断面積S[m2]、長さd[m]、導電率σ[S/m]の導体に電流密度J[A/m2]の電流が流れているとき、導体の電圧降下[V]はどれか。
1: $ \frac {Jd}{\sigma }$
2: $ J\sigma d$
3: $ \frac {Jd}{\sigma S}$
4: $ \frac {J\sigma S}{d}$
5: $ \frac {JSd}{\sigma }$
図は、真空中に正電荷で帯電した半径rの導体球の断面である。図中の各点(*)において電界強度が最も大きい点はどれか。
1: A
2: B
3: C
4: D
5: E
図の回路でキルヒホッフの法則を用いた解法について誤っているのはどれか。
1: 図の回路には三つの閉回路がある。
2: a 点の電位は起電力 E 2 と R 2 両端の電圧降下との差となる。
3: a 点に流れ込む電流と a 点から流れ出す電流の和は等しい。
4: 一つの閉回路に含まれる電圧降下の大きさと起電力の大きさは等しい。
5: 一つの閉回路内で設定する電流の向きによって起電力の正負は変わる。
ダイオードの電流 I、電圧 E の方向を図 1 のように定めたとき、このダイ オードの特性グラフは図 2 のようになった。このとき、このダイオードの順方向電 圧 V F と逆方向降伏電圧 V R はどれか。
コンデンサについて正しいのはどれか。
1: 蓄えられている電荷を2倍にすると電圧は1/2になる。
2: 2F(ファラッド)のコンデンサの両極板にそれぞれ±2Cの電荷が蓄えられているとき、電圧は1Vである。
3: 2Fのコンデンサの電圧が2Vであるとき、両極板に蓄えられている電荷は±2Cである。
4: 正弦波交流電圧を印加しているとき、電圧を2倍にすると流れる電流は1/2になる。
5: 正弦波電流を流しているとき、周波数を2倍にすると電圧は2倍になる。
断面積S、長さL、導電率σである金属棒の抵抗を表す式はどれか。
1: L/σS
2: Lσ/S
3: LS/σ
4: σS/L
5: σ/SL
2: 1Fのコンデンサの電圧が2Vであるとき両極板には±0.5Cの電荷が蓄えられている。
3: 1Fのコンデンサの両極板に±2Cの電荷が蓄えられているとき電圧は0.5Vである。
4: 正弦波交流電流を流しているとき電流を2倍にすると電圧は1/2になる。
5: 正弦波交流電流を流しているとき周波数を2倍にすると電圧は1/2になる。
図のpn 接合で正しいのはどれか。
a: 多数キャリアA は正孔である。
b: 多数キャリアB は正極の方向に移動する。
c: 電圧E を高くすると電流は増加する。
d: 電圧E を高くすると空乏層が大きくなる。
e: 電圧E を高くすると降伏現象が生じる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
図のPN接合で正しいのはどれか。
a: 多数キャリアAには右方向に力が作用する。
b: 多数キャリアBは電子である。
c: 電圧Eを高くしていくと降伏現象が生じる。
d: 電圧Eを高くすると空乏層が小さくなる。
e: 電圧Eを高くすると拡散電位が高くなる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
誤っているのはどれか。
1: 電気力線の密度は電界の強さに比例する。
2: 電気力線は正電荷からはじまって負電荷で終わる。
3: 電位の変化が急激な部分では等電位線の密度が高くなる。
4: 等電位線は交わらない。
5: 電気力線と等電位線は平行である。
2枚の同じ面積の金属平板A、Bを間隔dだけ離して平行に並べた。金属平板Aに電荷+Qを、金属平板Bに電荷-Qを与えた。その後、金属平板Bだけ動かし、最初の位置から10d離した。金属平板Aと金属平板B’の電位差は、金属平板Bを動かす前の何倍か。
1: 1.0倍
2: 5.0倍
3: 5.5倍
4: 10倍
5: 11倍
図に示すインダクタ(コイル)に電流Iを流すとき正しいのはどれか。
1: 電流Iを2倍にすると磁心中の磁束は4倍になる。
2: 電流Iに逆比例した逆起電力が発生する。
3: 磁心中の磁束の時間的変化率に比例した逆起電力が発生する。
4: 巻数Nを2倍にするとインダクタンスは2倍になる。
5: 磁心の透磁率が大きいほどインダクタンスは小さい。
シールドで正しいのはどれか。(医用電気電子工学)
1: 磁力線は抵抗体に囲まれた領域内へは入り込まない。
2: 透磁率が小さい材料ほど磁気シールド効果が大きい。
3: 時間的変化が遅い電界のシールドには導電率の小さい材料が適している。
4: 波長が短い電波のシールドには誘電率の小さい材料が適している。
5: 周波数が低い電波のシールドには導電率の大きい材料が適している。
電荷Q を蓄えた平行平板空気コンデンサの極板間に比誘電率5 の材料を挿入すると、極板間の電界強度は何倍になるか。
1: 0.2
2: 0.5
3: 1
4: 2
5: 5
図のように接地された導体殻Aの中空部分に球形導体Bが置かれている。正しいのはどれか。
1: Aの外側表面に正の電荷が存在する。
2: 帯電した別の導体をAの外側に近づけるとBに電荷が生じる。
3: Aの外側の電界が変化するとAの電位も変化する。
4: Aの内側表面から出る電気力線があれば外側表面からも電気力線が外へ向かって発生する。
5: Bに正電荷が与えられるとAの内側表面に負電荷が生じる。
正しいのはどれか。
a: 金属に電界をかけると電界に比例するドリフト電流が流れる。
b: pn接合はオームの法則が成立する二端子の線形素子である。
c: 電子と正孔とが再結合するときはエネルギーを吸収する。
d: バイポーラトランジスタは電子または正孔の1種類のキャリアを利用するものである。
e: FETの特徴はゲート入力抵抗がきわめて高いことである。
図の回路でスイッチSを閉じた。正しいのはどれか。(電気工学)
1: 直後にコイルにかかる電圧はEに近い。
2: 直後に流れる電流はE/Rに近い。
3: 時間が十分に経過すると抵抗にかかる電圧は0に近づく。
4: 時定数はR/Lである。
5: 抵抗で消費される電力は時間の経過に関係なく一定である。
図1の回路に図2に示す電圧Eを入力したとき、ダイオード D1 に電流が流れる区間はどれか。ただし、ダイオードは理想ダイオードとする。
a: 生体電気信号の導出には単極誘導と双極誘導とがある。
b: 金属と電解質との接触面の静止電位は材質にかかわらず一定である。
c: 皮膚インピーダンスは抵抗と電気容量との直列回路で近似される。
d: ArAgCl電極は不分極電極として生体用電極に用いられる。
e: 電極接触インピーダンスは周波数依存性を示す。
a: 直線電流の周りにはこれを中心とする同心円状の磁力線が生じる。
b: 円形コイルに電流を流すとコイル面内では同心円状に磁界が発生する。
c: 直線電流がつくる磁界の大きさは電流からの距離の2乗に反比例する。
d: 磁界中で運動する電荷は運動速度に反比例する力を受ける。
e: 2本の平行導線に逆方向に電流が流れていると両者の間に反発力が働く。
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