雑音対策について誤っているのはどれか。
1: 電源線から混入する雑音の除去にラインフィルタが使われる。
2: 商用交流雑音を除去するためにハムフィルタが使われる。
3: 周波数の低い雑音の除去には移動平均が使われる。
4: 信号の入力導線にはシールド線が使われる。
5: 不規則雑音の除去には加算平均が使われる。
1: 信号の入力導線にシールド線を使用する。
2: 入力導線をまとめると電磁誘導による交流雑音が軽減できる。
3: ディジタルフィルタは演算によって雑音を除去する。
4: 不規則雑音の低減化には加算平均を使用する。
5: 高周波雑音はハムフィルタで除去する。
交流雑音防止に直接関係しないのはどれか。
1: 同相弁別比
2: 帯域除去フィルタ
3: 防音装置
4: 接地
5: シールドルーム
商用交流雑音を除去するのに有効でないのはどれか。(生体計測装置学)
1: 接 地
2: 差動増幅器
3: ハムフィルタ
4: 恒温室
正しいのはどれか。
a: ノッチフィルタは特定の周波数の信号を通過させる。
b: 差動入力回路は同相雑音を除去できない。
c: 加算平均処理はS/N比を改善する。
d: ディジタルフィルタはソフトウェアで構成できる。
e: 受動フィルタでは信号の電力損失がない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
心電図の計測で商用交流雑音対策に用いられるのはどれか。
a: 移動平均処理
b: 加算平均処理
c: 差動増幅器
d: ハムフィルタ
e: ACラインフィルタ
雑音対策で正しいのはどれか。
a: 商用交流雑音を除去するには差動増幅器を使うとよい。
b: 接地することにより生体の静電誘導電位は上昇する。
c: 周期的な信号に混入する不規則雑音は信号をn回加算することにより1/nになる。
d: 脳検査では主に放送波を除去する目的でシールドルームが使われる。
e: フィルタを用いると目的信号の一部を犠牲にすることがある。
1: 商用交流雑音の除去にはCMRRの高い差動増幅器を使用する。
2: 高周波雑音を除去するためにハムフィルタが使われる。
3: 加算平均は不規則雑音を低減するのに使われる。
4: 信号の入力導線にはシールドが施されたものを用いる。
5: ディジタルフィルタは離散値の演算によって雑音を除去する。
信号処理について正しいのはどれか。
a: 50Hzの雑音を除去するには遮断周波数25Hzの高域(通過)フィルタを用いる。
b: 角周波数ωと周波数fとの間の関係はf=2πωで表される。
c: 不規則雑音に埋もれた信号を1000回加算平均すると雑音成分はもとの1/√1000になる。
d: 時系列信号の周波数成分を知るにはフーリエ変換が有効である。
e: 時系列信号のAD変換では標本化の前に量子化を行う。
信号処理の方法と目的との組合せで正しいのはどれか。
1: 微分演算高周波成分の除去
2: 移動平均周波数スペクトルの解析
3: 自己相関関数周期的信号の抽出
4: ウェーブレット変換エイリアシングの除去
5: フーリエ変換SN比の改善
心電図信号に数kHzの雑音が重畳した。この雑音を低減するための適当な処理はどれか。(生体計測装置学)
a: ハムフィルタをONにした。
b: 低域(通過)フィルタを調整した。
c: 移動平均演算を行った。
d: データ圧縮を行った。
e: 微分演算を行った。
ディジタル処理技術とその目的との組合せで正しいのはどれか。
1: 移動平均法 ― CT像の画像におけるエッジ強調
2: 加算平均法 ― 誘発電位に混入した不規則雑音の除去
3: 微分法 ― 脳波に混入した筋電図の除去
4: FFT法 ― 胸壁面心電位の等電位マッピング
5: スプライン補間法 ― MRIの受信信号の周波数分析
ディジタル信号処理について正しいのはどれか。
a: 高速フーリエ変換(FFT)は原信号内の雑音成分を抑えるために行う。
b: N回加算平均を行うと雑音成分のみがN倍になる。
c: 画像の「階調」とは解像度(空間分解能)のことである。
d: アナログ画像を電子計算機に取り込むのにディジタイザが用いられる。
e: 画像処理の一つにサブトラクション法がある。
AD変換に直接関係がないのはどれか。
1: スムージング(平滑化)
2: 量子化
3: ナイキスト周波数
4: サンプリング(標本化)
5: 折り返し雑音(エイリアシング)