第4回国試午後36問の類似問題

国試第4回午前:第42問

機械的人工換気の適応を判断するとき有用なのはどれか。

a: 肺胞気-動脈血酸素分圧較差(A-aDO2)

b: 胸部エックス線写真

c: 機能的残気量(FRC)

d: 死腔/1回換気量(VD/VT)

e: 1回換気量(VT)

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午後:第28問

人工呼吸器の選択について誤っているのはどれか。

1: 肺疾患がない術後患者の呼吸管理は従圧式でもよい。

2: 重い肺疾患がある患者では従量式がよい。

3: 新生児では新生児専用の人工呼吸器を用いるのがよい。

4: COLD患者では広い換気条件調節機能が要求される。

5: ウィーニングには従量式が必須である。

国試第21回午後:第41問

人工呼吸の初期設定で正しい組合せはどれか。

a: I/E ― 1:2

b: 一回換気量 ― 20ml/kg

c: 回路内上限圧 ― 20cmH2O

d: PEEP ― 3~5cmH2O

e: フロートリガ感度 ― 2~3L/min

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午後:第49問

誤っている組合せはどれか。

1: 熱交換器 ― ステンレス管

2: 人工肺 ― 多孔質中空糸膜

3: 遠心ポンプ ― マグネット

4: 血液回路 ― ポリ塩化ビニルチューブ

5: バブルトラップ ― シリコーン中空糸膜

国試第8回午後:第53問

人工呼吸の生体への影響で起こり得るのはどれか。

a: 気道の感染

b: 酸素解離曲線の右方移動

c: 尿量の増加

d: 血圧の低下

e: 圧外傷

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午後:第53問

人工心肺に用いる熱交換器について誤っているのはどれか。

1: 42°C未満の温水を流す。

2: 送血温は灌流水の温度と流量とで調節する。

3: 金属製より樹脂製が多く使用されている。

4: 深部温と送血温との差に注意して冷却する。

5: 人工肺一体型では回路の単純化が図られる。

国試第15回午前:第58問

呼吸機能検査について誤っているのはどれか。

1: ニューモタコグラフは流量抵抗ヘッドと差圧トランスデューサとで構成される。

2: フローボリューム曲線は末梢気道の閉塞性を調べるのに有効である。

3: 肺コンプライアンスは気流センサと圧力センサとを用いて計測する。

4: 胸腔内圧は食道内圧測定用バルーンを用いて計測する。

5: 気道抵抗はスパイログラムを用いて計測する。

国試第1回午後:第41問

血液透析中の血液回路内に空気が入る原因として誤っているのはどれか。

a: 動脈側カニューレの接続不良

b: 洗浄充填回路の閉塞のし忘れ

c: 圧モニター回路の接続不良

d: 静脈側カニューレの接続不良

e: 静脈回路の折れ曲がり

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午前:第66問

陽圧換気による人工呼吸器管理が生体に及ぼす影響で誤っているのはどれか。

1: 頭蓋内圧低下

2: 血圧低下

3: 静脈還流減少

4: 腎臓機能低下

5: 抗利尿ホルモン分泌増加

国試第19回午前:第12問

呼吸器系について正しいのはどれか。(人の構造及び機能)

a: 気管の壁には全周を囲む輸状の軟骨がみられる。

b: 最大呼気時の肺に残る空気量は成人で約500mLである。

c: 肺胞内に吸い込まれた空気の湿度は100%である。

d: 健常者の肺胞内は無菌状態である。

e: 気管支動脈は肺胞におけるガス交換に関与する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第36問

人工心肺装置運転中のモニタ項目として必要なのはどれか。

a: 心電図

b: 送血回路圧

c: 送血血液温度

d: 送血量

e: 一回換気量

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第34問

従圧式人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: 気道抵抗が増加すると換気量が減少する。

b: 調節呼吸、補助呼吸のいずれも可能である。

c: 吸入療法によく用いられる。

d: 気道に洩れがあるときに不利である。

e: 長期人工呼吸に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午後:第28問

正しいのはどれか。

1: 人工呼吸器では血中二酸化炭素(CO2)の排出はできない。

2: 人工呼吸器として現在鉄の肺が最もよく用いられる。

3: 非再呼吸方式は人工呼吸器の一般的方式である。

4: 人工呼吸器には加湿器は必須ではない。

5: 人工呼吸器で現在よく使用されるのは従圧式である。

国試第24回午後:第70問

人工心肺中の操作で誤っているのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: PaCO2は吹送ガス流量の増減で調整できる。

2: ACTを400秒以上に維持する。

3: 復温は送脱血温の温度較差を10°C以内にする。

4: 大動脈遮断解除時は一時的に送血量を増加させる。

5: 離脱開始時は最初に脱血量を減少させる。

国試第17回午後:第42問

人工呼吸器の設定で1回換気量を変えずに呼吸数を8回/分から12回/分に増加させた。予想される変化はどれか。

a: 平均気道内圧の上昇

b: 呼気終末二酸化炭素分圧の上昇

c: 最大吸気圧の増加

d: 吸気相:呼気相比(I:E比)の減少

e: 動脈血二酸化炭素分圧の低下

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第33回午後:第65問

人工鼻の短所はどれか。

a: うつ熱

b: 過剰加湿

c: 死腔の増加

d: 呼吸抵抗の増加

e: 人工呼吸器関連肺炎の増加

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午後:第18問

麻酔器の構成要素でないのはどれか。

1: 流量計

2: 気化器

3: ポップオフ弁(APL:Adjustable Pressure Limiting弁)

4: 呼吸バッグ

5: 窒素吸着筒

国試第19回午前:第79問

誤っている組合せはどれか。(医用機器安全管理学)

1: 医用テレメータの雑音障害 電気的安全

2: 人工呼吸回路の外れ 機械的安全

3: 電気メスによる高周波分流 熱的安全

4: 血液ポンプによる溶血 化学的安全

5: 観血式血圧測定ライン内の血栓形成 生物学的安全

国試第16回午後:第40問

人工呼吸管理で不均等換気是正のためにとられる処置はどれか。

a: 換気回数を増やす。

b: 平均気道内圧を下げる。

c: EIPを設定する。

d: PEEPを負荷する。

e: 機械的死腔を負荷する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第51問

人工心肺による体外循環の至適灌流量について誤っているのはどれか。(体外循環装置)

1: 体表面積を基準に求める。

2: 血液を希釈した場合、増加させる。

3: 体温が低下した場合減少させる。

4: 混合静脈血の酸素飽和度によって調節する。

5: 体表面積あたりの成人の灌流量は乳児に比べ多い。