第44回午前第57問の類似問題

第35回午後:第96問

慢性関節リウマチの治療法とその目的との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 温熱療法-変形の予防

2: 運動療法-筋力の保持

3: 装具療法-関節の保護

4: 薬物療法-消 炎

5: 滑膜切除術-早期の消炎

第53回午前:第33問

関節リウマチ患者に対してスプリントを用いる目的で誤っているのはどれか。  

1: 筋力増強

2: 動作の補助

3: 痛みの軽減

4: 炎症の改善

5: 関節アライメントの矯正

第40回午前:第81問

関節リウマチの理学療法で誤っているのはどれか。  

1: 炎症症状の強い関節に寒冷療法を行う。

2: 朝のこわばりの強い時間帯は避ける。

3: 筋力増強運動は等尺性を原則とする。

4: 起き上がり動作は下肢と頭頸部の反動を利用する。

5: 移乗動作は座面を高く調整する。

第56回午前:第41問

関節リウマチに対する運動療法で正しいのはどれか。  

1: 活動期では関節可動域運動は行わない。

2: 環軸椎亜脱臼では頸椎可動域運動を行う。

3: 関節強直では関節可動域運動を行う。

4: 等尺性運動で筋力を維持する。

5: ムチランス変形では他動運動を行う。

第43回午前:第53問

関節リウマチの作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 低負荷の運動を行う。

2: 筋力強化には等張性収縮を利用する。

3: プログラムは日内変動に応じて遂行する。

4: 日常生活指導は対象者と家族に実施する。

5: 痛みのある時にはスプリントで安静を保つ。

第37回午前:第65問

活動期の関節リウマチに対する理学療法で適切でないのはどれか。  

1: 局所の安静

2: 保持装具の使用

3: ADL指導

4: 等尺性収縮による筋力維持

5: 極超短波療法

第52回午前:第41問

関節リウマチの症状と理学療法の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肩関節痛――――――持続伸張運動

2: 手指の変形―――――超音波療法

3: 足の外反母指――――金属支柱付短下肢装具

4: 膝関節外反変形―――外側ウェッジ

5: 環軸関節亜脱臼―――頸椎前屈姿勢の予防

第40回午前:第55問

関節リウマチの作業療法で誤っているのはどれか。  

1: 日常生活指導は対象者と家族に対して実施する。

2: 痛みのある時にはスプリントの使用を避ける。

3: 日内変動に配慮してプログラムを遂行する。

4: 疲労によって痛みが増悪するため休憩をとる。

5: 筋力強化には等尺性収縮を利用した運動を用いる。

第45回午後:第28問

関節リウマチ患者の上肢の筋力と関節運動とで正しいのはどれか。  

1: 鉄アレイを用いて抵抗をかける。

2: 抵抗運動は関節内圧を下降させる。

3: 等尺性運動によって筋力を維持する。

4: 手関節伸展によって手内筋を強化する。

5: 関節運動によって関節内温度は低下する。

第36回午後:第85問

慢性関節リウマチの治療薬はどれか。2つ選べ。 ア.利尿薬イ.β遮断薬ウ.カルシウム拮抗薬エ.金製剤オ.副腎皮質ステロイド薬  

1: ア

2: イ

3: ウ

4: エ

5: オ

第41回午前:第58問

関節リウマチの関節保護で正しいのはどれか。  

1: 大きな関節への負担を避けるため小さな関節を使う。

2: ソフトネックカラーを使用する。

3: 寝る時は高めの枕を使用する。

4: 両側への負担を軽減するためできるだけ片手を使用する。

5: 膝下に枕を入れ膝の痛みを和らげる。

第47回午後:第86問

関節リウマチについて正しいのはどれか。  

1: 股関節などの大関節に初発する。

2: 罹患関節の症状は非対称性に現れる。

3: 約半数にリウマトイド結節が認められる。

4: 血清アルカリフォスファターゼが高値となる。

5: 悪性関節リウマチでは血管炎による臓器障害が起こりやすい。

第57回午後:第28問

関節リウマチについて正しいのはどれか。  

1: 渦流浴は禁忌である。

2: 家事の実施は午前中が良い。

3: 疼痛の特徴として圧痛がある。

4: 疼痛に対して装具は使用しない。

5: 非ステロイド性抗炎症薬で疼痛は軽減しない。

  • 答え:3
  • 解説:関節リウマチは免疫異常による炎症性関節疾患で、抗リウマチ薬や非ステロイド性抗炎症薬が治療に用いられる。症状には腫脹、圧痛、熱感、こわばりなどがあり、適切な治療や生活習慣が重要である。
  • 渦流浴は関節の熱感・炎症・腫脹がない時には行ってもよいため、選択肢1は正しくない。
  • 関節リウマチ患者は朝のこわばりが生じることが多いため、家事動作は起きて間もない午前中を避けて行ったほうがよい。選択肢2は正しくない。
  • 関節リウマチの症状には腫脹、圧痛、熱感、こわばりなどがあり、選択肢3は正しい。
  • 疼痛に対しては、スプリントを装着して安静保持する方法があるため、選択肢4は正しくない。
  • 非ステロイド性抗炎症鎮痛薬(NSAIDs)は疼痛と腫れを和らげることができるため、選択肢5は正しくない。
  • 科目:整形外科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午前:第64問

慢性関節リウマチの下肢症状と理学療法との組合せで適切でないのはどれか。  

1: 膝関節炎症再燃-アイスパック

2: 足関節荷重時動揺-テーピング

3: 膝関節荷重痛-歩行浴

4: 膝関節屈曲外反変形-CPM(持続的他動運動)装置

5: 扁平足-アーチサポート

第41回午前:第21問

関節リウマチの関節保護で適切でないのはどれか。  

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第53回午前:第87問

関節リウマチについて正しいのはどれか。  

1: 股関節などの大関節に初発する。

2: 間質性肺炎を合併することが多い。

3: 罹患関節の症状は非対称性に現れる。

4: 半数以上にリウマトイド結節が認められる。

5: 血清アルカリフォスファターゼが高値となる。

  • 答え:2
  • 解説:関節リウマチは、主に手関節や手指の小関節に初発し、対称性に症状が現れる自己免疫疾患です。合併症として間質性肺炎が多く、リウマトイド結節が一部の患者に認められます。血清アルカリフォスファターゼは通常正常範囲内ですが、活動期に高値となることがあります。
  • 選択肢1は間違いです。関節リウマチの初発部位は、手関節や手指の小関節が多く、大関節が初発部位であることは稀です。
  • 選択肢2は正しいです。関節リウマチでは、間質性肺炎のほか、肺線維症や胸膜炎などの肺疾患を合併することが多いです。
  • 選択肢3は間違いです。関節リウマチでは、罹患関節の症状は対称性に現れる特徴があります。
  • 選択肢4は間違いです。関節リウマチでは、肘関節外側皮下に腫瘤状のしこりを生じるリウマトイド結節が20~30%の患者に認められます。
  • 選択肢5は間違いです。関節リウマチの血清アルカリフォスファターゼは、一般的には正常範囲内です。ただし、関節リウマチの活動期には高値となることがあることに注意が必要です。
  • 科目:骨関節障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第49回午前:第34問

関節リウマチについて正しいのはどれか。  

1: 内反尖足が合併しやすい。

2: DIP関節に病変を生じやすい。

3: 肘関節にはムチランス変形が生じやすい。

4: 環軸椎亜脱臼を認めるときには頸部を屈曲させる。

5: 炎症が強い時期の運動療法は自動運動を中心に行う。

第40回午後:第81問

関節リウマチにみられないのはどれか。  

1: 関節滑膜の炎症

2: 関節軟骨の破壊

3: 関節周囲の腱断裂

4: 関節内の結晶析出

5: 関節の亜脱臼

第35回午前:第59問

他動運動の目的で適切でないのはどれか。  

1: 関節拘縮の予防

2: 筋力の維持

3: 筋長の維持

4: 末梢循環の改善

5: 固有受容器に対する刺激

第36回午前:第57問

慢性関節リウマチの作業療法で誤っているのはどれか。  

1: 手指に強い負荷がかからないようにする。

2: 股関節の屈曲拘縮を予防するために腹臥位をとらせる。

3: 午前中の早い時間にプログラムを実施する。

4: 自己装着可能な夜間スプリントを工夫する。

5: 等尺性運動によって筋力維持を行う。