第43回午後第99問の類似問題

第45回午後:第45問

神経症性障害の特徴はどれか。  

1: 1. 強迫行為は作業遂行を妨げる。

2: 2. 離人症は医療機関を変更しやすい。

3: 3. 転換性障害には心因性健忘が生じる。

4: 4. 身体化障害では症状が固定しやすい。

5: 5. 心気症状は作業療法中にはみられない。

第55回午前:第42問

運動機能の特異的発達障害をもつ児について誤っているのはどれか。  

1: チック症状を伴う。

2: ボタンかけが苦手である。

3: ボール遊びが苦手である。

4: 感覚統合訓練が有効である。

5: 特定の技能を直接的に教えることが有効である。

  • 答え:1
  • 解説:運動機能の特異的発達障害は、協調性の障害を主とするもので、運動や動作の協調性が低いことが特徴です。チック症状は運動機能の特異的発達障害とは異なる症状であり、必ずしも伴うとは限りません。
  • チック症状は、運動機能の特異的発達障害とは異なる症状であり、突発的で無目的な運動や発声が特徴です。運動機能の特異的発達障害をもつ児が必ずしもチック症状を伴うわけではないため、この選択肢は誤りです。
  • 運動機能の特異的発達障害をもつ児は、両上肢の協調を要する作業、例えばボタンかけが苦手な傾向があります。この選択肢は正しいです。
  • 運動機能の特異的発達障害をもつ児は、目と手の協調を要する作業、例えばボール遊びが苦手な傾向があります。この選択肢は正しいです。
  • 感覚統合訓練は、対象児の学習、行動、情緒、社会的発達を脳における感覚間の統合の視点で分析し、治療的介入を行う方法で、運動機能の特異的発達障害をもつ児にも有効とされています。この選択肢は正しいです。
  • 運動機能の特異的発達障害をもつ児に対しては、得意な部分を用いて特定の技能を直接的に教えることが有効であるとされています。この選択肢は正しいです。
  • 科目:発達・小児疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午前:第77問

器質性精神障害患者において観察だけでは評価が困難なのはどれか。  

1: 理解力

2: せん妄

3: 対人関係

4: 病識

5: 意欲

第45回午後:第46問

小児自閉症の特徴でないのはどれか。  

1: 1. 限られた対象に執着する。

2: 2. 精神遅滞を合併しやすい。

3: 3. 対人関係の障害が目立つ。

4: 4. 反復行動がみられる。

5: 5. 女児に多い。

第36回午前:第99問

神経症性障害の作業療法場面でみられないのはどれか。  

1: 注意転導

2: 過換気症候群

3: 解離症状

4: 演技的行動

5: 強迫行為

第42回午後:第91問

統合失調症になく躁病にあるのはどれか。  

1: 病識欠如

2: 精神運動興奮

3: 観念奔逸

4: 思考途絶

5: 誇大妄想

第43回午前:第78問

疾患と治療法との組合せで適切なのはどれか。  

1: 認知症 - 催眠療法

2: 人格障害 - 森田療法

3: 統合失調症 - 回想法

4: 気分障害 - 認知行動療法

5: 発達障害 - 自律訓練法

第55回午後:第100問

てんかんに伴う精神症状として適切でないのはどれか。  

1: 粘着性

2: 爆発性

3: 疾病利得

4: 不機嫌状態

5: もうろう状態

  • 答え:3
  • 解説:てんかんに伴う精神症状として適切でないのは疾病利得である。疾病利得は患者が無意識的に疾病から引き出すあらゆる満足を指し、治療に対する抵抗となることが多い。解離性障害でみられることがある。
  • 粘着性はてんかん患者にみられる性格特徴の一つであり、精神活動が遅く、回りくどく、几帳面で些事に固執する傾向があるとされる。
  • 爆発性はてんかん患者にみられる性格特徴の一つであり、易怒的、攻撃的で、短絡的衝動行為に走る傾向がある。
  • 疾病利得はてんかんに伴う精神症状として適切でない。これは患者が無意識的に疾病から引き出すあらゆる満足を指し、治療に対する抵抗となることが多い。解離性障害でみられることがある。
  • 不機嫌状態はてんかん患者において、発作前や発作間欠時に、不機嫌状態や易刺激性がみられやすい。
  • もうろう状態はてんかんにおける複雑部分発作の一つで、突然もうろう状態となって駆け出す疾走発作がみられることがある。
  • 科目:精神障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午後:第72問

精神分裂病(統合失調症)の特徴で誤っているのはどれか。  

1: 青年期に発病することが多い。

2: 自分の殻に閉じこもることが多い。

3: 循環性の経過をたどることが多い。

4: 被害的な内容を訴えることが多い。

5: 意欲低下をみることが多い。

第35回午前:第80問

精神科作業療法の適応にならないのはどれか。  

1: せん妄状態の患者

2: 攻撃的な患者

3: 好褥的な精神分裂病(統合失調症)患者

4: 希死念慮のある抑うつ状態の患者

5: 不潔恐怖のある患者

第40回午前:第86問

全般性不安障害患者の作業場面で観察されないのはどれか。  

1: 集中困難

2: 観念奔逸

3: めまい

4: 振戦

5: 口渇