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第47回午前:第24問

Danielsらの徒手筋力テストにおいて、筋力2を抗重力位で判定するのはどれか。  

1: 膝関節伸展

2: 肩関節屈曲

3: 股関節外転

4: 肘関節伸展

5: 体幹伸展

第45回午前:第2問

Danielsらの徒手筋力テストで抵抗をかける際、検査者の手の位置で正しいのはどれか。ただし、矢印は検査者の加える力の方向を示す。 

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1: 肩関節伸展

2: 肩関節外転

3: 肩関節屈曲

4: 肩甲骨挙上

5: 肩甲骨内転

第54回午後:第91問

重症筋無力症で正しいのはどれか。  

1: 胸腺の異常を伴うことが多い。

2: Parkinson病より患者数が多い。

3: テンシロン試験で症状が悪化する。

4: 血清クレアチンキナーゼが上昇する。

5: 誘発筋電図の反復刺激試験で振幅の漸増を認める。

  • 答え:1
  • 解説:重症筋無力症は骨格筋の易疲労性や脱力を主症状とし、症状の日内変動や寛解と増悪を繰り返す病気です。胸腺の異常を伴うことが多く、検査所見では血中アセチルコリン受容体抗体が陽性となることが特徴です。
  • 選択肢1は正しいです。重症筋無力症は、悪性胸腺腫などの胸腺の異常を伴うことが多いです。悪性胸腺腫の合併例は予後不良であることが知られています。
  • 選択肢2は間違いです。重症筋無力症の有病率は11.8人/10万人であり、Parkinson病の有病率は100~150人/10万人とされているため、重症筋無力症の患者数はParkinson病より少ないです。
  • 選択肢3は間違いです。テンシロン試験は、塩酸エドロホニウムを静脈注射し、眼や全身の症状が改善されるかどうかをみるものであり、症状が悪化することはありません。劇的な改善が得られた場合、重症筋無力症と診断されます。
  • 選択肢4は間違いです。重症筋無力症では、筋炎や心筋炎を合併しない場合、血清クレアチンキナーゼの上昇はみられません。血中アセチルコリン受容体抗体が陽性となることが特徴的な検査所見です。
  • 選択肢5は間違いです。重症筋無力症の誘発筋電図では、低頻度の連続刺激で振幅の漸減(waning現象)を認めるのが特徴です。振幅の漸増ではありません。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第43回午前:第3問

Danielsらの徒手筋力テストで規定されている頭部屈曲はどれか。  

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第46回午後:第1問

Danielsらの徒手筋力テストの測定肢位で正しいのはどれか。 

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1: 肩関節屈曲

2: 肩関節伸展

3: 肩関節水平内転

4: 肘関節屈曲(上腕二頭筋)

5: 手関節伸展

第41回午前:第42問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおける代償動作とそれを起こす筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肩関節屈曲 - 上腕二頭筋

2: 肘関節屈曲 - 方形回内筋

3: 前腕回内 - 橈側手根屈筋

4: 股関節屈曲 - 縫工筋

5: 膝関節屈曲 - 腓腹筋

第35回午前:第98問

ダニエルスらの徒手筋力テストにおいて腹臥位で測定するのはどれか。  

1: 肩関節外旋:段階3(Fair)

2: 肘関節伸展:段階2(Poor)

3: 股関節外転:段階2(Poor)

4: 膝関節屈曲:段階2(Poor)

5: 足関節底屈:段階4(Good)

第52回午前:第5問

Danielsらの徒手筋力テストの結果を表に示す。表以外の筋に異常はみられない。関節可動域はすべて正常範囲である。通常速度で直線歩行したときに予想されるのはどれか。 

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1: 左の踵足歩行

2: 右の尖足歩行

3: 左遊脚中期の分回し

4: 右のTrendelenburg徴候

5: 右遊脚後期の膝過伸展傾向

第43回午前:第44問

Danielsらの徒手筋力テストの際に生じる代償運動とそれを起こす筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 股関節外転 - 大腿直筋

2: 膝関節屈曲 - 腓腹筋

3: 肩関節外転 - 上腕二頭筋

4: 肘関節屈曲 - 方形回内筋

5: 母指内転 - 長母指屈筋

第37回午前:第48問

ダニエルスらの徒手筋力テストの筋力4(Good)を検査する体位で誤っている組合せはどれか。  

1: 頸部回旋-背臥位

2: 肩関節内旋-腹臥位

3: 肩関節伸展-腹臥位

4: 肩甲骨内転-腰掛け座位

5: 肩甲骨挙上-腰掛け座位

第39回午前:第52問

ダニエルスらの徒手筋力テストで筋力4(Good)を検査する際に肩関節を内転・内旋位で行うのはどれか。  

1: 僧帽筋中部線維

2: 前鋸筋

3: 肩甲下筋

4: 棘下筋

5: 大・小菱形筋

第53回午前:第3問

Danielsらの徒手筋力テストの段階5及び4の検査で、検査者の抵抗をかける手の位置で正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、矢印は検査者の加える力の方向を示す。 

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1: 肩甲骨内転

2: 肩関節外転

3: 肩関節水平内転

4: 肩関節内旋

5: 前腕回内

第49回午後:第2問

Danielsらの徒手筋力テストで、体幹屈曲の段階2以下では判定のために3段階の操作が示されている。検査肢位を図に示す。段階2が確定するのはどれか。2つ選べ。 

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1: 図1で頭を持ち上げるように教示したとき、頭は持ち上がったが肩甲骨が床から離れなかった。

2: 図1で頭を持ち上げるように教示したとき、頭を持ち上げることができなかった。

3: 図2で体幹前屈を教示したとき、胸郭に凹みが生じた。

4: 図2で体幹前屈を教示したとき、胸郭は凹まなかったが腹直筋の収縮を触知できた。

5: 図2で咳をするように教示し、咳はできなかったが腹直筋の収縮を触知できた。

第50回午前:第4問

Danielsらの徒手筋力テストで右外腹斜筋と左内腹斜筋の検査を図に示す。右の肩甲骨下角を台から離すことができた。判断できる最も低い段階はどれか。 

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1: 段階1

2: 段階2

3: 段階3

4: 段階4

5: 段階5

第40回午前:第51問

誤っている組合せはどれか。  

1: トーマステスト-腸腰筋短縮

2: ファーレンテスト-正中神経圧迫

3: ヤーガソンテスト-肩関節拘縮

4: スパーリングテスト-神経根圧迫

5: アドソンテスト-血管圧迫

第55回午後:第26問

Danielsらの徒手筋力テストで、検査する筋の段階と開始肢位の組合せで正しいのはどれか。  

1: 菱形筋群の段階4―――肘関節伸展位

2: 上腕三頭筋の段階4――肩関節屈曲位

3: 大殿筋の段階3――――膝関節伸展位

4: 大腿四頭筋の段階2――股関節屈曲位

5: 後脛骨筋の段階2―――足関節底屈位

第47回午前:第45問

呼吸機能が低下してきた筋萎縮性側索硬化症患者に対する呼吸理学療法で適切なのはどれか。  

1: 口すぼめ呼吸の指導

2: 胸郭のストレッチ

3: 呼気時の胸郭圧迫

4: 腹式呼吸の指導

5: 有酸素運動

第39回午前:第42問

ダニエルスらの徒手筋力テストの筋力4(Good)を検査する体位で誤っている組合せはどれか。  

1: 頸部回旋-背臥位

2: 肩甲骨挙上-腰掛け座位

3: 肩甲骨内転-腰掛け座位

4: 肩関節内旋-腹臥位

5: 肩関節伸展-腹臥位

第49回午前:第23問

Danielsらの徒手筋力テストにおける段階2の検査で、検査する筋と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腸腰筋 ― 背臥位

2: 中殿筋 ― 背臥位

3: 大腿四頭筋 ― 腹臥位

4: 縫工筋 ― 背臥位

5: ヒラメ筋 ― 側臥位

第42回午前:第1問

ダニエルスらの徒手筋力テストによる股関節外転、段階3(Fair)のテストを実施したところ図のような代償運動がみられた。この代償運動への関与が疑われる筋はどれか。2つ選べ。 

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1: 小殿筋

2: 腸腰筋

3: 大腿直筋

4: 大腿筋膜張筋

5: 半腱様筋