原理と構成の過去問


ME2第38回午後:第20問

人工心肺用ローラポンプについて正しいのはどれか。

1: 後負荷の変動で流量が変化する。

2: 血液の希釈により流量が変化する。

3: 吸引ポンプとしては使えない。

4: チューブの復元力は流量に影響しない。

5: 回転数と流量は比例する。

ME2第37回午後:第31問

PCPSについて誤っているのはどれか。

1: 流量は遠心ポンプの回転数で調整する。

2: 抗血栓処理された材料を使用する。

3: PaCO2が高い場合には酸素混合ガスの流量を上げる。

4: 遠心ポンプの位置が低いほうが血流量は上がる。

5: 空気の流入を防ぐため脱血回路からの採血を避ける。

ME2第37回午後:第30問

人工心肺について誤っているのはどれか。

1: ローラポンプは圧閉度を調整する。

2: 体外循環開始前にプロタミンを投与する。

3: 送血カニューレは大動脈に挿入する。

4: 体外循環開始時に酸素の吹送を開始する。

5: 大動脈を遮断してから心筋保護液を注入する。

ME2第37回午後:第26問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 気泡を除くためにポンプを丹念にたたく。

3: ポンプを回してから送血側の鉗子を開く。

4: 気泡を誤送しない。

5: 吸引ポンプとして利用できる。

ME2第37回午後:第10問

人工心肺に用いるローラポンプについて誤っているのはどれか。

1: 流量はポンプ出口側圧力の影響を受けない。

2: 回転数と流量は比例関係である。

3: 回路の閉塞によって異常な回路内圧が発生する。

4: ヘマトクリット値が異なっても流量は変化しない。

5: 常用回転数は毎分2000回転前後である。

ME2第37回午後:第9問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: コーン型は内部に羽根(車)をもつ。

2: 血液はポンプの外側から流入し、中心から吐出する。

3: ポンプ停止時には逆流を生じる。

4: ポンプの回転数と流量は比例関係である。

5: 後負荷に依存しない流量特性をもつ。

ME2第36回午後:第9問

図はある遠心ポンプを一定の回転数で駆動したときの流量-揚程(圧力差)特性を示したものである。このポンプが出口圧240mmHgに対して流量4L/minを駆出しているとき、ポンプ入口圧[mmHg]はいくらか。

img11244-9-0

1: 20

2: 40

3: 60

4: 120

5: 200

ME2第36回午後:第8問

ローラポンプの流量に影響しないのはどれか。

1: 圧閉度

2: ポンプ回転数

3: 循環血液の希釈率

4: チューブの弾性

5: チューブの内径

ME2第35回午後:第20問

補助人工心臓で正しいのはどれか。

1: 血液ポンプを体内に植え込むものはない。

2: 生体の心臓を取り除き血液ポンプと交換する。

3: 抗凝固療法を必要とする。

4: 肺と心臓の機能を代行できる。

5: 心拍動と同期させなければならない。

ME2第35回午後:第14問

ローラポンプの流量特性はどれか。ただし、圧閉度調整は適正とする。

img11217-14-0

ME2第34回午後:第46問

人工心肺装置の定期点検項目でないのはどれか。

1: 人工肺のリーク

2: 気泡検出器の動作

3: 酸素ブレンダの精度

4: ローラポンプの回転数

5: バックアップ電源の動作

ME2第34回午後:第34問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 血圧が上昇すると流量が増加する。

3: ポンプを停止させると逆流が生じる。

4: ポンプの回転子は8000rpm程度で回転している。

5: 心筋保護液ポンプとして使用されている。

ME2第34回午後:第5問

ローラポンプの特性について誤っているのはどれか。

1: 流量とポンプの回転数は比例関係である。

2: チューブの内径が大きくなると流量は増加する。

3: 後負荷が変化しても流量は変わらない。

4: 吸引ポンプとして使用することができる。

5: ポンプヘッドは磁気カップリングにより回転させる。

ME2第33回午後:第11問

体内埋め込み型補助人工心臓の機能や特徴でないのはどれか。

1: ガス交換機能

2: 血液ポンプ機能

3: 抗血栓性

4: 高耐久性

5: 小 型

ME2第33回午後:第8問

ローラポンプと比べた遠心ポンプの特徴について誤っているのはどれか。

1: 流量計が必要である。

2: 過度の陰圧が生じない。

3: 血液損傷が少ない。

4: 空気混入の危険が少ない。

5: 血管負荷抵抗の影響を受けない。

ME2第33回午後:第7問

人工心肺について正しいのはどれか。

1: 気泡型人工肺が現在もっとも多く使用される。

2: 血液ポンプとしてフィンガポンプが用いられる。

3: 血液は大動脈から脱血して右心房に送られる。

4: 血液回路は塩化ビニル製である。

5: 心筋保護液は体外循環開始前に投与する。

ME2第33回午前:第56問

人工心肺の構成要素とその目的で誤っているのはどれか。

1: 動脈フィルタ -- 気泡の除去

2: 熱交換器 -- 血液温度の調節

3: 血液濃縮器 -- 余剰水分の排出

4: 遠心ポンプ -- 血液成分の分離

5: 貯血槽 -- 循環血液量の調節

ME2第32回午後:第20問

人工心肺の血液の流れとして正しいのはどれか。

1: 右心房 → 貯血槽 → 血液ポンプ → 人工肺 → 大動脈

2: 左心房 → 血液ポンプ → 貯血槽 → 人工肺 → 大動脈

3: 大動脈 → 人工肺 → 貯血槽 → 血液ポンプ → 大静脈

4: 右心房 → 血液ポンプ → 人工肺 → 貯血槽 → 大動脈

5: 肺動脈 → 人工肺 → 貯血槽 → 血液ポンプ → 肺静脈

ME2第32回午後:第19問

補助人工心臓に使用されない血液ポンプはどれか。

1: 軸流ポンプ

2: 遠心ポンプ

3: ローラポンプ

4: 空気駆動式拍動ポンプ

5: 機械駆動式拍動ポンプ

ME2第32回午前:第52問

模型人工肺について正しいのはどれか。

1: 多孔質膜は均質膜より血漿が漏出しやすい。

2: 多孔質膜は濾過によってガス交換を行う。

3: 均質膜は多孔質膜よりガス交換率が高い。

4: 外部灌流型は内部灌流型に比べて圧力損失が大きい。

5: 膜面積はヒトの肺のガス交換面積の約5倍である。