第41回午後第3問の類似問題

第35回午後:第12問

髄節と支配筋との組合せで誤っているのはどれか。  

1: C3-胸鎖乳突筋

2: C4-横隔膜

3: C5-広背筋

4: C6-三角筋

5: C7-上腕三頭筋

第41回午前:第44問

関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で運動方向と移動軸との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 足関節背屈 - 第5中足骨

2: 頸部回旋 - 鼻梁と後頭結節を結ぶ線

3: 頸部屈曲 - 外耳孔と頭頂を結ぶ線

4: 前腕回外 - 手指を伸展して手背面

5: 股関節屈曲 - 大腿骨

第57回午前:第72問

膝関節屈曲運動の制限に関与するのはどれか。  

1: 斜膝窩靱帯の緊張

2: 前十字靱帯の緊張

3: 大腿後面と下腿後面の接触

4: 大腿骨の転がり運動の出現

5: 内側側副靱帯の緊張

  • 答え:3
  • 解説:膝関節屈曲運動の制限に関与するのは大腿後面と下腿後面の接触である。これは筋腹の接触により運動が制限されるためである。
  • 斜膝窩靱帯の緊張は、膝関節伸展と外旋の制限に関与しているため、屈曲運動の制限には関与しない。
  • 前十字靱帯の緊張は、膝関節伸展と内旋の制限に関与しているため、屈曲運動の制限には関与しない。
  • 大腿後面と下腿後面の接触は、膝関節屈曲運動の制限に関与する。これは筋腹の接触により運動が制限されるためである。
  • 膝関節完全伸展位から屈曲初期時に大腿骨の転がり運動が出現するが、これは正常な動きであり制限に関与しない。
  • 内側側副靱帯の緊張は、膝関節伸展と内旋の制限に関与しているため、屈曲運動の制限には関与しない。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第37回午後:第3問

頸椎で誤っているのはどれか。  

1: 頸椎には生理的前弯がある。

2: 環椎横靭帯は軸椎歯突起に対し固定作用をもつ。

3: 椎骨動脈が横突孔に入るのは第6頸椎からである。

4: 第7頸椎棘突起は体表から容易に触知できる。

5: 頸部の脊柱管は頸部伸展で拡大する。

第36回午後:第15問

筋と支配神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 三角筋-腋窩神経

2: 棘上筋-肩甲上神経

3: 棘下筋-肩甲上神経

4: 小円筋-肩甲下神経

5: 大円筋-肩甲下神経

第50回午後:第55問

筋と付着部の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 恥骨筋 -大腿骨頸部 

2: 縫工筋 - 下前腸骨棘

3: 短内転筋 - 恥骨上枝

4: 長内転筋 - 恥骨結節

5: 大腿二頭筋 - 腓骨頭

第43回午後:第6問

肩関節について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 上腕骨頭は骨幹に対して約30°前捻している。

2: 上腕骨頭は骨幹に対して頸体角がほとんどない。

3: 上腕骨頭とその関節窩はほぼ同じ大きさである。

4: 上腕二頭筋長頭腱は腱板機能を補助する。

5: 腱板は機能的な関節窩として働く。

第56回午後:第73問

脊椎の回旋運動について正しいのはどれか。  

1: 上位頸椎に比べ下位頸椎で可動域が大きい。

2: 腰椎に比べ胸椎で可動域が小さい。

3: 胸鎖乳突筋は同側回旋に働く。

4: 頭板状筋は同側回旋に働く。

5: 中斜角筋は対側回旋に働く。

  • 答え:4
  • 解説:脊椎の回旋運動は、頸椎、胸椎、腰椎の各部位で可動域が異なり、筋肉の働きによって回旋方向も異なる。この問題では、それぞれの選択肢における脊椎の回旋運動と筋肉の働きについて正しいものを選ぶ。
  • 選択肢1は間違いです。上位頸椎の環軸関節では、回旋運動の可動域が最大となり、下位頸椎よりも可動域が大きい。
  • 選択肢2は間違いです。腰椎の回旋は5〜15°の可動域であり、胸椎の回旋は30〜35°の可動域であるため、胸椎に比べて腰椎の可動域は小さい。
  • 選択肢3は間違いです。胸鎖乳突筋は対側回旋に働く。他の作用として頸部屈曲、同側側屈がある。
  • 選択肢4は正しいです。頭板状筋は同側回旋に働く。他の作用として頸部伸展、同側側屈がある。
  • 選択肢5は間違いです。中斜角筋は同側側屈に働く。他の作用として頸部屈曲、第1肋骨挙上がある。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第48回午後:第72問

関節可動域測定法(日本整形外科学科、日本リハビリテーション医学会基準による)の運動方向と移動軸の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 頸部の屈曲 − 外耳孔と頭頂を結ぶ線

2: 頸部の回旋 − 鼻梁と後頭結節を結ぶ線

3: 胸腰部の前屈 − 外耳孔と第5腰椎棘突起を結ぶ線

4: 胸腰部の回旋 − 両側の肩峰を結ぶ線

5: 胸腰部の側屈 − 第1胸椎棘突起と第5腰椎棘突起を結ぶ線

第35回午後:第43問

正しいのはどれか。  

1: 大転子は股関節120゚屈曲位でローザー・ネラトン線上に触れる。

2: スカルパ三角は鼠径靭帯、縫工筋内縁および大内転筋外縁からなる。

3: ハムストリングスは半膜様筋と半腱様筋との2筋を総称していう。

4: トレンデレンブルグ徴候は患脚側の骨盤が遊脚時に落下する現象をいう。

5: 成人の健常な大腿骨の頸体角は120~130゚である。

第39回午後:第4問

筋と付着部との組合せで正しいのはどれか。  

1: 腸腰筋-大転子

2: 恥骨筋-小転子

3: 半膜様筋-脛骨内側顆

4: 大腿二頭筋-大腿骨外側顆

5: 膝窩筋-大腿骨内側顆

第34回午後:第45問

膝関節について正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: らせん関節である。

2: 屈曲の最終期にはころがり運動となる。

3: 伸展位では側副靭帯は弛緩する。

4: 半腱様筋は下腿の外旋運動を行う。

5: 完全伸展時には下腿の内旋運動はできない。

第34回午前:第93問

関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で測定する運動方向と移動軸との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肩甲帯挙上-肩峰と胸骨上縁とを結ぶ線

2: 肩関節水平屈曲-上腕骨

3: 肩関節外旋-尺 骨

4: 肘関節伸展-橈 骨

5: 手関節背屈(伸展)-第3中手骨

第39回午後:第45問

正しいのはどれか。  

1: 椅子からの立ち上がり開始時に足関節は背屈する。

2: 椅子からの立ち上がり開始時に骨盤は後傾する。

3: 椅子からの立ち上がり離殿時に膝は屈曲する。

4: 立位時の重心線は膝蓋骨前面を通る。

5: 立位時の腹筋活動は腰椎前弯を増大する。

第39回午後:第40問

拮抗する作用のある筋の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 肩甲下筋-烏口腕筋

2: 上腕二頭筋-上腕三頭筋

3: 短橈側手根伸筋-長掌筋

4: 小殿筋-恥骨筋

5: 大腿直筋-大腿二頭筋

第44回午後:第46問

腕立て伏せの開始肢位保持に必須な筋群で誤っているのはどれか。  

1: 頭・頸椎部伸筋群

2: 胸・腰椎部伸筋群

3: 股関節屈筋群

4: 膝関節伸筋群

5: 足関節底屈筋群

第34回午前:第62問

背臥位で強度の腰椎前弯がみられる原因として正しいのはどれか。  

1: 膝関節の伸展拘縮

2: 股関節の屈曲拘縮

3: 腰方形筋の筋力低下

4: 脊柱起立筋の筋力低下

5: 腹筋の筋力低下

第42回午前:第98問

筋の他動的持続伸張で誤っているのはどれか。  

1: 手指屈筋群は手関節掌屈位で行う。

2: 手関節屈筋群は前腕回外位で行う。

3: 腸腰筋は対側の股関節屈曲位で行う。

4: 大腿直筋は股関節伸展位で行う。

5: 腓腹筋は膝関節伸展位で行う。

第53回午前:第32問

関節リウマチの脊椎病変で最も多いのはどれか。  

1: 黄色靱帯骨化

2: 環軸椎亜脱臼

3: 後縦靱帯骨化

4: 脊柱側弯

5: 腰椎椎間板ヘルニア

第34回午前:第98問

誤っている組合せはどれか。  

1: ラセーグ徴候-腰椎椎間板ヘルニア

2: トーマステスト-股関節屈曲拘縮

3: オーバーテスト-大腿筋膜張筋短縮

4: 腹臥位での尻上がり現象-大腿四頭筋短縮

5: 下腿の前方引き出し徴候-後十字靱帯損傷