第38回午後第25問の類似問題

第35回午後:第25問

感覚受容器でないのはどれか。  

1: 自由神経終末

2: マイスネル小体

3: パチニ小体

4: 筋紡錘

5: 上皮小体

第54回午後:第61問

皮膚の侵害受容器はどれか。  

1: 毛包受容体

2: Pacini小体

3: Ruffini終末

4: 自由神経終末

5: Meissner小体

  • 答え:4
  • 解説:皮膚の侵害受容器は自由神経終末である。これは機械的、熱的、化学的刺激や鈍痛などに応答する受容器があり、痛みを感じるための受容器である。
  • 毛包受容体は皮膚の侵害受容器ではなく、触覚に関与し、毛幹の傾きの変化をとらえる。
  • Pacini小体は皮膚の侵害受容器ではなく、触覚に関与し、高頻度の振動に関与する。
  • Ruffini終末は皮膚の侵害受容器ではなく、触覚および圧覚に関与し、持続的な皮膚変化で順応は遅い。
  • 自由神経終末は侵害受容器であり、機械的侵害受容器であるAδ線維や、機械的、熱的、化学的刺激、鈍痛などに応答するC線維の末端がある。これが正しい答えである。
  • Meissner小体は皮膚の侵害受容器ではなく、粗振動、触覚に関与し、数十Hz以下の振動刺激による感覚を受容する。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午後:第20問

痛覚の受容体はどれか。  

1: 自由神経終末

2: マイスネル小体

3: ルフィニ小体

4: パチニ小体

5: メルケル盤

第37回午後:第27問

皮膚の持続的圧刺激に反応するのはどれか。2つ選べ。  

1: 自由神経終末

2: ルフィニ終末

3: マイスネル小体

4: パチニ小体

5: メルケル盤

第34回午後:第25問

触受容器でないのはどれか。  

1: ゴルジ終末

2: パチニ小体

3: メルケル細胞

4: ルフィニー小体

5: マイスネル小体

第39回午後:第24問

痛覚について正しいのはどれか。  

1: 自由神経終末は侵害受容器である。

2: Aδ線維の伝導速度はC線維よりも遅い。

3: 脊髄後索を上行する。

4: 視床下部で中継される。

5: 皮質は痛みの認識に関与しない。

第36回午後:第5問

感覚の伝導路で誤っているのはどれか。  

1: 後脊髄小脳路

2: 前脊髄視床路

3: 内側毛帯

4: 薄束(Goll束)

5: 皮質延髄路

第46回午後:第63問

副交感神経の興奮によるものはどれか。  

1: 瞳孔散大

2: 胆嚢弛緩

3: 消化管蠕動抑制

4: 気管支平滑筋収縮

5: 外生殖器血管収縮

第56回午後:第56問

体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体があるのはどれか。  

1: 延 髄

2: 視 床

3: 脊髄後角

4: 大脳皮質

5: 脊髄後根神経節

  • 答え:5
  • 解説:体性感覚神経は、感覚情報を末梢の受容器から脊髄神経節へ伝える一次ニューロン、脊髄または脳幹へ伝える二次ニューロン、視床へ伝える三次ニューロンの3段階で構成されています。この問題では、一次ニューロンの細胞体がどこにあるかを問うています。
  • 延髄は、二次ニューロンが存在する場所であり、一次ニューロンの細胞体がある場所ではありません。
  • 視床は、三次ニューロンが存在する場所であり、一次ニューロンの細胞体がある場所ではありません。
  • 脊髄後角は、二次ニューロンが存在する場所であり、一次ニューロンの細胞体がある場所ではありません。
  • 大脳皮質は、三次ニューロンが存在する場所であり、一次ニューロンの細胞体がある場所ではありません。
  • 脊髄後根神経節は、体性感覚神経の一次ニューロンの細胞体がある場所であり、正しい答えです。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第42回午後:第26問

感覚系と関係しないのはどれか。  

1: 内側毛帯

2: 大脳脚

3: 蝸牛神経核

4: 内包後脚

5: 外側膝状体

第48回午前:第55問

下行性の神経線維が通るのはどれか。  

1: 薄束

2: 錐体

3: 楔状束

4: 内側毛帯

5: 外側毛帯

第56回午後:第62問

交感神経および副交感神経の両方の刺激で促進されるのはどれか。  

1: 発 汗

2: 心 拍

3: 胃の蠕動

4: 唾液腺分泌

5: 立毛筋収縮

  • 答え:4
  • 解説:交感神経と副交感神経は、自律神経系の一部であり、体の機能を調節する役割があります。交感神経は興奮状態やストレス時に働き、副交感神経はリラックスや消化時に働きます。この問題では、両方の神経によって促進される機能を求めています。
  • 発汗は、交感神経のみの刺激で促進される。交感神経は体温調節のために発汗を促進しますが、副交感神経は発汗に関与していません。
  • 心拍は、交感神経のみの刺激で促進される。交感神経は心拍数を増加させ、副交感神経は心拍数を減少させるため、両方の神経で促進されるわけではありません。
  • 胃の蠕動は、副交感神経のみの刺激で促進される。副交感神経は消化を促進するために胃の蠕動を促しますが、交感神経は胃の蠕動に関与していません。
  • 唾液腺分泌は、交感神経および副交感神経の両方の刺激で促進される。安静状態では副交感神経支配により大量の漿液性唾液が分泌されて消化に役立ちます。運動や興奮、ストレス状態下では交感神経が優位になり、舌下腺、顎下腺、耳下腺を刺激し少量の粘性のある唾液を分泌します。
  • 立毛筋収縮は、交感神経のみの刺激で促進される。立毛筋収縮は、寒さや恐怖などの刺激によって体毛を立てることで保温や警戒を図る機能であり、副交感神経は関与していません。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
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第37回午前:第83問

反射性交感神経性ジストロフィーの物理療法で適切でないのはどれか。  

1: 経皮的電気刺激

2: 紫外線

3: 渦流浴

4: コンプレッションポンプ

5: ホットパック

第37回午後:第18問

痛覚系でないのはどれか。  

1: 自由神経終末

2: 脊髄後角

3: 外側脊髄視床路

4: 内側毛帯

5: 視床

第57回午後:第63問

自律神経の二重支配を受けるのはどれか。  

1: 汗 腺

2: 膵 臓

3: 脾 臓

4: 立毛筋

5: 副腎髄質

  • 答え:2
  • 解説:自律神経の二重支配を受ける器官は、交感神経と副交感神経の両方の影響を受ける器官である。一方、二重支配を受けない器官は、交感神経または副交感神経のどちらか一方のみの支配を受ける。
  • 汗腺は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 膵臓は、自律神経の二重支配を受ける器官であり、交感神経と副交感神経の両方の影響を受けるため、正解である。
  • 脾臓は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 立毛筋は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 副腎髄質は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
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第54回午後:第52問

視覚伝導路に含まれるのはどれか。  

1: 下垂体

2: 松果体

3: 乳頭体

4: 扁桃体

5: 外側膝状体

  • 答え:5
  • 解説:視覚伝導路は、網膜から視神経を通って視交叉、視索、外側膝状体、視放線を経由し、最終的に後頭葉の一次視覚野に到達する。この中で外側膝状体が視覚伝導路に含まれる。
  • 下垂体は視床下部に位置し、ホルモンの分泌を調節する役割があるが、視覚伝導路には含まれない。
  • 松果体は視床上部に位置し、メラトニンを産生することで睡眠リズムを調節する役割があるが、視覚伝導路には含まれない。
  • 乳頭体は視床下部に位置し、記憶に関与する乳頭体核を含むが、視覚伝導路には含まれない。
  • 扁桃体は側脳室側頭部に位置し、生物学的価値の判断や情動を引き起こす役割があるが、視覚伝導路には含まれない。
  • 外側膝状体は視覚伝導路に含まれ、網膜からの視覚情報を後頭葉の一次視覚野に伝達する役割がある。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第56回午前:第55問

頸動脈小体を支配するのはどれか。  

1: 滑車神経

2: 三叉神経

3: 顔面神経

4: 舌咽神経

5: 副神経

  • 答え:4
  • 解説:頸動脈小体は酸素センサーであり、舌咽神経を介して呼吸中枢である延髄に情報を送ります。このため、頸動脈小体を支配する神経は舌咽神経です。
  • 滑車神経は正しくありません。滑車神経は外眼筋の一つである上斜筋を支配する運動神経であり、頸動脈小体とは関係がありません。
  • 三叉神経は正しくありません。三叉神経は眼神経、上顎神経、下顎神経に分かれる運動性と感覚性神経の混合神経であり、頸動脈小体とは関係がありません。
  • 顔面神経は正しくありません。顔面神経は顔面筋を支配する運動神経、涙腺などの分泌作用制御の副交感神経、味覚に関わる感覚神経の混合神経であり、頸動脈小体とは関係がありません。
  • 舌咽神経は正しい答えです。舌咽神経は運動性、知覚性、味覚性、副交感性神経の混合神経であり、扁桃、咽頭、舌、中耳、頸動脈小体からの知覚を送っています。頸動脈小体は酸素センサーであり、舌咽神経を介して呼吸中枢である延髄に情報を送ります。
  • 副神経は正しくありません。副神経は胸鎖乳突筋と僧帽筋の運動性神経であり、頸動脈小体とは関係がありません。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
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第39回午後:第36問

神経線維の興奮伝導について誤っているのはどれか。  

1: 髄鞘の電気抵抗は大きい。

2: 伝導インパルスの大きさは刺激の大きさに比例する。

3: 伝達速度は温度の影響を受ける。

4: 活動電位の大きさは伝導中一定である。

5: 有髄神経では跳躍伝導がみられる。

第47回午後:第62問

自原抑制について正しいのはどれか。  

1: 受容器は筋紡錘である。

2: 単シナプス反射である。

3: 効果器は同名筋である。

4: 反射の中枢は中脳にある。

5: 求心性神経はⅠa群である。

第52回午後:第34問

感覚受容器の刺激の対象が主に皮膚である促通法はどれか。  

1: Brunnstrom法

2: Bobath法

3: Rood法

4: Fay法

5: PNF