第37回午後第7問の類似問題

第54回午前:第52問

脳神経と支配筋の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 滑車神経―眼輪筋

2: 三叉神経―咬筋

3: 顔面神経―広頸筋

4: 舌咽神経―舌筋

5: 副神経――側頭筋

  • 答え:2 ・3
  • 解説:この問題では、正しい脳神経と支配筋の組み合わせを選ぶ必要があります。正しい組み合わせは、2(三叉神経―咬筋)と5(副神経―側頭筋)です。
  • 滑車神経は眼輪筋を支配していません。眼輪筋は顔面神経の側頭枝と頬骨枝によって支配されています。
  • 三叉神経は咬筋を支配しており、正しい組み合わせです。咬筋は三叉神経の第3枝である下顎神経によって支配されています。
  • 顔面神経は広頸筋を支配していません。広頸筋は顔面神経によって支配されています。
  • 舌咽神経は舌筋を支配していません。舌筋の運動は舌下神経によって支配されています。また、舌筋の体性感覚は前2/3が三叉神経第3枝の舌神経、後1/3が舌咽神経によって支配されています。味覚は前2/3が顔面神経、後1/3が舌咽神経によって支配されています。
  • 副神経は側頭筋を支配しており、正しい組み合わせです。側頭筋は三叉神経第3枝である下顎神経によって支配されています。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第49回午前:第54問

足関節の背屈を起こす筋はどれか。2つ選べ。  

1: 前脛骨筋

2: 長腓骨筋

3: 後脛骨筋

4: 長趾屈筋

5: 第三腓骨筋

第51回午前:第71問

手について正しいのはどれか。  

1: 側副靱帯はMP関節屈曲で緊張する。

2: 母指のCM関節は3度の自由度をもつ。

3: 手のアーチ構造は横アーチのみからなる。

4: 手掌の皮膚は手背の皮膚に比べ伸展性に富む。

5: 鉤形握りは母指と他の指の対立運動により可能となる。

第34回午後:第7問

上腕骨内側上顆に付着しない筋はどれか。  

1: 長掌筋

2: 浅指屈筋

3: 深指屈筋

4: 橈側手根屈筋

5: 尺側手根屈筋

第48回午後:第27問

de Quervain(ドケルバン)病で腱鞘炎を起こすのはどれか。2つ選べ。  

1: 長母指伸筋腱

2: 短母指伸筋腱

3: 長母指外転筋腱

4: 長橈側手根伸筋腱

5: 短橈側手根伸筋腱

第36回午後:第15問

筋と支配神経との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 三角筋-腋窩神経

2: 棘上筋-肩甲上神経

3: 棘下筋-肩甲上神経

4: 小円筋-肩甲下神経

5: 大円筋-肩甲下神経

第57回午後:第63問

自律神経の二重支配を受けるのはどれか。  

1: 汗 腺

2: 膵 臓

3: 脾 臓

4: 立毛筋

5: 副腎髄質

  • 答え:2
  • 解説:自律神経の二重支配を受ける器官は、交感神経と副交感神経の両方の影響を受ける器官である。一方、二重支配を受けない器官は、交感神経または副交感神経のどちらか一方のみの支配を受ける。
  • 汗腺は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 膵臓は、自律神経の二重支配を受ける器官であり、交感神経と副交感神経の両方の影響を受けるため、正解である。
  • 脾臓は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 立毛筋は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 副腎髄質は、自律神経の二重支配を受けない器官であり、交感神経の支配のみを受けるため、誤りである。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第46回午後:第3問

Danielsらの徒手筋力テストで筋力4と5の測定法として正しいのはどれか。ただし、図中の矢印は検査者が抵抗を加える方向を示している。 

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1: 長母指外転筋

2: 短母指伸筋

3: 短母指屈筋

4: 骨間筋および虫様筋

5: 掌側骨間筋

第43回午前:第13問

52歳の女性。右手根管症候群。右上肢に感覚障害と運動麻痺を認める。この患者が図のような手の形を示した。母指の運動を行っている筋はどれか。2つ選べ。 

43_0_13

1: 母指内転筋

2: 母指対立筋

3: 長母指屈筋

4: 長母指外転筋

5: 第1背側骨間筋

第49回午前:第59問

体表から触れることができる腱を図に示す。番号と名称の組合せで正しいのはどれか。 

49_0_59

1: ①――長母指屈筋腱

2: ②――腕橈骨筋腱

3: ③――浅指屈筋腱

4: ④――深指屈筋腱

5: ⑤――尺側手根屈筋腱

第46回午前:第54問

筋と支配神経との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 僧帽筋 — 長胸神経

2: 小菱形筋 — 肩甲下神経

3: 棘下筋 — 肩甲上神経

4: 小円筋 — 腋窩神経

5: 大円筋 — 肩甲背神経

第48回午後:第71問

股関節の内旋運動に関与する筋はどれか。2つ選べ。  

1: 小殿筋

2: 大殿筋

3: 縫工筋

4: 半膜様筋

5: 大腿二頭筋

第45回午後:第71問

手で正しいのはどれか。  

1: MP関節は1度の運動自由度をもつ。

2: MP関節屈曲の主動筋は浅指屈筋である。

3: PIP関節屈曲の主動筋は深指屈筋である。

4: 母指のCM関節は2度の運動自由度をもつ。

5: 手関節を背屈すると手指の伸展がしやすくなる。

第40回午前:第2問

母指対立筋の正しい触診部位はどれか。  

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第47回午前:第46問

絞扼性神経障害と症状の組合せで正しいのはどれか。  

1: 肘部管症候群 ― 母指外転障害

2: 後骨間神経麻痺 ― 母指内転障害

3: 手根管症候群 ― 母指対立障害

4: 梨状筋症候群 ― 大腿前面のしびれ

5: 足根管症候群 ― 足背のしびれ

第57回午前:第55問

反回神経支配でないのはどれか。  

1: 横披裂筋

2: 甲状披裂筋

3: 輪状甲状筋

4: 後輪状披裂筋

5: 披裂喉頭蓋筋

  • 答え:3
  • 解説:反回神経は咽頭筋を支配し、嚥下時の声門の閉鎖が基本的な機能である。選択肢の筋肉のうち、輪状甲状筋だけが反回神経支配ではなく、迷走神経支配である。
  • 横披裂筋は声門を閉鎖する作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 甲状披裂筋は声帯の開閉する作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 輪状甲状筋は声帯を引き伸ばす作用を持ち、迷走神経支配であるため、この選択肢が正解である。
  • 後輪状披裂筋は声門を開大する作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 披裂喉頭蓋筋は喉頭口を閉じる作用を持ち、反回神経支配であるため、この選択肢は正しくない。
  • 科目:解剖学(筋・骨格・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第47回午前:第57問

顔面神経支配でないのはどれか。  

1: 鼻筋

2: 前頭筋

3: 眼輪筋

4: 口輪筋

5: 上眼瞼挙筋

第46回午後:第59問

皮下組織直下に筋腹を触知できないのはどれか。  

1: 上腕筋

2: 回外筋

3: 円回内筋

4: 尺側手根伸筋

5: 長橈側手根伸筋

第47回午前:第11問

55歳の女性。末梢神経障害。短母指外転筋、母指対立筋、虫様筋(第1・第2)がMMT 1~2であった。この患者に用いるスプリントとして適しているのはどれか。  

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第57回午後:第59問

右足部の内側面を図に示す。矢印の骨に付着する筋はどれか。 

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1: 後脛骨筋

2: 第三腓骨筋

3: 短腓骨筋

4: 短母指伸筋

5: 虫様筋