第8回国試午前75問の類似問題

国試第11回午前:第75問

超音波吸引装置(超音波メス)について誤っているのはどれか。

1: 磁歪形ではニッケルが磁界内で伸縮する性質を利用している。

2: プローブから発せられた高周波電流が組織を破砕する。

3: 乳化・細分化された組織は吸引除去される。

4: 微小血管は熱凝固され、太い血管は浮き出て残る。

5: 肝腫瘍手術に用いられる。

国試第29回午後:第37問

超音波吸引手術装置で正しいのはどれか。

1: 先端は1?3mmの振幅で振動する。

2: 対極板が必要である。

3: 生理食塩液で洗浄しながら使用する。

4: 電気メスよりも強い凝固能力を有する。

5: 骨切開に有効である。

国試第15回午前:第73問

超音波吸引手術装置で正しいのはどれか。

1: 肝臓手術には適用できない。

2: メス先の灌流には蒸留水を用いる。

3: 主作用は熱凝固である。

4: メス先の振幅は500~800μmである。

5: メス先の振動数は20~30kHzである。

ME2第33回午前:第49問

超音波吸引手術装置について正しいのはどれか。

1: PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)に機械的振動を加え超音波を発生させる。

2: プローブ先端チップの発熱により組織を凝固する。

3: 使用周波数は2450MHz程度である。

4: プローブ先端の振動振幅は1~3mmである。

5: ハンドピースの冷却水として蒸留水が用いられる。

ME2第30回午前:第51問

超音波吸引装置について誤っているのはどれか。

1: 磁歪形素子にはニッケルが用いられる。

2: プローブ本体は蒸留水で冷卻する。

3: メス先振動の振幅は100~300μmである。

4: メス先の振動数は200~300kHzである。

5: 乳化・細分化された組織を吸引除去する。

国試第14回午前:第61問

超音波診断について正しいのはどれか。

a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。

b: 超音波造影剤は血管壁との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。

c: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。

d: 20~100kHzの超音波が用いられる。

e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第39問

超音波凝固切開装置で誤っているのはどれか。

1: アクティブブレードは45~55kHzの周波数で振動する。

2: 70~100°Cで組織中のタンパク質を凝固させる。

3: 細い血管からの出血を止めることができる。

4: 電気メスに比べて短時間で凝固切開が可能である。

5: 内視鏡外科手術に用いられる。

ME2第36回午前:第47問

超音波吸引装置について正しいのはどれか。

1: 使用周波数は500kHz程度である。

2: 超音波発生にCdSe素子を用いる。

3: 術野洗浄用に蒸留水を用いる。

4: 超音波エネルギーの回収に対極板を使用する。

5: 実質性組織の破砕に適している。

国試第9回午前:第73問

超音波手術吸引器(CUSA)について誤っているのはどれか。

a: 超音波エネルギーで組織を乳化する。

b: 超音波による振動で除去したい組織を凝固する。

c: 振動による摩擦熱で血管はすべて凝固できる。

d: 主に肝臓の手術に使用される。

e: 除去したい組織は生理食塩液とともに吸引される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第37問

超音波切開凝固装置で誤っているのはどれか。

1: アクティブブレードは45~55kHzの周波数で振動する。

2: 70~100°Cで組織中のタンパク質を凝固させる。

3: 凝固しながら切開ができる。

4: 電気メスに比べて凝固操作が短時間で可能である。

5: 内視鏡下手術に用いられる。

国試第30回午前:第36問

超音波凝固切開手術装置について正しいのはどれか。

a: 先端はl ~ 3mm の振幅で振動する。

b: 50kHz前後の周波数を用いる。

c: 凝固温度は電気メスよりも低温である。

d: 内視鏡外科手術で頻用される。

e: 骨切開に有効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第31回午前:第53問

超音波吸引装置に関して適切なのはどれか。

1: 発振周波数:500kHz

2: 超音波振動子:電歪型

3: ストローク幅:10μm

4: 発振スイッチ:ハンドピースボタン

5: 洗浄液:滅菌精製水

国試第11回午前:第69問

経皮的超音波結石破砕装置の常用周波数と振幅との組合せで正しいのはどれか。

1: 10kHz以下 ――――――― 3~10μm

2: 20~30kHz ―――――― 3~10μm

3: 20~30kHz ――――― 30~100μm

4: 200~300kHz ―――― 3~10μm

5: 200~300kHz ――― 30~100μm

国試第21回午前:第72問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。

1: 超音波集束による衝撃波を利用する。

2: 非接触的に凝固切開する。

3: 血管の凝固切開が可能である。

4: 鋭利な切開能力を特徴とする。

5: 電気メスとの併用は禁忌である。

国試第5回午後:第67問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1: 微細な手術に適する。

2: 主に使用される電磁波は2,450MHzである。

3: 対極板を必要とする。

4: 出血性実質臓器の鋭利な切開に適する。

5: 心電図モニタや心臓ペースメーカに電磁的影響を与えない。

ME2第28回午後:第19問

超音波ネブライザについて誤っているのはどれか。

1: 超音波の伝達には蒸留水が使用される。

2: 超音波の周波数は5~20MHz程度である。

3: ベンチュリー管の原理を利用している。

4: 噴霧粒子の径は数μm程度が主となる。

5: 噴霧粒子の発生量は超音波の強度で調節する。

国試第15回午前:第62問

超音波診断について正しいのはどれか。

1: 電子セクタ法は単一の振動子で実現できる。

2: 超音波ゼリーの音響インピーダンスは空気と同程度である。

3: エコー断層法の分解能は用いる波長の程度である。

4: ドップラー法では50MHz以上の振動数を用いる。

5: 超音波ビームを肋間から入射することによって心臓を観察できる。

国試第34回午前:第37問

超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。

a: 5 ?10 mm の振幅で先端が振動する。

b: 55 kHz 前後の振動を用いる。

c: 凝固温度はレーザメスよりも低温である。

d: 対極板が必要である。

e: 内視鏡外科手術での使用は禁忌である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第35問

マイクロ波手術器について正しいのはどれか。

a: 使用する波長は1~2mmである。

b: 組織中の水に発生するジュール熱を利用する。

c: モノポーラ型針電極を使用する。

d: 凝固作用が中心である。

e: 他の医療機器に対する電磁的影響は少ない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第83問

超音波断層法について正しいのはどれか。

a: 5MHzの超音波の筋組織中での波長は約1mmである。

b: 距離分解能は波長より小さくならない。

c: 多重反射が起こるとゴースト画像が現れる。

d: 軟組織中での空気の反射率は骨の反射率より大きい。

e: 断層像の構成には連続波を用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e