第46回午後第43問の類似問題

第35回午前:第97問

老年期アルコール依存症の作業療法導入時の留意点で適切でないのはどれか。  

1: 身体機能の評価を行う。

2: 記銘力障害の有無を確認する。

3: 合併症の有無を確認する。

4: 疲れやすい作業は避ける。

5: 工程の細かな作業を導入する。

第37回午前:第82問

アルコール依存症に対する作業療法評価で適切でないのはどれか。  

1: 身体機能

2: 巣症状

3: ストレス耐性

4: 対人行動パターン

5: 作業遂行能力

第42回午前:第87問

気分障害(うつ病)の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 工程がはっきりとした作業

2: 短時間で完成できる作業

3: 非競争的な作業

4: 病前に得意だった作業

5: 受身的な作業

第47回午前:第47問

うつ病の作業療法として適切なのはどれか。  

1: 活発な言語的交流を促す。

2: 作品を完成させるよう励ます。

3: 自己判断が多い種目を選択する。

4: 休憩を取りやすいよう配慮する。

5: 病前の状態と比較しやすくする。

第55回午後:第50問

統合失調症の家族心理教育において適切なのはどれか。2つ選べ。  

1: 家族を精神疾患の原因ととらえる。

2: 精神分析理論に基づいて行われる。

3: 家族の対処能力が向上することを目指す。

4: 再発防止効果についての科学的根拠がある。

5: EE〈expressed emotion〉を高める指導を行う。

  • 答え:3 ・4
  • 解説:統合失調症の家族心理教育では、家族の対処能力を向上させることを目指し、再発防止効果についての科学的根拠がある。家族心理教育では、EE(expressed emotion)を低下させることを目指す。
  • 家族を精神疾患の原因と捉えるのは適切ではない。家族心理教育では、家族の対処能力を向上させることを目指す。
  • 精神分析理論に基づいて行われるのではなく、家族心理教育では、家族の対処能力を向上させることを目指す。
  • 家族の対処能力が向上することを目指すのは、統合失調症の家族心理教育において適切な方法である。
  • 再発防止効果についての科学的根拠があるのは、統合失調症の家族心理教育において適切な方法である。
  • EE(expressed emotion)を高める指導を行うのではなく、家族心理教育ではEEを低下させることを目指す。
  • 科目:統合失調症
  • 重要度:プレミアム特典
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第54回午前:第45問

うつ病の回復期の作業療法で適切なのはどれか。  

1: 適度な運動を活動に取り入れる。

2: メモは使わず記憶するよう促す。

3: 休憩は最小限にして持久力をつける。

4: あらかじめ決めた活動は全て行うようにする。

5: 自信を取り戻すため高めの負荷量を設定する。

  • 答え:1
  • 解説:うつ病の回復期において、適切な作業療法は適度な運動を活動に取り入れることです。これは軽度のうつ病において効果的であり、重度のうつ病では推奨されません。
  • 適度な運動は、うつ病の予防だけでなく、治療にも有効とされる。ただし、重度のうつ病ではなく、軽度のうつ病で推奨される。
  • メモを使わずに記憶するよう促すのではなく、軽度のうつ病患者は診察の際に言われた内容などをメモに残すことが望ましい。これにより、後で視覚的に振り返ることができ、自身が周囲に相談しやすくなることもある。
  • 休憩を最小限にして持久力をつけるのではなく、うつ病の回復期前期は活動と休息のバランスを考慮しながら、無理をせずにできることを体験していく。また、十分な休息の後に生じる「…してみたい」という感覚を重視する。
  • あらかじめ決めた活動は全て行うようにするのではなく、うつ病の回復期前期は無理をせず、活動と休息のバランスを考慮する。したがって、予定していた活動でも、状況に応じて調整する必要がある。
  • 自信を取り戻すために高めの負荷量を設定するのではなく、うつ病の回復期前期は焦りや無理が生じやすくなる。そのため、この時期は、負荷量を高めには設定せず、できることを確認しながら、無理をしなくても他者に受け入れられる体験をもてるようにする。
  • 科目:気分障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第56回午後:第48問

地域で生活している精神障害者の家族支援に関する内容として誤っているのはどれか。  

1: 活用できる社会資源について情報提供をする。

2: 家族が地域社会から孤立しないように助言を行う。

3: 再発の兆候に気づいた時は主治医に相談するように伝える。

4: 家族自身のストレスが軽減するよう対処法について一緒に考える。

5: EE〈Expressed Emotion〉が高い場合は患者との接触を増やすよう勧める。

  • 答え:5
  • 解説:地域で生活している精神障害者の家族支援に関する内容として誤っているのは、EE(感情表出)が高い場合に患者との接触を増やすよう勧めることです。EEが高い患者は症状の再発危険度が高いため、関わりを増やすと家族との感情的衝突が生じることがあります。
  • 活用できる社会資源について情報提供をすることは、家族が適切な支援を受けるために重要です。これにより、家族が精神障害者のケアに必要なリソースを知り、利用することができます。
  • 家族が地域社会から孤立しないように助言を行うことは、家族自身の精神的健康を維持するために重要です。地域社会とのつながりを持つことで、家族は支援を受けたり、情報交換ができるため、孤立感を軽減できます。
  • 再発の兆候に気づいた時は主治医に相談するように伝えることは、適切な治療が行われるようにするために重要です。家族が患者の症状の変化に気づくことで、早期に対処し、再発を防ぐことができます。
  • 家族自身のストレスが軽減するよう対処法について一緒に考えることは、家族の精神的健康を維持するために重要です。家族がストレスを適切に対処できるようになることで、患者へのケアも適切に行うことができます。
  • EE(感情表出)が高い場合は患者との接触を増やすよう勧めることは誤りです。EEが高い患者は症状の再発危険度が高いため、関わりを増やすと家族との感情的衝突が生じることがあります。適切な対応は、EEを低下させる方法を見つけることです。
  • 科目:その他の精神障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午前:第48問

失調症に対する理学療法の進め方で適切でないのはどれか。  

1: 重心の低い運動-高い運動

2: 広い範囲の重心移動-狭い範囲の移動

3: 単一方向の運動-多方向の運動

4: 粗大運動-巧緻運動

5: 等尺性運動で近位関節固定-等張性運動で動的運動

第36回午前:第98問

精神科作業療法における就労援助で必要がないのはどれか。  

1: 働く意志の確認

2: 働く目的の明確化

3: 基礎的技能の評価

4: 基礎的体力の評価

5: 特定の職業訓練

第41回午前:第99問

精神保健福祉センターの業務でないのはどれか。  

1: 相談指導

2: 調査研究

3: 入院調整

4: 知識普及

5: 技術援助

第43回午前:第80問

作業療法士が認知症患者の家族へ対応する上で適切でないのはどれか。  

1: 家族に今までの介護経験を尋ねる。

2: 作業療法場面を見学させる。

3: 家族の健康状態を尋ねる。

4: 特定の人が介護を担うように指示する。

5: 家庭を訪問する。

第39回午前:第86問

うつ病患者の作業療法で適切でないのはどれか。  

1: 創作への励まし

2: 患者の作業ペースの重視

3: 危険物の取扱いへの配慮

4: 自殺に関する注意

5: 薬の副作用への対処