維が延髄錐体で対側に交叉する。
4: Betzの巨大錐体細胞は運動野大脳皮質の第Ⅲ層に存在する。
5: Purkinje細胞の軸索は小脳への求心性線維となる。
骨格筋の収縮に関わる神経伝達物質はどれか。
1: ガンマアミノ酪酸(GABA)
2: アドレナリン
3: アセチルコリン
4: セロトニン
5: ドーパミン
痛覚について正しいのはどれか。
1: 自由神経終末は侵害受容器である。
2: Aδ線維の伝導速度はC線維よりも遅い。
3: 脊髄後索を上行する。
4: 視床下部で中継される。
5: 皮質は痛みの認識に関与しない。
末梢神経損傷で誤っているのはどれか。
1: 筋萎縮
2: 異常感覚
3: 発汗異常
4: 腱反射亢進
5: 筋線維束攣縮
骨格筋について誤っているのはどれか。
1: 筋線維は横紋構造をもつ。
2: 筋線維は細胞膜をもつ。
3: 刺激はT管系を通じて筋線維内へ伝えられる。
4: 筋線維内の興奮伝達はNaイオンによって伝達される。
5: 筋原線維は主としてアクチンとミオシンからなる。
神経と走行との組合せで正しいのはどれか。
1: 正中神経-Guyon管
2: 尺骨神経-手根管
3: 橈骨神経-肘部管
4: 総腓骨神経-腓骨頭下
5: 大腿神経-足根管
脊髄について正しいのはどれか。
1: 下端は第5腰椎までである。
2: 後根は脊髄神経節をつくる。
3: 終糸は尾骨前面に付着する。
4: 中心管の周囲に白質が存在する。
5: 脊髄円錐は脳と脊髄の移行部である。
脛骨神経支配でないのはどれか。
1: 膝窩筋
2: 足底筋
3: 腓腹筋
4: 前脛骨筋
5: ヒラメ筋
手根管内を通過しないのはどれか。
1: 長母指屈筋腱
2: 深指屈筋腱
3: 浅指屈筋腱
4: 正中神経
5: 尺骨神経
絞扼性神経障害と末梢神経との組合せで誤っているのはどれか。
1: 円回内筋症候群-正中神経
2: 肘部管症候群-尺骨神経
3: 手根管症候群-正中神経
4: 梨状筋症候群-坐骨神経
5: 足根管症候群-深腓骨神経
障害されると翼状肩甲を呈する神経はどれか。2つ選べ。
1: 外側胸筋神経
2: 肩甲下神経
3: 肩甲上神経
4: 肩甲背神経
5: 長胸神経
副交感神経の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 発 汗
2: 涙液分泌
3: 立毛筋収縮
4: 筋血管拡張
5: 気管支収縮
筋紡錘の感覚神経線維で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: Ⅰa
2: Ⅰb
3: Ⅱ
4: α
5: γ
正しいのはどれか。
1: 腓腹筋の神経支配比は外眼筋よりも小さい。
2: 1つの運動単位に属する筋線維は同期して興奮する。
3: γ運動ニューロンは運動単位の構成要素の1つである。
4: 遅筋の支配神経線維の径は速筋の支配神経線維よりも太い。
5: 大径の脊髄前角細胞は小径の細胞よりも弱い筋収縮力で興奮する。
視覚の伝導路はどれか。
1: 外側膝状体
2: レンズ核
3: 放線冠
4: 脳弓
5: 下丘