第20回国試午前62問の類似問題

国試第18回午前:第60問

エックス線CTについて正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: エックス線の減衰は元素の種類によって異なる。

b: 各組織のエックス線吸収係数を画像化している。

c: 組織の代謝量を知るのに適している。

d: 単純エックス線最影より測定時間が短い。

e: 単純エックス線撮影より患者の被爆量が少ない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第32問

エックス線CTで正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 水のエックス線減弱係数をCT値の0としている。

b: 非侵襲的な検査法である。

c: エックス線フィルムによる画像よりもコントラストが悪い。

d: 形態に重ね合わせて代謝機能が画像化できる。

e: ヘリカル方式は単一スキャン方式よりも体積あたりの撮影時間が短い。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第86問

エックス線CT検査のCT値とは何か。

1: エックス線吸収率の相対値

2: 再構成画像の画素数

3: 装置の距離分解能

4: 一枚の画像を得る時間

5: 透過したエックス線の強度

国試第15回午前:第61問

エックス線CTについて正しいのはどれか。

a: CTナンバーでは空気を-1000、骨を1000とする。

b: 組織中で散乱されたエックス線を検出する。

c: 検出部にはコリメータが使用されている。

d: 脳内の血流分布を画像化できる。

e: ヘリカルスキャンでは被検者台を連続的にスライドさせる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午前:第88問

エックス線CTについて正しいのはどれか。

a: 線源と検出器を走査させてエックス線強度を測定する。

b: 画像を得るのにコンピュータが必要である。

c: 空間分解能はおよそ2mmが限界である。

d: 被曝は少ないので問題とならない。

e: 組織の形態の測定に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午前:第31問

エックス線CTについて正しいのはどれか。

a: CT値はエックス線の吸収係数の相対値である。

b: 肺組織のCT値は水より大きい。

c: 心臓の動きは評価できない。

d: 脳出血部位は急性期には黒く描出される。

e: 乳癌の検査に用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第87問

エックス線CTについて正しいのはどれか。

a: 分解能の高い断層像を得ることができる。

b: 吸収係数の像を示すと考えてよい。

c: コンピュータ処理によって画像を得る方法である。

d: エックス線被曝はほとんどない。

e: 化学シフトの測定も可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午前:第88問

正しいのはどれか。

a: エックス線の減衰は元素の種類と密度によりきまる。

b: パルスオキシメータは電磁波の吸収率の変化を利用している。

c: エックス線CTはエックス線写真に比べ空間分解能が優れている。

d: エックス線CTは組織の代謝情報を得るのに適している。

e: エックス線CTは各組織のエックス線吸収係数の像をみている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午前:第32問

エックス線による画像計測で誤っているのはどれか。

1: 生体を透過したエックス線を計測して画像化が行われる。

2: 造影剤を使って血管を画像化できる。

3: 骨のエックス線吸収係数は水の約0.5倍である。

4: 空気のエックス線吸収係数はほぼゼロである。

5: 患者の体動はアーチファクトの原因となる。

国試第35回午後:第31問

X線画像計測について正しいのはどれか。 

1: CT値は骨のX線吸収係数を基準に算出される。 

2: X線CTのスライス厚は50μm程度である。 

3: X線CTの空間分解能は5mm程度である。 

4: 時間差分法は造影剤投与前後の画像を差分している。 

5: ヨード系造影剤はX線吸収量が小さい。 

国試第26回午後:第32問

エックス線を使用した撮影について誤っているのはどれか。

a: 体内から反射してきたエックス線を撮影する。

b: 組織でのエックス線の吸収に関する画像が得られる。

c: 臓器の動きの撮影が可能である。

d: 造影剤は分解能の改善のために使用する。

e: 軟部組織の撮影に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第60問

正しいのはどれか。

a: 脳の機能を観察するにはエックス線CTがMRIより優れている。

b: MRIは組織の透磁率の差を画像化する。

c: エックス線CTはMRIより生体への侵襲度が大きい。

d: ヘリカルスキャンは連続して高速にCT像を得る走査方式である。

e: MRIでは地磁気の100倍程度の直流磁場が用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第31問

X 線CTについて誤っているのはどれか。

1: 臓器の立体的な構造を画像化する。

2: 複数のX線検出器を使用する。

3: 動画を撮影することが可能である。

4: 空間分解能は1mm程度である。

5: 組織のX線吸収係数を画像化する。

ME2第35回午前:第44問

X線CTについて誤っているのはどれか。

1: 人体を透過したX線を検出し断層像を得る。

2: 水のCT値は0である。

3: X線の吸収係数が大きい組織ほどCT値は低い。

4: マルチスライスCTでは複数の断層像が得られる。

5: 血管の造影にはヨード系造影剤を用いる。

国試第28回午前:第33問

単純エックス線撮影について正しいのはどれか。

1: 臓器から反射したエックス線を撮影する。

2: 造影剤はエックス線に対する透過性が高い。

3: 動きがある臓器には使用しない。

4: 高密度の器官はエックス線を吸収して陰影を作る。

5: 体動の影響は少ない。

国試第33回午前:第32問

X 線 CT について誤っているのはどれか。

a: 空間分解能は超音波診断装置より高い。

b: 臓器の X 線に対する吸収係数を画像化している。

c: 血管や胃などの管腔臓器の撮影が可能である。

d: 深部臓器よりも表在性の臓器の撮影に適している。

e: X 線を単一方向から照射している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午後:第30問

X線を使用した医用画像について正しいのはどれか。

a: X線に対する臓器の反射率を画像化する。

b: X線CTの空間分解能は0.5~1mm程度である。

c: X線CTは臓器の立体構造を画像化できる。

d: 造影剤はX線画像のコントラストを増強する。

e: 体表面に近い臓器の画像化に適している。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第39回午後:第18問

X線を使った診断機器について正しいのはどれか。

1: 単純撮影ではX線発生装置、X線検出器、患者の順に配置する。

2: 単純撮影ではX線量を増やしてもX線像の濃度は変わらない。

3: X線CTではX線量を増やすとCT値が高くなる。

4: X線管は真空管である。

5: 撮影対象が同じであればX線の被曝量は診断機器に依存しない。

ME2第33回午前:第43問

生体計測は生体の受動的または能動的特性を利用している。誤っている組合せはどれか。

1: X線CT -- 吸収係数

2: 超音波断層装置 -- 音響インピーダンス

3: パルスオキシメータ -- 散乱係数

4: 心電計 -- 活動電位

5: 電気的脂肪量測定器 -- 導電率

国試第1回午前:第89問

エックス線検査のコンピュータ画像処理の特徴として誤っているのはどれか。

a: 造影剤が到達する前後の動き(体動、蠕動)による画像の劣化を少なくすることができる。

b: 造影剤の量が少なくても鮮明な画像が得られる。

c: 画像処理を行うと軟部組織のみの画像が得られる。

d: エックス線の被曝量を少なくできる。

e: 空間分解能を向上させるために特殊な造影剤が使われている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e