FIMのトイレ動作で評価される項目はどれか。2つ選べ。
1: トイレに近づく。
2: 便器に移乗する。
3: 服を下げる。
4: 拭く。
5: トイレのドアを閉める。
FIMの評定で修正自立となるのはどれか。2つ選べ。
1: 入れ歯の着脱が自立している。
2: シャワーのみで入浴が自立している。
3: スプーンを用いての食事が自立している。
4: パッドを用いての排尿管理が自立している。
5: 装具を装着して300 m程度の歩行が自立している。
FIMで正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 理解6点-大きな声であれば複雑な内容も理解できる。
2: 表出3点-単語とジェスチャーで欲求を伝える。
3: 階段7点-義足を用いて手すりなしで昇降している。
4: 浴槽移乗3点-片足の出し入れだけを介助してもらう。
5: 更衣下半身5点-下肢装具の脱着のみを手伝ってもらう。
評価の説明で正しいのはどれか。
1: FIMでは全介助の場合は0点である。
2: WeeFIMの対象年齢は5か月未満である。
3: Barthel Indexでは100点の場合は独居可能である。
4: 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では全介助の場合はランクCである。
5: 老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を他者が観察して評価する。
FIMについて誤っているのはどれか。
1: 社会的認知の項目がある。
2: 合計の最低点は18点である。
3: 完全自立レベルは7である。
4: 補装具使用で自立するときは修正自立となる。
5: 監視レベルは4である。
FIMの評定で正しいのはどれか。
1: 更衣(上半身)7点:上着をたんすから出してもらえば着替えられる。
2: トイレ動作6点:服の上げ下ろしをする際に手すりを使用する。
3: 食事5点:咀嚼力が弱いため、あらかじめ軟らかく調理してもらう。
4: 整容4点:ホルダー付きの歯ブラシを使用すれば歯磨きができる。
5: 表出3点:「水」、「トイレ」などの単語で意思を伝えることができる。
FIMで誤っているのはどれか。
1: している状態を評価する。
2: 18項目からなる。
3: 各項目は7段階評価である。
4: 自立には修正自立と完全自立がある。
5: 認知項目には失語評価がある。
FIMで正しいのはどれか。
1: 「できるADL」を評価する。
2: 6段階評価尺度を用いる。
3: コミュニケーション項目は失語を評価する。
4: 社会的認知項目には記憶を含まない。
5: 移動の項目には歩行、車椅子および階段を含む。
FIMで誤っているのはどれか。
1: 認知領域と運動領域とがある。
2: 得点は0~126点である。
3: 18の評価項目がある。
4: 介護負担度の指標となる。
5: セルフケアの項目はBarthel indexと類似する。
70歳の女性。両側変形性膝関節症。外来通院中である。自宅におけるADLは、FIMによる評価で、2項目(歩行・車椅子および階段)はT字杖を使用しての自立であったが、それ以外は補助具を使用せずに自立していた。コミュニケーション(理解、表出)や社会的認知(社会的交流、問題解決、記憶)は問題ない。FIMの点数はどれか。
1: 100
2: 112
3: 120
4: 124
5: 126
日常生活活動の評価として誤っているのはどれか。
1: Barthel indexの原法は5点刻みの100点満点である。
2: Barthel indexは排尿コントロールの項目を含む。
3: FIMは運動領域と認知領域とからなる。
4: FIMの各項目は5段階で評価される。
5: FIMは介護負担度の指標になる。
65歳の男性。右片麻痺。病棟では、ベッドから車椅子への移乗は介助者に腰を軽く引き上げてもらい、車椅子からベッドへの移乗は介助者に腰を持ち上げて回してもらう。移乗動作のFIMの点数はどれか。
1: 5点
2: 4点
3: 3点
4: 2点
5: 1点
ADL評価の説明として正しいのはどれか。
1: FIMの項目で3点は中等度介助である。
2: Wee FIMの項目で10点は完全自立である。
3: Barthel Indexで合計50点はセルフケア要監視水準である。
4: 障害老人の日常生活自立度判定基準で、ランクAは自立である。
5: 認知症老人の日常生活自立度判定基準で、ランクⅠは全介助である。
WeeFIMについて正しいのはどれか。
1: 5段階で評価される。
2: 総得点は100点である。
3: 対象年齢は0~18歳である。
4: 移動の「階段」を「伝い歩き」で評価する。
5: 評価は生活場面の直接観察や聴取で行う。
FIMについて誤っているのはどれか。
1: 能力低下の評価法である。
2: 間隔尺度である。
3: コミュニケーションも評価の対象となる。
4: 7段階で評価を行う。
5: 介助者なしで自立している場合はレベル6以上である。
ADL評価について正しいのはどれか。
1: Barthel indexで50点ならセルフケアは要監視水準である。
2: FIMの項目で3点なら部分介助である。
3: Wee FIMの項目で10点なら完全自立である。
4: 痴呆性老人の日常生活自立度判定基準ではランクIは全介助である。
5: 障害老人の日常生活自立度判定基準ではランクAが自立である。
左片麻痺患者。移乗はFIMで3。車椅子からベッドへの移乗動作の開始直後の場面で適切なのはどれか。
1: 介助者の位置
2: 車椅子の向き
3: 患側下肢の位置
4: 健側下肢の位置
5: 前輪の向き
6~12歳におけるGMFCSレベルと動作能力の組合せで正しいのはどれか。
1: Ⅰ ― 階段で手すり使用
2: Ⅱ ― 装具なしで歩行
3: Ⅲ ― 不整地の歩行
4: Ⅳ ― 通常の椅子で座位保持
5: Ⅴ ― 寝返り可能
ADL評価で正しいのはどれか。
1: Barthel indexで自立の得点は7点である。
2: Barthel indexは食事の支度の項目を含む。
3: FIMはできるADLを評価する。
4: FIMでは時間をかけても一人でできれば完全自立である。
5: Wee-FIMは小児のADLを評価する。
FIMの評価項目に含まれないのはどれか。
1: 食 事
2: 整 容
3: 掃 除
4: 階段昇降
5: 社会的交流