第46回午後第88問の類似問題

第47回午前:第27問

頸髄完全損傷者における残存髄節レベルと感覚残存部位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: C4 ― 肩峰

2: C5 ― 腋窩

3: C6 ― 母指球

4: C7 ― 乳頭

5: C8 ― 胸骨剣状突起

第41回午前:第65問

脊髄損傷で正しいのはどれか。  

1: 脊髄円錐部損傷では排尿障害の予後は良好である。

2: 馬尾損傷では痙性対麻痺を生じる。

3: 後脊髄症候群では深部感覚障害に比べ温痛覚障害が主体となる。

4: 前脊髄症候群では深部感覚障害に比べ運動機能の予後が悪い。

5: ブラウン・セカール症候群では損傷部以下の同側の温痛覚障害がある。

第57回午前:第7問

28歳の男性。脊髄完全損傷。両側に長下肢装具を使用し、平行棒内歩行練習を行っている。歩行パターンを図に示す。機能残存レベルはどれか。 

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1: Th1

2: Th6

3: Th12

4: L4

5: S1

第54回午前:第9問

第5頸髄不全四肢麻痺〈ASIA C〉患者の図の矢印の部分に褥瘡ができた。見直すべき動作で考えられるのはどれか。 

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1: 移乗

2: 座位保持

3: 立ち上がり

4: 起き上がり

5: プッシュアップ

第41回午前:第64問

脊髄損傷の機能残存レベルと可能な運動との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 第1腰髄節 - 股関節外転

2: 第2腰髄節 - 股関節伸展

3: 第3腰髄節 - 膝関節伸展

4: 第4腰髄節 - 足関節背屈

5: 第5腰髄節 - 足関節底屈

第42回午前:第63問

脊髄損傷の機能残存レベルと装具との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 第5頸髄節-手関節背屈装具

2: 第7頸髄節-短対立装具

3: 第12胸髄節-股継手付き長下肢装具

4: 第2腰髄節-長下肢装具

5: 第3仙髄節-短下肢装具

第54回午後:第11問

頸髄損傷者の起き上がり動作を図に示す。Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類における機能残存レベルはどれか。 

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1: C5A

2: C5B

3: C6A

4: C6BⅡ

5: C7A

第45回午後:第13問

長下肢装具を装着した脊髄損傷者の立ち上がりの行程を図に示す。この動作が可能な最も高位の機能残存レベルはどれか。 

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1: T4

2: T8

3: T12

4: L2

5: L4

第47回午前:第6問

68歳の男性。体操中に頸部を急激に後方へ反らした際に受傷し、骨傷のない頸髄損傷と診断された。独歩は可能だが、上肢に強い運動障害を認める。損傷型として最も考えられるのはどれか。ただし、図の斜線部は頸髄横断面における損傷部位を示す。  

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第45回午前:第91問

右延髄外側の脳梗塞で認められるのはどれか。  

1: 右顔面の温痛覚障害

2: 右顔面神経麻痺

3: 右上斜筋麻痺

4: 右片麻痺

5: 左小脳性運動失調

第48回午後:第31問

二分脊椎について正しいのはどれか。  

1: 脊髄髄膜瘤に水頭症を合併する。

2: 病変部位は胸椎が多い。

3: 麻痺レベルはHofferの分類を用いる。

4: 移動能力はSharrardの分類を用いる。

5: 潜在性では神経症状を生じる。

第45回午後:第17問

21歳の男性。右上腕骨骨折。図に示す領域の知覚が脱失し、運動麻痺がみられる。装着するスプリントで適切なのはどれか。 

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1: フレクサーヒンジ・スプリント

2: Bennett型長対立スプリント

3: Thomasスプリント

4: ナックルベンダー

5: 短対立スプリント

第45回午後:第52問

右下腿中央部やや上方の横断図を示す。ヒラメ筋はどれか。 

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第47回午後:第16問

3歳の男児。痙直型右片麻痺。図に示す右上下肢の肢位に影響しているのはどれか。2つ選べ。 

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1: 逃避反射

2: 陽性支持反応

3: 交叉性伸展反射

4: 緊張性迷路反射

5: 非対称性緊張性頸反射

第39回午前:第8問

20歳の男性。交通事故による脊髄完全損傷対麻痺(第7胸髄節まで機能残存)。受傷後6か月経過。理学療法で重要度の低いのはどれか。2つ選べ。

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第55回午後:第83問

Brown-Séquard症候群で損傷髄節よりも下位の反対側に現れる症状はどれか。2つ選べ。  

1: 運動麻痺

2: 触覚障害

3: 痛覚障害

4: 温度覚障害

5: 深部覚障害

  • 答え:3 ・4
  • 解説:Brown-Séquard症候群は脊髄半側の損傷によって引き起こされる症候群で、損傷髄節よりも下位の反対側では痛覚障害と温度覚障害が現れます。
  • 運動麻痺は、損傷側の損傷レベル以下に現れるため、反対側ではなく損傷側に現れる症状です。
  • 触覚障害は、損傷側の損傷レベル以下に現れるため、反対側ではなく損傷側に現れる症状です。
  • 痛覚障害は、損傷側の反対側の損傷レベル以下に現れるため、正しい選択肢です。
  • 温度覚障害は、損傷側の反対側の損傷レベル以下に現れるため、正しい選択肢です。
  • 深部覚障害は、損傷側の損傷レベル以下に現れるため、反対側ではなく損傷側に現れる症状です。
  • 科目:神経・筋系の障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午前:第5問

脳卒中による左片麻痺患者で、麻痺側立脚相に図のような異常歩行がみられた。理学療法で誤っているのはどれか。 

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1: 麻痺側に荷重してのブリッジ

2: 腹筋群の促通

3: 下腿三頭筋の持続的伸張

4: 背屈制限付き短下肢装具の使用

5: 足背屈筋群の機能的電気刺激

第47回午後:第34問

頸髄完全損傷患者(第5頸髄節まで機能残存)で機能するのはどれか。  

1: 横隔膜

2: 腹直筋

3: 外肋間筋

4: 内肋間筋

5: 外腹斜筋

第35回午前:第31問

図に示す立ち上がり動作手順と疾患(障害)との組合せで誤っているのはどれか。 

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1: 左片麻痺

2: パーキンソン病

3: 腰髄損傷(第3腰髄節まで機能残存)

4: 筋ジストロフィー

5: 小脳性失調症

第37回午前:第18問

45歳の男性。左上下肢のしびれで初発し、視力障害・呼吸困難・四肢麻痺など多彩な症状の寛解と増悪を繰り返した。MRI画像で脳脊髄の白質に多発性・散在性の脱髄斑が認められた。理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 関節可動域運動

2: 呼吸理学療法

3: 筋力増強

4: ハバードタンク浴

5: 車椅子指導