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材料力学の過去問

国試第5回午前:第51問

物体の変形について誤っているのはどれか。

a:荷重を除いたときに完全に元の形に戻る性質を弾性と呼ぶ。
b:弾性限度内では荷重は変形量に比例する。
c:弾性限度内の応力のひずみに対する比をフック率と呼ぶ。
d:縦弾性係数が大きいほど体積弾性係数は小さい。
e:弾性限度を超える荷重を加えると塑性変形を生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第49問

正しいのはどれか。

a:作用する力とこれによって生じる反作用の力は大きさ、方向ともに同じである。
b:合力が零であっても物体内部には力が存在することがある。
c:丸棒の両端を同じ力で押すと棒の断面にはどこでも同じ圧縮力が生じる。
d:丸棒の両端を同じ力で引っ張ると中央断面に生じる応力は零となる。
e:丸棒の両端を押す力に差があっても棒は運動しない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第72問

軟鋼の引張試験を行ったところ、図のような応力-ひずみ曲線が得られた。正しいのはどれか。

13PM72-0
a:直線OAの範囲にはフックの法則が適用できる。
b:直線OAの傾きをヤング率という。
c:BCの領域は塑性変形に含まれる。
d:Bまで引っ張った後、荷重を除くと同じ線をたどって原点に戻る。
e:Cの状態をクリープ変形という。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午後:第72問

一定の応力を受けた状態で材料が時間の経過とともにゆっくりとひずみを増す現象はどれか。

1:弾性変形
2:塑性変形
3:延性変形
4:粘性変形
5:クリープ

国試第9回午後:第71問

正しいのはどれか。

a:外力により物体内部に生じる単位面積当たりの力を応力という。
b:外力により生じた長さの変化量を変形前の長さで割った値をひずみという。
c:太さが一様な丸棒にかかる応力をその結果生じるひずみで割った値をポアソン比という。
d:弾性係数は単位の応力を与えるひずみである。
e:切り欠けのある材料が外力に対して破壊しやすいのは応力集中を生じるためである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午前:第52問

ポアソン比とは何か。

1:応力とひずみとの比
2:せん断弾性係数と縦弾性係数との比
3:丸棒を引っ張ったときに生じる直径方向のひずみと軸方向のひずみとの比
4:単振動における振幅と振動数との比
5:ずり応力とずり速度との比

国試第7回午前:第51問

正しいのはどれか。

a:変形した物体の長さを変形前の長さで割った値をひずみという。
b:弾性限度を超えてもひずみは応力に正比例する。
c:せん断応力を加えるとせん断ひずみが生じる。
d:せん断弾性係数はヤング率に比例する。
e:荷重を取り除いたあとにも変形が残る性質を粘性という。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第50問

応力について正しいのはどれか。

a:作用する力と断面積の積が応力である。
b:応力と圧力は同じ単位で表せる。
c:面の接線方向の応力成分をせん断応力という。
d:弾性係数は単位当りのひずみを与える応力である。
e:穴のあいた板を引っ張ったときに生じる応力はどこでも同じ値である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第59問

誤っているのはどれか。

a:ねじは器械部品どうしを固定する締結要素の一つである。
b:ねじには弦巻状の溝を2本以上切ったものもある。
c:ねじの自立条件とはボルトとナットが組み合わされるための条件である。
d:ねじの強さはボルトの太さのみに依存する。
e:外部からの衝撃や機械的振動はねじの緩みの原因となる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第51問

図に示す円筒状の物体に力Fが作用したとき、誤っているのはどれか。

4AM51-0
a:応力は物体の断面積Aが大きいほど小さい。
b:応力とひずみが比例する性質をポアソンの法則という。
c:引っ張りひずみとは変形前後の物体の長さの比である。
d:引っ張りひずみとヤング率との積は応力に等しい。
e:弾性限度以上の応力を加えると力を取り除いた後も変形が残る。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第49問

誤っているのはどれか。

1:モータやギヤボックスは機械の振動源となる。
2:物体に力を加えたとき変形は物体の弾性と塑性に依存する。
3:切り欠きや穴のある部品はこれらがない部品よりも破壊されやすい。
4:応力集中は溝が深いほど溝の底の形が鋭いほど小さくなる。
5:振動源の近くのねじは緩みやすい。

国試第12回午後:第69問

応力について正しいのはどれか。

a:作用する力と断面積の積が応力である。
b:応力と圧力は同じ単位で表せる。
c:面に平行な方向の応力をせん断応力という。
d:弾性係数はひずみと応力との関係を表す。
e:穴のあいた板を引っ張ったときに生じる応力はどこでも同じ値である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第72問

図に示す切欠きのある材料の引っ張りにおいて正しいのはどれか。P:引っ張り力d:溝の深さθ:溝の開き角r:溝底部の丸み半径

8PM72-0
a:最大応力は切欠きの溝の底部分に生じる。
b:切欠きの溝部分以外の応力分布は切欠きのないときと同じである。
c:応力集中は切欠きの活の開き角θが大きいほど大きい。
d:応カ集中は切欠きの活の深さdが深いほど大きい。
e:応力集中は切欠きの溝の底の丸み半径rが小さいほど大きい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第49問

正しいのはどれか。

a:振動源近くのねじにはゆるみ止めの処置をしない方がよい。
b:血液ポンプの回転軸には強いトルクがかかる。
c:モータやギヤボックスは常に機器の振動源となる。
d:穴のあいた部品はその材料のもつ機械的強度より低い外力で破壊される。
e:切欠きは機器の振動源となる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第50問

断面積Aの円柱状の棒を力Fで引っ張ると伸びるが、力を除くと元の状態に戻る。引張応力について正しいのはどれか。

1:Aに比例し、Fに反比例する。
2:Aに反比例し、Fに比例する。
3:AおよびFに比例する。
4:Fに比例し、Aには依存しない。
5:棒の性質に依存する。

国試第1回午前:第51問

長さ1m、直径20mmの円柱に1000Nの圧縮力を加えたとき、長さが2mm短縮した。同じ材料の、長さ50cm、直径10mmの円柱に1000Nの圧縮力を加えたとき、長さはおよそ何mm短縮するか。

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