第42回午後第42問の類似問題

第55回午後:第38問

他の筋への影響を最小限にして伸張運動を行う場合、伸張筋と運動方向の組合せで適切なのはどれか。  

1: 薄筋―――――――股関節伸展位、膝関節屈曲位で股関節外転

2: 中間広筋―――――股関節伸展位・内外旋中間位で膝関節屈曲

3: ヒラメ筋―――――膝関節伸展位、足部内外反中間位で足関節背屈

4: 三角筋前部――――肩関節内外旋中間位、肘関節伸展位で肩関節伸展

5: 長橈側手根伸筋――肘関節伸展位、前腕回内位、手関節尺屈位で掌屈

第44回午後:第81問

肘部管症候群で筋力低下をきたすのはどれか。  

1: 短母指外転筋

2: 長母指伸筋

3: 長母指屈筋

4: 母指対立筋

5: 母指内転筋

第48回午後:第70問

母指CM関節の屈曲に作用しない筋はどれか。  

1: 短母指外転筋

2: 短母指屈筋

3: 母指内転筋

4: 母指対立筋

5: 掌側骨間筋

第46回午後:第72問

正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 腸骨大腿靱帯は股関節外旋を制限する。

2: 坐骨大腿靱帯は股関節屈曲を制限する。

3: 小殿筋の収縮は股関節外旋を制限する。

4: 半膜様筋の収縮は膝関節内旋を制限する。

5: 大腿二頭筋の収縮は膝関節屈曲を制限する。

第36回午前:第41問

前腕回内運動に対する徒手筋力テストの代償運動でないのはどれか。  

1: 肩関節の内旋

2: 肩関節の外転

3: 肘関節の屈曲

4: 体幹の側屈

5: 肩関節の水平屈曲

第54回午前:第70問

肩甲骨を胸郭に押し付ける作用のある筋はどれか。  

1: 大胸筋

2: 広背筋

3: 前鋸筋

4: 鎖骨下筋

5: 肩甲挙筋

  • 答え:3
  • 解説:肩甲骨を胸郭に押し付ける作用のある筋は前鋸筋である。前鋸筋は肩甲骨の外転や上方回旋に作用し、肩甲骨を前外方へ引くことで胸郭に押し付けることができる。
  • 大胸筋は肩関節の内転、屈曲、内旋、水平屈曲に作用する筋であり、肩甲骨を胸郭に押し付ける作用はない。
  • 広背筋は肩関節の内転、伸展、内旋、水平伸展に作用する筋であり、肩甲骨を胸郭に押し付ける作用はない。
  • 前鋸筋は正解であり、肩甲骨の外転、上方回旋に作用し、肩甲骨を前外方へ引くことで胸郭に押し付けることができる。
  • 鎖骨下筋は肩甲骨の下制に作用する筋であり、肩甲骨を胸郭に押し付ける作用はない。
  • 肩甲挙筋は肩甲骨の挙上、下方回旋に作用する筋であり、肩甲骨を胸郭に押し付ける作用はない。
  • 科目:運動学
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第46回午後:第31問

スポーツ外傷と筋力訓練の目標とすべき筋との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 肩鎖関節脱臼 — 上腕二頭筋

2: 肩関節前方脱臼 — 肩甲下筋

3: 肘関節尺側側副靱帯損傷 — 尺側手根伸筋

4: 膝関節内側膝蓋大腿靱帯損傷 — 大腿四頭筋

5: 足関節前距腓靱帯損傷 — 後脛骨筋

第49回午前:第71問

指尖つまみに比べ横つまみでより働く筋はどれか。  

1: 短掌筋

2: 虫様筋

3: 短母指伸筋

4: 短母指外転筋

5: 第1背側骨間筋

第51回午後:第69問

肩関節外転方向で上肢を挙上するとき最も関与が少ない筋はどれか。  

1: 棘上筋

2: 三角筋

3: 前鋸筋

4: 僧帽筋

5: 肩甲挙筋

第37回午前:第1問

肩関節屈曲(前方挙上)で代償運動を使っていないのはどれか。  

37_0_1

第49回午前:第70問

肩甲上腕関節の外旋筋はどれか。  

1: 大胸筋

2: 肩甲下筋

3: 大円筋

4: 小円筋

5: 広背筋

第55回午前:第54問

手根管を通過しないのはどれか。  

1: 深指屈筋腱

2: 浅指屈筋腱

3: 長母指屈筋腱

4: 尺側手根屈筋腱

5: 橈側手根屈筋腱

  • 答え:4
  • 解説:手根管は手根部の手掌腱膜の深層に位置し、正中神経、浅指屈筋腱、深指屈筋腱、長母指屈筋腱、橈側手根屈筋腱が通過します。尺側手根屈筋腱は手根管を通過しません。
  • 深指屈筋腱は手根管を通過します。尺骨橈側面と前面、前腕骨間膜から起始し、第2~5末節骨底の掌側面に停止します。
  • 浅指屈筋腱も手根管を通過します。上腕尺骨頭が上腕骨内側上顆、尺骨粗面尺側部から、橈骨頭が橈骨前面近位部から起始し、第2~5中節骨底の掌側面に停止します。
  • 長母指屈筋腱も手根管を通過します。橈骨尺側面と前面、前腕骨間膜から起始し、母指末節骨底の掌側面に停止します。
  • 尺側手根屈筋腱は手根管を通過しません。上腕頭が上腕骨内側上顆と前腕筋膜から、尺骨頭が尺骨後縁の近位1/2の領域、前腕筋膜から起始し、豆状骨、有鈎骨、第5中手骨底、豆鈎靱帯、豆中手靱帯に停止します。
  • 橈側手根屈筋腱も手根管を通過します。上腕骨内側上顆、前腕筋膜内面、円回内筋、長掌筋との間の筋膜から起始し、第2、3中手骨底の掌側面に停止します。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第51回午前:第70問

肩関節の外旋筋はどれか。  

1: 肩甲下筋

2: 広背筋

3: 三角筋前部

4: 小円筋

5: 大胸筋

第44回午後:第40問

手の運動について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 短母指外転筋は母指の対立に関与する。

2: 虫様筋は母指の内転に関与する。

3: 第一背側骨間筋は横つまみに関与しない。

4: 指伸筋はMP関節を伸展する。

5: 掌側骨間筋はPIP関節を屈曲する。

第43回午前:第43問

手の機能解剖で適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 手関節は背屈時に尺屈する。

2: 環指MP関節は伸展時に外転する。

3: 短母指外転筋は母指IP関節を伸展する。

4: 小指外転筋はMP関節を伸展する。

5: 外在筋は手の横アーチを支持する。

第34回午後:第45問

膝関節について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: らせん関節である。

2: 屈曲の最終期にはころがり運動となる。

3: 伸展位では側副靭帯は弛緩する。

4: 半腱様筋は下腿の外旋運動を行う。

5: 完全伸展時には下腿の内旋運動はできない。

第50回午後:第71問

肩甲骨の上方回旋に働く筋はどれか。  

1: 前鋸筋

2: 小胸筋

3: 広背筋

4: 大菱形筋

5: 肩甲挙筋

第55回午後:第24問

骨折と損傷を受ける可能性がある筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 鎖骨骨折――――――小胸筋

2: 橈骨遠位端骨折―――方形回内筋

3: 上腕骨外科頸骨折――棘上筋

4: 上腕骨骨幹部骨折――烏口腕筋

5: 橈尺骨骨幹部骨折――第2背側骨間筋

  • 答え:5
  • 解説:この問題では、骨折と筋損傷の関係について考えます。骨折が起こると、周囲の筋肉にも影響が及び、損傷を受ける可能性があります。選択肢で示された骨折と筋肉の組み合わせの中で、誤っているものを選ぶ問題です。
  • 小胸筋は、第2(3)~5肋骨前面から起始し、肩甲骨烏口突起に停止します。鎖骨骨折では、外側骨片が大・小胸筋によって引かれ、転位することがあります。このため、筋損傷を受ける可能性があるため、選択肢1は正しいです。
  • 方形回内筋は、尺骨前面遠位1/4から起始し、橈骨前面遠位1/4に停止します。橈骨遠位1/4に付着するため、橈骨遠位端骨折の際に損傷を受ける可能性があるため、選択肢2は正しいです。
  • 棘上筋は、肩甲骨棘上窩、棘上筋膜内面から起始し、上腕骨大結節上部、肩関節包に停止します。上腕骨頭を関節窩に対して引きつけ、下垂時の唯一の懸垂作用筋であるため、上腕骨外科頸骨折の際に負担がかかり、損傷を受ける可能性があるため、選択肢3は正しいです。
  • 烏口腕筋は、肩甲骨烏口突起から起始し、上腕骨内側面中央部、内側上腕筋間中隔に停止します。上腕骨内側面に停止するため、上腕骨骨幹部骨折の際に損傷を受ける可能性があるため、選択肢4は正しいです。
  • 第2背側骨間筋は、第2、3指中手骨背側面から起始し、指背腱膜を介して第2指の基節骨底、中節骨底、末節骨底に停止します。背側骨間筋は手内筋であり、橈尺骨骨幹部骨折の際に損傷を受ける可能性は低いため、選択肢5は誤りです。
  • 科目:整形外科疾患
  • 重要度:プレミアム特典
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第35回午後:第15問

筋と支配神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 長橈側手根伸筋-橈骨神経

2: 長母指外転筋-橈骨神経

3: 小指対立筋-正中神経

4: 浅指屈筋-正中神経

5: 母指内転筋-尺骨神経

第56回午後:第71問

右下腿の外側面を図に示す。矢印の筋の作用で正しいのはどれか。2つ選べ。 

56_1_71

1: 足の底屈

2: 足の背屈

3: 足の内がえし

4: 足の外がえし

5: 第2~5指の伸展