第30回ME2午後20問の類似問題

国試第11回午前:第71問

レーザ手術装置について誤っているのはどれか。

a: CO2レーザ光が眼に入ると角膜が損傷する。

b: Arレーザ光が眼に入ると網膜が損傷する。

c: Nd:YAGレーザ光は石英ファイバで伝送する。

d: レーザ光では70°Cで組織が切開される。

e: CO2レーザ光はNd:YAGレーザ光より生体組織の深部に効果を及ぼす。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第19回午前:第73問

レーザ治療器について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: 切開作用はCO2レーザの方がNd:YAGレーザよりも強い。

b: あざ治療にはエキシマレーザが用いられる。

c: Arレーザは角膜形成術に用いられる。

d: Nd:YAGレーザは内視鏡手術に用いられる。

e: 低出力半導体レーザは疼痛治療に用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第71問

Nd:YAGレーザ手術装置について正しいのはどれか。

a: 非接触照射で鋭利な切開ができる。

b: 半導体レーザを使用している。

c: 発振波長は近赤外領域にある。

d: 石英ガラス光ファイバで伝送できる。

e: 生体組織へ照射した場合の発熱深さは0.1mm以内である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午前:第50問

治療用レーザについて誤っているのはどれか。

1: Arレーザはヘモグロビンの吸収を受けない。

2: Nd:YAGレーザの止血効果はタンパク質の熱変性による。

3: CO2レーザは急激な組織の温度上昇で組織を蒸散する。

4: レーザ光は波長が短いほど光量子エネルギーが大きい。

5: スポット径が小さいほど、組織の単位体積当たりに供給されるエネルギーは大きい。

国試第27回午前:第38問

レーザ治療装置について正しいのはどれか。

a: ArFエキシマレーザは視力矯正に使用される。

b: CO2レーザは網膜剥離に使用される。

c: Er:YAGレーザはあざ治療に使用される。

d: Nd:YAGレーザは内視鏡下で組織の凝固に使用される。

e: Ho:YAGレーザは関節鏡視下手術に使用される。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午後:第63問

レーザ手術装置について正しいのはどれか。

1: CO2レーザは凝固に適する。

2: Nd-YAGレーザは切開に適する。

3: Arレーザは可視光であり、目に対する障害は少ない。

4: CO2レーザは赤外光であり、通常のガラス眼鏡で眼に対する障害を防止できる。

5: レーザメスが使用される際には眼に対する障害の防止だけを考えればよい。

国試第20回午前:第79問

レーザの安全で正しいのはどれか。(医用機器安全管理学)

a: レーザ保護眼鏡の性能はレーザ光の最高出力で測る。

b: CO2レーザ照射中は手術野周囲の組織を濡れガーゼで覆う。

c: レーザ光路の確認のため照明は暗くする。

d: レーザ治療中は発生ガスが漏れないように部屋を密閉する。

e: 拡散レーザ光を早く検出するため、手術室の床は光沢性のタイル張りとする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第38問

治療用レーザ装置と適用との組合せで正しいのはどれか。

a: ArFエキシマレーザ(193nm) 近視矯正

b: CO2レーザ(10.6μm) 尿管結石破砕

c: Nd:YAGレーザ(1.064μm) 疼痛治療

d: 半導体レーザ(630~680nm) 光線力学療法

e: Dyeレーザ(585~630nm) あざ治療

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第72問

レーザー手術の準備として適切なのはどれか。

a: 炭酸ガスレーザー導光用に石英ファイバーを準備する。

b: 切開用にNd‐YAGレーザーを準備する。

c: 本体冷却装置の作動を確認する。

d: 炭酸ガスレーザーでは通常のガラス眼鏡を防護眼鏡として用いてよい。

e: メス先の消毒は不要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第36問

網膜光凝固装置で正しいのはどれか。

a: 近赤外レーザ光を用いて病変部位を熱凝固させる。

b: 使用するレーザ出力は10~100Wである。

c: 1回の照射時間は0.2~1.0秒である。

d: 眼底鏡と組み合わせて使用する。

e: 網膜細動脈瘤の治療に適用できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午前:第37問

レーザ光について正しいのはどれか。

a: Arレーザは網膜で吸収される。

b: ArFエキシマレーザは角膜で吸収される。

c: CO2レーザは深部凝固に適している。

d: 低出力半導体レーザは精密切開に適している。

e: Nd:YAGレーザ(基本波)はHe-Neレーザより組織侵達度が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午前:第71問

Nd:YAGレーザについて誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

1: YAG結晶中のNdイオンがレーザ光を放出する。

2: レーザ媒質の励起は光で行う。

3: 出力光の基水波は近赤外線である。

4: 出力光は石英ファイバで伝送できる。

5: CO2レーザと比較して光侵達長が小さい。

国試第18回午前:第71問

正しいのはどれか。(医用治療機器学)

1: CO2レーザ 脱毛処理

2: Nd:YAGレーザ 網膜光凝固

3: Arレーザ 疼痛治療

4: 半導体レーザ 尿路結石破砕

5: エキシマレーザ 角膜形成術

国試第16回午前:第75問

レーザ治療器と光吸収体との組合せで誤っているのはどれか。

1: 光線力学的治療(PDT)器 ----------- ヘマトポルフィリン誘導体

2: ルビーレーザ黒あざ治療器 --------- メラニン

3: Arレーザ網膜凝固装置 ------------ ヘモグロビン

4: Ho:YAGレーザ治療器 ------------ コラーゲン

5: CO2レーザ治療器 ---------------- 水

国試第10回午前:第74問

CO2レーザについて正しいのはどれか。

a: 生体組織の切開能が高い。

b: 眼球誤照射により最初に網膜の損傷を生じる。

c: 生体組織に含まれる蛋白質に吸収される。

d: Nd:YAGレーザより組織透過性が低い。

e: 誤照射から患者皮膚を守るため、水で湿らせたガーゼが有効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第73問

レーザ手術装置の使用について誤っているのはどれか。(医用治療機器学)

a: レーザ光の出射方向は水平方向とする。

b: レーザ光の照射は術者自身が行う。

c: 補助者も保護眼鏡を着用する。

d: 照射部位周囲の組織をレーザ光から防護する。

e: レーザ光出射端と術者の目の高さとを合わせる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第36回午前:第51問

レーザ治療装置について正しいのはどれか。

1: ArFレーザ光は網膜の凝固に用いられる。

2: Arレーザ光は結石破砕に用いられる。

3: Nd:YAGレーザ光は鏡視下手術に用いられる。

4: Ho:YAGレーザ光の吸収媒体はヘモグロビンである。

5: CO2レーザ光は石英ガラスファイバによって導光する。

国試第12回午前:第70問

誤っている組合せはどれか。

1: CO2レーザ ――――――――-- 組織切開

2: Nd:YAGレーザ ―――――--- 凝固止血

3: アルゴンレーザ ――――――― 綱膜光凝固

4: エキシマレーザ ――――――― 角膜形成術

5: He‐Neレーザ ――――――--- 結石破砕

ME2第40回午後:第29問

レーザ手術装置について誤っているのはどれか。

1: 日常生活で使っている視力矯正用眼鏡を保護眼鏡として使用した。

2: 黒くコーティングされた鋼製手術器具を使用した。

3: フットスイッチによる出力操作をハンドピースの操作者自身が行った。

4: レーザ光を打ち下げ方向で照射した。

5: 照射部位周辺の術野を湿ったガーゼで覆った。

ME2第30回午前:第50問

Nd:YAGレーザ治療装置について誤っているのはどれか。

1: レーザ媒質は固体結晶である。

2: 角膜切開手術に用いられる。

3: 凝固止血効果がある。

4: 石英ガラスファイバで伝送できる。

5: 励起にフラッシュランプを用いる。