正しいのはどれか。
a: 物体に重量という力を生じさせる加速度を重量加速度と呼ぶ。
b: 加速度αで運動している質量mの物体を静止させるのに必要な力はm/αである。
c: 重りを机の上に置いた場合、机が重りを支える力を反作用という。
d: 物体にいくつかの力が同時に加わるとき、それと同じ効果をもつ一つの力を合力という。
e: 外部から加わる力の合力が零のとき、物体内部には力は存在しない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
a: 作用する力とこれによって生じる反作用の力は大きさ、方向ともに同じである。
b: 合力が零であっても物体内部には力が存在することがある。
c: 丸棒の両端を同じ力で押すと棒の断面にはどこでも同じ圧縮力が生じる。
d: 丸棒の両端を同じ力で引っ張ると中央断面に生じる応力は零となる。
e: 丸棒の両端を押す力に差があっても棒は運動しない。
a: 力学における基本量は、長さ、質量および時間である。
b: 力は質量に速度を乗じたものである。
c: 力には、大きさ、方向および動きがある。
d: 物体が静止しているときその物体に働くすべての力は釣り合っている。
e: 分力とは1つの力を2つ以上の力に分解した力のことである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
a: 等速円運動をしている物体には接線力が作用している。
b: 角速度とは単位時間当たりに回転する角度のことである。
c: 物体を回転させようとする働きのことをモーメントという。
d: モーメントは力と長さとの積で表される。
e: モーメントは慣性モーメントと角速度との積に等しい。
物体の運動について正しいのはどれか。
1: 距離xを時間tで移動した場合の速度はxtである。
2: 時間tの間に速度がΔvだけ変化した場合の加速度は(Δv)tである。
3: 速度の単位はm・s-1を基本としている。
4: 加速度の単位はm・sを基本としている。
5: 速度と質量との積は力である。
質量100gの物体が半径30cmの軌道上を1分間に30回転の等速円運動をしている。物体に作用するおよその遠心力[N]はどれか。
1: 0.1
2: 0.3
3: 0.5
4: 0.7
5: 0.9
質量 50 kg の物体が秒速 10 m で動いている。この物体に一定の大きさの 制動力を加え続けると 25 m 移動したところで停止した。制動力の大きさ[N]はど れか。 ただし、制動力以外に運動を妨げる効果は無視できるものとする。
1: 1
2: 2
3: 20
4: 100
5: 200
誤っているのはどれか。
1: 質量1kgの物体に1m/s2の加速度を生じさせる力が1ニュートンである。
2: 質量1kgの物体を1m/sの速さで1m動かすときの仕事が1ジュールである。
3: 1秒間に1クーロンの電気量が通るときの電流が1アンペアである。
4: 1クーロンの電気量を電位が1ボルト高いところに運ぶのに1ジュールの仕事が必要である。
5: 1秒間に1ジュールの割合でエネルギーを消費するときの電力が1ワットである。
質量mの物体に外力Fが作用したときの加速度をaとすれば、正しい運動方程式はどれか。
1: F=1/2・ma
2: F=ma2
3: 3.F =-ma2
4: F=ma
5: F=a/m