解離性(転換性)障害として誤っているのはどれか。
1: 健 忘
2: 遁 走
3: 強迫観念
4: 失立失歩
5: 視野狭窄
統合失調症患者が「自分は不老不死の薬を開発して人類を救うと突然わかった」と述べた。この症状はどれか。2つ選べ。
1: 誇大妄想
2: 作為体験
3: 妄想気分
4: 妄想知覚
5: 妄想着想
神経症性障害の特徴はどれか。
1: 1. 強迫行為は作業遂行を妨げる。
2: 2. 離人症は医療機関を変更しやすい。
3: 3. 転換性障害には心因性健忘が生じる。
4: 4. 身体化障害では症状が固定しやすい。
5: 5. 心気症状は作業療法中にはみられない。
70歳の女性。買い物での計算や自宅への道順を間違えるようになり、心配した家族に伴われて物忘れ外来を受診した。Alzheimer型認知症と診断され外来作業療法を開始した。患者は「どうして私がここへ来ないといけないの」、「だまされた。帰りたい」と訴えて興奮することが多い。この時期の患者に対する作業療法の目的として適切なのはどれか。
1: 食事動作の維持
2: 精神的混乱の軽減
3: 廃用症候群の予防
4: 非言語的交流の活用
5: 福祉用具の適用評価
アルコール依存症に関連が少ないのはどれか。
1: ペラグラ脳症
2: Cotard症候群
3: Wernicke脳症
4: Liepmann現象
5: Korsakoff症候群
躁病の症状で誤っているのはどれか。
1: 爽快気分
2: 連合弛緩
3: 観念奔逸
4: 誇大妄想
5: 睡眠障害
70代の女性。Alzheimer型認知症の診断を受けデイケアを利用しながら自宅で生活を続けている。独歩での移動は可能であるが、屋外では道に迷う。IADLは全介助である。感情のコントロールができなくなり、デイケア施設職員に文句を言ったり介護に抵抗することもある。この患者に対するデイケアプログラムで優先すべき目標はどれか。
1: 気分の安定
2: 買い物の練習
3: 対人関係の改善
4: 家事動作の練習
5: 短期記銘力の向上
精神分裂病(統合失調症)の陽性症状はどれか。
1: 意欲減退
2: 思考制止
3: 作為体験
4: 感情鈍麻
5: 観念奔逸
78歳の女性。Alzheimer型認知症。物忘れが激しくなるに従い、何をするにも介護者である夫に頼り、そばを離れない状態となった。そのため、主治医にデイケアを勧められ、通所を開始した。在宅での生活を継続させるために作業療法で優先するのはどれか。
1: 体力の維持
2: 不安の軽減
3: 合併症の予防
4: 対人交流の拡大
5: ストレスの発散
自律神経症状を主症状とする疾患はどれか。
1: 重症筋無力症
2: 多発性硬化症
3: アルツハイマー型痴呆
4: パーキンソン病
5: シャイ・ドレイガー症候群