第4回国試午後20問の類似問題

国試第14回午後:第27問

A/D変換について正しいのはどれか。

a: アナログ信号の下限周波数を遮断周波数とする高域フィルタを用いる。

b: サンプリング周波数を除去する帯域除去フィルタを用いる。

c: 信号周波数をサンプリング周波数の1/2以下に制限する低域フィルタを用いる。

d: A/D変換器の分解能はビット数と最大許容入力電圧とで決まる。

e: 無信号時の雑音を除去する不感帯を設ける。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第16問

増幅器について正しいのはどれか。

1: 電圧増幅を行うとき出カインピーダンスは高い方がよい。

2: 生体信号を増幅するには入力インピーダンスをできるだけ低くする必要がある。

3: 入力段で発生した雑音は信号とともに増幅されることはない。

4: ダイナミック・レンジが広いと広範囲の電圧の入力をひずみなく増幅できる。

5: 利得を増加すると増幅可能な周波数帯域幅が広くなる。

国試第32回午後:第52問

図の回路について正しいのはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とする。

32PM52-0

a: 時定数は10msである。

b: 通過域の増幅度は20 である。

c: 遮断周波数ではViとVoの位相差はゼロである。

d: 入カインピーダンスは周波数に反比例する。

e: 遮断周波数より十分に高い帯域で積分特性を有する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午後:第25問

信号処理について誤っているのはどれか。

1: 脳波、心電図など時間的に変化する信号を時系列信号という。

2: A‐D変換のときに一定時間間隔でデータを取り込むことを平滑化という。

3: エイリアシングはD-A変換のサンプリング周波数が適切でないときに起きる。

4: 不規則雑音に埋もれた繰り返し信号を検出するには加算平均法が有効である。

5: フーリエ変換は信号のもつ周波数成分の分析に用いられる。

国試第6回午後:第23問

正しいのはどれか。

a: バイポーラトランジスタを用いて信号の増幅が行える。

b: FETを用いて論理回路は構成できない。

c: 演算増幅器は論理演算回路を集積して作られている。

d: 論理回路と抵抗、コンデンサを用いて能動フィルタを構成する。

e: C-MOS論理回路の特徴の一つは消費電力が小さいことである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午後:第17問

演算増幅器について正しいのはどれか。

a: 正帰環をかけることにより安定度を改善できる。

b: 負帰環をかけることにより周波数特性を改善できる。

c: コンデンサと抵抗とを組み合わせてフィルタを構成できる。

d: 直流信号は増幅できない。

e: 信号の電力増幅はできない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午前:第55問

図の回路について正しいのはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器である。

28AM55-0

a: 入力インピーダンスは無限大である。

b: 電圧増幅度は0 dBである。

c: 入力電圧viと出力電圧voは逆位相である。

d: 正帰還が用いられている。

e: インピーダンス変換の働きをする。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午前:第33問

図の回路について誤っているのはどれか。ただし、Aは理想演算増幅器である。

img39783-33-0

1: 電圧増幅度は1倍である。

2: インピーダンス変換器として使用される。

3: 入力インピーダンスは無限大である。

4: 正帰還が用いられている。

5: 電圧フォロアである。

国試第7回午後:第12問

正しいのはどれか。

a: 差動増幅器では逆相で入った信号成分は打ち消されて出力に現れない。

b: 演算増幅器に正帰環をかけると一般に安定となる。

c: 演算増幅器は通常、負帰環をかけて使用される。

d: 演算増幅器に負帰環をかけると、ひずみが減少する。

e: 生体電気計測用増幅器には入力インピーダンスの高い回路が多く用いられる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第21回午後:第15問

図の回路はどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とする。

21PM15-0

1: 差動増幅回路

2: 反転増幅回路

3: 非反転増幅回路

4: 微分回路

5: 積分回路

国試第2回午後:第6問

ディジタル信号処理について正しいのはどれか。

a: 高速フーリエ変換(FFT)は原信号内の雑音成分を抑えるために行う。

b: N回加算平均を行うと雑音成分のみがN倍になる。

c: 画像の「階調」とは解像度(空間分解能)のことである。

d: アナログ画像を電子計算機に取り込むのにディジタイザが用いられる。

e: 画像処理の一つにサブトラクション法がある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第57問

図の回路は、披変調波が入力されると信号波を出力する復調回路として働く。この回路を利用する変調方式はどれか。ただし、ダイオードは理想ダイオードとする。

25PM57-0

1: 振幅変調(AM)

2: 周波数変調(FM)

3: 位相変調(PM)

4: パルス符号変調(PCM)

5: パルス位置変調(PPM)

国試第2回午後:第8問

信号処理について正しいのはどれか。

a: 最高200Hzの周波数成分を含むアナログ信号をA/D変換するときのサンプリング(標本化)周波数は400Hz以上でなければならない。

b: 加算平均法は信号の周波数成分(スペクトル)を求めるのに有効である。

c: 高速フーリエ変換(FFT)は雑音中の信号の波形を再現するのに有効である。

d: 繰り返しのある信号をN回加算平均すると信号対雑音比(S/N)は1/√N倍に低下する。

e: 計算機内のデータベースをペンレコーダに連続量として描かせるにはD/A変換が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第54問

図の回路はどれか。ただし、Aは理想演算増幅器とする。 

25AM54-0

1: 積分回路

2: 微分回路

3: 反転増幅回路

4: 非反転増幅回路

5: 差動増幅回路