自律神経作用と支配する節前ニューロンの起始レベルとの組合せで正しいのはどれか。
1: 細気管支の収縮 ── 頸 髄
2: 顔面の汗腺の発汗 ── 延 髄
3: 消化管蠕動の亢進 ── 腰 髄
4: 瞳孔散大筋の収縮 ── 胸 髄
5: 内尿道括約筋の収縮 ── 仙 髄
正しいのはどれか。
1: 迷走神経刺激は胃の運動を促進する。
2: ガストリンは胃の運動を抑制する。
3: 胆嚢は胆汁を分泌する。
4: 胆汁酸の大部分は体外に排泄される。
5: トリプシンは脂肪を分解する。
腎臓についての正しいのはどれか。
1: 糸球体は髄質にある。
2: 糸球体は血液をろ過する。
3: 遠位尿細管は腎盂にある。
4: 尿細管はブドウ糖を排出する。
5: 尿管は皮質と連結する。
口腔で正しいのはどれか。
1: 口蓋の後方を硬口蓋という。
2: 口峡は口腔と喉頭の境である。
3: 口腔粘膜は重層扁平上皮からなる。
4: 舌根に舌乳頭がある。
5: 舌背に舌小帯がある。
排尿で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 排尿反射の中枢は腰髄にある。
2: 外尿道括約筋は随意制御できる。
3: 膀胱は副交感神経活動で収縮する。
4: 外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。
5: 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。
腎臓で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.糸球体は髄質にある。イ.近位尿細管は腎盂にある。ウ.尿管は皮質と連結する。エ.輸入細動脈は糸球体と連結する。オ.遠位尿細管はヘンレ係蹄と連結する。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
腎臓について正しいのはどれか。
1: 遠位尿細管は腎盂にある。
2: 尿管は皮質と連結する。
3: 糸球体は髄質にある。
4: 糸球体は血液をろ過する。
5: 尿細管はブドウ糖を排出する。
排便機構で正しいのはどれか。
1: 排便中枢は第5腰髄にある。
2: S状結腸に糞便が到達すると便意を感じる。
3: 直腸壁からの求心路は陰部神経を経由する。
4: 骨盤神経の刺激で内肛門括約筋抑制が起こる。
5: 大腸内容物を肛門側に輸送するのは分節運動である。
嚥下で誤っているのはどれか。
1: 口腔期に食塊が舌によって咽頭に送られる。
2: 食塊が咽頭粘膜に触れると嚥下反射が起こる。
3: 嚥下反射のとき喉頭蓋は下方に倒れる。
4: 食塊が食道に入るとき輪状咽頭筋は弛緩する。
5: 下食道括約筋は随意筋である。
誤っているのはどれか。
1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。
2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。
3: 肝臓の栄養血管は門脈である。
4: 肝静脈は下大静脈に連なる。
5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。
声門を開く主動筋はどれか。
1: 顎二腹筋
2: 甲状舌骨筋
3: 輪状甲状筋
4: 後輪状披裂筋
5: 外側輪状披裂筋
誤っているのはどれか。
1: 肝右葉は左葉より厚く大きい。
2: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。
3: 肝臓の栄養血管は門脈である。
4: 肝静脈は下大静脈に連なる。
5: 総胆管は大十二指腸乳頭に開く。
顔面の筋の作用で正しいのはどれか。
1: 頰筋は頰壁を歯列に押し付ける。
2: 大頰骨筋は下唇を下制する。
3: オトガイ筋は口裂を閉じる。
4: 口輪筋は口角を挙上する。
5: 鼻根筋は鼻孔を広げる。
筋と支配神経の組合せで正しいのはどれか。
1: 腸骨筋 - 大腿神経
2: 大殿筋 - 上殿神経
3: 小殿筋 - 下殿神経
4: 前脛骨筋 - 脛骨神経
5: 内閉鎖筋 - 閉鎖神経
肝臓とその脈管系について誤っているのはどれか。
1: 肝臓は胃の前壁と接する。
2: 肝右葉は左葉より大きい。
3: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。
4: 肝静脈は下大静脈に連なる。
5: 肝臓へ酸素を供給する血管は門脈である。
後腹膜腔に存在するのはどれか。
1: 胃
2: 空腸
3: 膵臓
4: 横行結腸
5: S状結腸
正しいのはどれか。
1: 右腎は左腎よりも高い位置にある。
2: 集合管は腎門を通る。
3: 腎杯はネフロンに含まれる。
4: 尿細管は腎小体に含まれる。
5: Henle係蹄は尿細管に含まれる。
正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 腎静脈には動脈血が流れる。
2: 総腸骨静脈は下大静脈へ流入する。
3: 冠状静脈洞は左心房へ注ぐ。
4: 奇静脈は門脈へ注ぐ。
5: 脳底静脈叢は脊柱管の静脈叢と連絡をもつ。
正しいのはどれか。
1: 左肺は3葉、右肺は2葉に分かれる。
2: 気管は心臓の前面に位置する。
3: 食道の後面に気管がある。
4: 気管分岐部は約90°の角をなす。
5: 横隔膜は右側が左側より高い。
気管支について正しいのはどれか。
1: 気管支には平滑筋がある。
2: 左主気管支は右主気管支より短い。
3: 気管支の内表面は扁平上皮で覆われる。
4: 気管分岐部は食道の第1狭窄部にある。
5: 気管の延長線に対する気管支の分岐角度は左より右の方が大きい。