50歳の男性。慢性呼吸不全。スパイロメトリーでは、%VC:85%、FEV1.0%:65%であった。健常者と同様に平地を歩くのは難しいが、自分のペースで2.0 kmの距離を歩くことができる。正しいのはどれか。
1: 閉塞性換気障害、Hugh-Jones分類II度
2: 拘束性換気障害、Hugh-Jones分類II度
3: 混合性換気障害、Hugh-Jones分類II度
4: 閉塞性換気障害、Hugh-Jones分類III度
5: 拘束性換気障害、Hugh-Jones分類III度
NYHA分類で正しいのはどれか。
1: 5段階分類である。
2: 自覚症状により重症度を分類する。
3: Ⅰ度では心疾患を有し、日常生活で疲労、呼吸困難がある。
4: Ⅱ度では日常生活以下の労作で疲労、呼吸困難がある。
5: Ⅳ度では安静時に心不全症状はみられない。
NYHA分類で正しいのはどれか。
1: 5段階分類である。
2: I度では身体活動に軽度の制限がある。
3: II度では安静時には無症状である。
4: III度では安静時にも症状がある。
5: IV度では日常的な活動で症状がある。
50歳の男性。慢性呼吸不全。スパイロメトリーでは、%VC:85%、FEV1.0%:65%であった。健常者と同様に平地を歩くのは難しいが、自分のペースで2.0 kmの距離を歩くことができる。2年後、呼吸不全が進行し、日常生活でも息切れがでるようになった。ADL指導で誤っているのはどれか。
1: 動作は細かく分けて行う。
2: 和式トイレよりも洋式トイレが良い。
3: 息を吸いながら物を持ち上げる。
4: 台所仕事は椅子に座って行う。
5: 息苦しさを感じたら口をすぼめて息を吐く。