植込み型心臓ペースメーカのペーシング不全の原因とならないのはどれか。(医用治療機器学)
1: 閾値低下
2: 電極脱離
3: リード線断線
4: 電磁波干渉
5: 電池消耗
植込み型除細動器について誤っているのはどれか。
1: 通電波形は二相性である。
2: 通電エネルギーは10~40J程度である。
3: 二次電池を使用する。
4: 心室頻拍をページングにより停止する。
5: 徐脈に対してペーシングを行う。
除細動器について正しいのはどれか。
a: AEDは院外環境で許可を受けた者が使用する。
b: AEDの放電パルスは単相性波形が用いられる。
c: 心室細動に対する除細動ではR波の同期が必要である。
d: 開胸下での通電出力は体外通電時の1 /10程度に設定する。
e: ICD植込み時には心室細動を発生させて除細動できることを確認する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
1: 交流方式は直流方式より心筋障害が少ない。
2: 心房細動では心室細動より出力エネルギーの設定を高くする。
3: 最初の設定で除細動できなければ出力エネルギーを上げる。
4: 体内用パドルは一方を左房に他方を右房にあてる。
5: 体外用パドルは胸壁に軽くあてて通電する。
電気メスについて誤っているのはどれか。
1: フローティング型でも分流熱傷は発生しうる。
2: バイポーラ電極を用いるとモニタ障害が避けられる。
3: 一人の患者に複数台の電気メスを使用できる。
4: ジュール熱を利用している。
5: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する可能性がある。
除細動について正しいのはどれか。
a: 除細動率は交流方式が直流方式より優れている。
b: 通電時の心筋障害の程度は交流方式が直流方式より少ない。
c: 除細動器は心房細動にも用いられる。
d: 心室細動には同期出力装置を必要としない。
e: 体内直接通電では5000Vを5ms、心臓に直接加える。
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