胸部の解剖について正しいのはどれか。
1: 縦隔後面は心臓である。
2: 肺栄養血管は肺動脈である。
3: 区域気管支は左右5本ずつある。
4: 胸骨柄と第3肋骨は関節を形成する。
5: 臓側胸膜と壁側胸膜は連続している。
正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.膵頭は膵尾に比べて細い。イ.膵臓は上大静脈に接している。ウ.膵尾の端は脾臓に接している。エ.総胆管は十二指腸に開口する。オ.胆嚢は左上腹部に位置する。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
視覚器で正しいのはどれか。
1: 虹彩には瞳孔括約筋がある。
2: 眼動脈は外頸動脈の分枝である。
3: 視神経乳頭は眼球軸の外側にある。
4: 角膜には血管が多数分布している。
5: 網膜中心窩には錐体よりも杆体の方が多い。
図に示す神経支配領域と末梢神経の組合せで正しいのはどれか。
1: ①―――腋窩神経
2: ②―――肋間上腕皮神経
3: ③―――尺骨神経
4: ④―――橈骨神経
5: ⑤―――正中神経
65歳の男性。右利き。左上下肢の脱力のため搬送された。頭部MRAを示す。閉塞している血管はどれか。
1: 左前大脳動脈
2: 左中大脳動脈
3: 右後大脳動脈
4: 右内頸動脈
5: 脳底動脈
脳の解剖で誤っているのはどれか。
1: 黒質は中脳にある。
2: 海馬は側頭葉にある。
3: 中小脳脚は中脳と小脳を連絡する。
4: 脳梁は左右の大脳半球を連絡する。
5: 中心溝は前頭葉と頭頂葉の間にある。
運動負荷による臓器への血流配分について正しいのはどれか。
1: 冠血流は減少する。
2: 肝血流は減少する。
3: 腎血流は増加する。
4: 脳血流は増加する。
5: 皮膚血流は減少する。
上大静脈と下大静脈とを結ぶ静脈はどれか。
1: 奇静脈
2: 鎖骨下静脈
3: 上腸管膜静脈
4: 腎静脈
5: 脾静脈
脳梗塞の発生部位と出現する症状の組合せで正しいのはどれか。
1: Broca領域 ── 遂行機能障害
2: 右小脳半球 ── 左上下肢の運動失調
3: 右内包後脚 ── 左上下肢の運動麻痺
4: 左前頭葉 ── 左半側空間無視
5: 左放線冠 ── 感覚性失語
誤っているのはどれか。
1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。
2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。
3: 肝臓の栄養血管は門脈である。
4: 肝静脈は下大静脈に連なる。
5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。
誤っているのはどれか。
1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。
2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。
3: 肝臓の栄養血管は門脈である。
4: 肝静脈は下大静脈に連なる。
5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。
中枢神経系の系統発生と分化で正しいのはどれか。
1: 海馬は大脳皮質で最も新しい。
2: 小脳半球は虫部より新しい。
3: 線条体は間脳に属する。
4: 橋は中脳から分化した。
5: 延髄は脊髄から分化した。
胸部の解剖について正しいのはどれか。
1: 縦隔の後面は心臓である。
2: 肺の栄養血管は肺動脈である。
3: 区域気管支は左右10本ずつある。
4: 第3肋骨は胸骨柄と関節を形成する。
5: 臓側胸膜と壁側胸膜とは連続している。
自律神経作用と支配する節前ニューロンの起始レベルとの組合せで正しいのはどれか。
1: 細気管支の収縮 ── 頸 髄
2: 顔面の汗腺の発汗 ── 延 髄
3: 消化管蠕動の亢進 ── 腰 髄
4: 瞳孔散大筋の収縮 ── 胸 髄
5: 内尿道括約筋の収縮 ── 仙 髄
脳血管障害で正しい組合せはどれか。
1: 脳出血-夜間就眠中に発症することが多い。
2: くも膜下出血-突発的に発症する。
3: 脳血栓-数分で症候は完成する。
4: 脳塞栓-症候の完成までに1~2日を要する。
5: 一過性脳虚血発作-血圧の上昇で発症する。
左肺の内側面が接するのはどれか。2つ選べ。
1: 食道
2: 奇静脈
3: 大動脈弓
4: 上大静脈
5: 下大静脈
大脳辺縁系について誤っているのはどれか。
1: 海馬は探索行動と深い関係がある。
2: 海馬は前頭葉の一部である。
3: 乳頭体はパペツ回路の一部で感情発現と関連する。
4: 扁桃体は食欲、性欲に関連した中枢である。
5: 扁桃体は大脳基底核に分類される。
触診部位で誤っているのはどれか。
1: 浅側頭動脈 - 外耳孔の前方
2: 上腕動脈 - 上腕前面橈側部
3: 橈骨動脈 - 前腕掌側外側遠位部
4: 大腿動脈 - 大腿三角内
5: 後脛骨動脈 - 足関節内果後方
脳神経核と存在部位との組合せで誤っているのはどれか。
1: 動眼神経-中脳
2: 迷走神経-延髄
3: 外転神経-橋
4: 舌下神経-延髄
5: 副神経-中脳
大脳辺縁系について誤っているのはどれか。
1: 海馬は陳述記憶と深い関係がある。
2: 海馬は前頭葉の一部である。
3: 乳頭体はPapez(パペッツ)回路の一部をなす。
4: 扁桃体は食欲、性欲に関連した中枢である。
5: 大脳辺縁系は発生学的に古い。