嚥下で正しいのはどれか。
1: 口腔内の食塊は反射運動で咽頭へ送られる。
2: 軟口蓋が挙上すると咽頭と鼻腔の通路が開く。
3: 喉頭蓋が引き上げられて気道が閉鎖される。
4: 食塊が食道に入る時期に呼吸が促進される。
5: 食道期の食塊移動は蠕動運動による。
排尿で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 排尿反射の中枢は腰髄にある。
2: 外尿道括約筋は随意制御できる。
3: 膀胱は副交感神経活動で収縮する。
4: 外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。
5: 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。
正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 左肺は3葉、右肺は2葉に分かれる。
2: 気管支は心臓の前面に位置する。
3: 気管は食道の前面にある。
4: 右気管支の分岐角は左気管支の分岐角より大きい。
5: 横隔膜は右側が左側より高い。
正しいのはどれか。2つ選べ。
1: リンパ節には皮質と髄質とがある。
2: リンパ管には弁がほとんどない。
3: 胸管は乳び槽から起こる。
4: 胸管は右鎖骨下静脈に入る。
5: 右腰リンパ本幹は右リンパ本幹に入る。
排尿について正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.排尿の意思による調節は橋より上位の中枢による。イ.通常、尿意は膀胱最大容積の約45%に達したときに起こる。ウ.排尿反射中枢はL4~S1にある。エ.尿管は体性感覚支配である。オ.外尿道括約筋は陰部神経支配である。
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
正しいのはどれか。
1: 唾液分泌は舌下神経によって調節される。
2: 咀嚼運動には不随意的要素がある。
3: 嚥下の口腔期に軟口蓋は引き下げられる。
4: 嚥下反射時にも呼吸は継続して行われる。
5: 食道上部の筋層は平滑筋で構成される。
内分泌腺とその位置との組合せで誤っているのはどれか。
1: 上皮小体-甲状腺の前面
2: 下垂体-トルコ鞍上面
3: 松果体-間脳の背面
4: 副腎-腎臓の上面
5: 胸腺-胸骨の背面
排尿で正しいのはどれか。
1: 膀胱は交感神経活動で収縮する。
2: 排尿の反射中枢は腰髄にある。
3: 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。
4: 外尿道括約筋は随意制御できる。
5: 外尿道括約筋は陰部神経活動によって弛緩する。
排尿に関与する神経で正しいのはどれか。
1: 脳における排尿中枢は延髄にある。
2: 外尿道括約筋は下腹神経支配である。
3: 内尿道括約筋は陰部神経支配である。
4: 交感神経路の興奮は膀胱を弛緩させる。
5: 副交感神経路は第11胸髄~第2腰髄レベルから生じる。
正しいのはどれか。
1: 動脈の血管壁は外膜と内膜の2層からなる。
2: 心臓上後部を心尖という。
3: 左房室弁を三尖弁という。
4: 左心房は左右の肺静脈を受ける。
5: 大動脈弁は左右の半月弁からなる。
排便機構について正しいのはどれか。
1: 排便時には横隔膜が弛緩する。
2: 排便に関与する神経は下殿神経である。
3: 直腸平滑筋と内肛門括約筋は同時に収縮する。
4: 直腸壁が加圧されると骨盤神経が刺激される。
5: 直腸の収縮を促す神経伝達物質はアドレナリンである。
正しい組合せはどれか。
1: ペプシン - 口 腔
2: プチアリン - 胃
3: マルターゼ - 胃
4: ラクターゼ - 小 腸
5: リパーゼ - 小 腸
肝臓とその脈管系について誤っているのはどれか。
1: 肝臓は胃の前壁と接する。
2: 肝右葉は左葉より大きい。
3: 肝横隔面上縁は第5肋骨の高さにある。
4: 肝静脈は下大静脈に連なる。
5: 肝臓へ酸素を供給する血管は門脈である。
リンパの流れについて正しいのはどれか。
1: 腸リンパ本幹は右リンパ本幹に注ぐ。
2: 乳び槽は頭部のリンパを集める。
3: 胸管は左鎖骨下静脈に注ぐ。
4: 右上肢のリンパは胸管に注ぐ。
5: 右下肢のリンパは右リンパ本幹に注ぐ。
排尿機構で正しいのはどれか。
1: 排尿筋は平滑筋である。
2: 排尿の一次中枢は腰髄にある。
3: 外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。
4: 副交感神経を刺激すると排尿筋は弛緩する。
5: 排尿を我慢するときは副交感神経優位となる。
尿生成の流れの方向として正しいのはどれか。
1: 腎盤から腎杯へ
2: 尿道から膀胱へ
3: 尿管から髄質部集合管へ
4: 遠位尿細管から皮質部集合管へ
5: 近位曲尿細管からBowman囊へ
排便に関与する体性神経はどれか。
1: 陰部神経
2: 下殿神経
3: 下腹神経
4: 骨盤神経
5: 上殿神経
成人で正しいのはどれか。
1: 腎の中央部はほぼ第1腰椎の高さに位置する。
2: 腎の長径は約20 cmである。
3: 尿管の長さは約5 cmである。
4: 膀胱頸は恥骨結合より高い位置にある。
5: 女性の尿道は約20 cmである。
栄養素と吸収部位の組合せで正しいのはどれか。
1: 糖 - 空腸
2: 鉄 - 結腸
3: 脂肪 - 十二指腸
4: 蛋白質 - 胃
5: ビタミンB12 - 空腸
気管について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 気管は食道の背側にある。
2: 気管分岐角は約70°である。
3: 右主気管支は左主気管支よりも太い。
4: 気管は第2胸椎の高さで左右に分岐する。
5: 左主気管支は胸大動脈の背側から肺に入る。