第44回午後第43問の類似問題

第50回午前:第52問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 腸骨筋 - 大腿神経

2: 大殿筋 - 上殿神経

3: 小殿筋 - 下殿神経

4: 前脛骨筋 - 脛骨神経

5: 内閉鎖筋 - 閉鎖神経

第54回午前:第28問

歩行周期で立脚相直前から活動し、踵接地時に大きな活動を示す下肢の筋はどれか。2つ選べ。  

1: 下腿三頭筋

2: 前脛骨筋

3: 大腿四頭筋

4: 長母指屈筋

5: 腸腰筋

第45回午前:第70問

口裂を閉鎖するのはどれか。2つ選べ。  

1: 頬筋

2: 広頸筋

3: 口輪筋

4: 顎二腹筋

5: 顎舌骨筋

第50回午後:第72問

基本肢位からの股関節の運動について正しいのはどれか。  

1: 屈曲時に腸脛靱帯は緊張する。

2: 伸展時に坐骨大腿靱帯は緊張する。

3: 外転時に大腿骨頭靱帯は緊張する。

4: 内旋時に恥骨大腿靱帯は緊張する。

5: 屈曲時に腸骨大腿靱帯は緊張する。

第54回午前:第72問

膝関節の運動で正しいのはどれか。  

1: 側副靱帯は屈曲時に緊張する。

2: 関節包の後面は前面に比べて伸縮性が高い。

3: 半月板の内外縁とも遊離して可動性に関与する。

4: 大腿骨の脛骨上の転がり運動は、屈曲最終域までみられる。

5: 大腿骨の脛骨上の転がり運動は外側顆部の方が内側顆部より大きい。

  • 答え:5
  • 解説:膝関節の運動に関する正しい選択肢は、大腿骨の脛骨上の転がり運動が外側顆部の方が内側顆部より大きいという選択肢5です。他の選択肢は、膝関節の構造や運動に関する誤った情報を含んでいます。
  • 選択肢1は間違いです。膝関節の外側側副靱帯は、膝関節伸展、内転、外旋、内旋時に緊張し、内側側副靱帯は、膝関節伸展、外転、外旋、内旋時に緊張します。屈曲時に緊張するという記述は誤りです。
  • 選択肢2は間違いです。膝関節包の後面は、前面に比べて伸縮性が低いです。関節包の前面は薄く、伸縮性に富むのに対し、後面は強靱で、弾力性に乏しい靱帯組織で補強されています。
  • 選択肢3は間違いです。膝関節の外側半月板は、外縁が厚く関節包、半膜様筋に付着し、内縁は薄く遊離しています。しかし、半月板の内外縁が両方とも遊離しているという記述は誤りです。
  • 選択肢4は間違いです。膝関節を完全伸展位から屈曲する際、大腿骨の脛骨上の転がり運動は、屈曲初期にみられます。屈曲の最終域では、滑り運動のみとなります。
  • 選択肢5は正しいです。大腿骨の関節面は、外側顆のほうが内側顆よりも短いため、その距離を補うために大腿骨の脛骨上の転がり運動の要素は、外側顆部の方が内側顆部より大きくなっています。
  • 科目:運動学
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第45回午前:第27問

関節運動とそれを制限する靱帯との組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩鎖関節回旋 − 烏口肩峰靱帯

2: 脊椎の伸展 − 後縦靱帯

3: 股関節伸展 − 大腿骨頭靱帯

4: 膝関節伸展 − 膝前十字靱帯

5: 足関節内がえし − 三角靱帯

第50回午後:第54問

筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。  

1: 小円筋 - 腋窩神経

2: 棘上筋 - 肩甲下神経

3: 三角筋 - 肩甲上神経

4: 大円筋 - 肩甲上神経

5: 肩甲下筋 - 腋窩神経

第44回午後:第39問

肘関節屈曲位で前腕最大回内位から回外位に働く筋はどれか。2つ選べ。  

1: 肘 筋

2: 長掌筋

3: 上腕筋

4: 腕橈骨筋

5: 上腕二頭筋

第37回午前:第5問

A・B動作における第2相の表面筋電図である。検索筋はどれか。 

37_0_5

1: 上腕三頭筋

2: 前鋸筋

3: 腰部背筋

4: 股関節屈筋

5: 大胸筋

第47回午前:第2問

Danielsらの徒手筋力テストを図に示す。テストしている筋で正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、図の矢印は抵抗の方向を示している。 

47_0_2

1: 側頭筋

2: 広頸筋

3: 顎舌骨筋

4: 顎二腹筋

5: 内側翼突筋

第57回午前:第72問

膝関節屈曲運動の制限に関与するのはどれか。  

1: 斜膝窩靱帯の緊張

2: 前十字靱帯の緊張

3: 大腿後面と下腿後面の接触

4: 大腿骨の転がり運動の出現

5: 内側側副靱帯の緊張

  • 答え:3
  • 解説:膝関節屈曲運動の制限に関与するのは大腿後面と下腿後面の接触である。これは筋腹の接触により運動が制限されるためである。
  • 斜膝窩靱帯の緊張は、膝関節伸展と外旋の制限に関与しているため、屈曲運動の制限には関与しない。
  • 前十字靱帯の緊張は、膝関節伸展と内旋の制限に関与しているため、屈曲運動の制限には関与しない。
  • 大腿後面と下腿後面の接触は、膝関節屈曲運動の制限に関与する。これは筋腹の接触により運動が制限されるためである。
  • 膝関節完全伸展位から屈曲初期時に大腿骨の転がり運動が出現するが、これは正常な動きであり制限に関与しない。
  • 内側側副靱帯の緊張は、膝関節伸展と内旋の制限に関与しているため、屈曲運動の制限には関与しない。
  • 科目:運動学
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第55回午後:第54問

筋皮神経支配の筋はどれか。2つ選べ。  

1: 肘筋

2: 棘下筋

3: 三角筋

4: 烏口腕筋

5: 上腕二頭筋

  • 答え:4 ・5
  • 解説:筋皮神経支配の筋は烏口腕筋と上腕二頭筋です。筋皮神経は上肢の筋肉の一部を支配しており、烏口腕筋と上腕二頭筋がその例です。
  • 肘筋は筋皮神経支配ではなく、橈骨神経支配です。肘筋は上腕骨外側上顆の後面から起始し、尺骨近位部の橈側面に停止します。
  • 棘下筋は筋皮神経支配ではなく、肩甲上神経支配です。棘下筋は肩甲骨棘下窩や棘下筋膜内面から起始し、上腕骨大結節後面の中部や肩関節包に停止します。
  • 三角筋は筋皮神経支配ではなく、腋窩神経支配です。三角筋は肩甲骨肩甲棘後部や肩峰中部、鎖骨外側1/3の領域から起始し、上腕骨三角筋粗面に停止します。
  • 烏口腕筋は筋皮神経支配で正しいです。烏口腕筋は肩甲骨烏口突起から起始し、上腕骨内側面の中央部や内側上腕筋間中隔に停止します。
  • 上腕二頭筋は筋皮神経支配で正しいです。長頭は肩甲骨関節上結節、短頭は肩甲骨烏口突起から起始し、橈骨粗面や一部は薄い上腕二頭筋腱膜となって前腕筋膜の内側近位面に放散します。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第38回午前:第31問

運動点で正しいのはどれか。 

38_0_31

1: 棘上筋

2: 上腕筋

3: 示指伸筋

4: 短橈側手根伸筋

5: 長母指外転筋

第49回午前:第23問

Danielsらの徒手筋力テストにおける段階2の検査で、検査する筋と測定肢位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腸腰筋 ― 背臥位

2: 中殿筋 ― 背臥位

3: 大腿四頭筋 ― 腹臥位

4: 縫工筋 ― 背臥位

5: ヒラメ筋 ― 側臥位

第46回午前:第18問

姿勢保持練習とそれによって強化しようとしている筋で誤っているのはどれか。 

46_0_18

1: 下腿三頭筋

2: ハムストリングス

3: 大腿四頭筋

4: 中殿筋

5: 腹直筋

第44回午前:第56問

脛骨骨折後の尖足拘縮で短縮を起こしやすい筋はどれか。2つ選べ。  

1: 前脛骨筋

2: 長指伸筋

3: 後脛骨筋

4: 長母指伸筋

5: 長母指屈筋

第53回午後:第52問

脊柱管の前壁に沿って走行する靱帯はどれか。  

1: 黄色靱帯

2: 棘間靱帯

3: 棘上靱帯

4: 後縦靱帯

5: 前縦靱帯

  • 答え:4
  • 解説:脊柱管の前壁に沿って走行する靱帯は後縦靱帯である。後縦靱帯は椎体の後面に沿い、脊柱管の前壁に沿って縦走し、脊柱の運動を抑制する一方で、椎間円板の保護の機能もある。
  • 黄色靱帯は脊髄の後方にある椎弓間を結ぶ靱帯であり、脊柱管の前壁に沿って走行する靱帯ではない。黄色靱帯は弾性線維の影響で黄色を呈する。
  • 棘間靱帯は隣接する上下の棘突起を結ぶ靱帯であり、脊柱管の前壁に沿って走行する靱帯ではない。
  • 棘上靱帯は第7頸椎から仙骨までの棘突起先端間を結ぶ靱帯であり、脊柱管の前壁に沿って走行する靱帯ではない。
  • 後縦靱帯は椎体の後面に沿い、脊柱管の前壁に沿って縦走する靱帯である。後縦靱帯は脊柱の運動を抑制する一方で、椎間円板の保護の機能もある。このため、選択肢4が正しい答えである。
  • 前縦靱帯は環椎の前結節から仙骨まで、脊柱前面を上下に縦走する靱帯であり、脊柱管の前壁に沿って走行する靱帯ではない。前縦靱帯は下方へ向かうほど靱帯の幅が広くなり、椎体と強固に結合する。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第46回午後:第51問

肩甲下筋の付着部位で正しいのはどれか。  

46_1_51

第35回午後:第12問

髄節と支配筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: C3-胸鎖乳突筋

2: C4-横隔膜

3: C5-広背筋

4: C6-三角筋

5: C7-上腕三頭筋

第38回午後:第15問

体表から観察困難な筋はどれか。  

1: 僧帽筋

2: 三角筋

3: 棘上筋

4: 棘下筋

5: 大円筋