FIMで正しいのはどれか。
1: 「できるADL」を評価する。
2: 6段階評価尺度を用いる。
3: コミュニケーション項目は失語を評価する。
4: 社会的認知項目には記憶を含まない。
5: 移動の項目には歩行、車椅子および階段を含む。
FIMで誤っているのはどれか。
1: 認知領域と運動領域とがある。
2: 得点は0~126点である。
3: 18の評価項目がある。
4: 介護負担度の指標となる。
5: セルフケアの項目はBarthel indexと類似する。
70歳の女性。両側変形性膝関節症。外来通院中である。自宅におけるADLは、FIMによる評価で、2項目(歩行・車椅子および階段)はT字杖を使用しての自立であったが、それ以外は補助具を使用せずに自立していた。コミュニケーション(理解、表出)や社会的認知(社会的交流、問題解決、記憶)は問題ない。FIMの点数はどれか。
1: 100
2: 112
3: 120
4: 124
5: 126
FIMについて誤っているのはどれか。2つ選べ。
1: 項目数は18である。
2: 採点は7段階評価である。
3: 全介助の場合は0と採点する。
4: 社会的認知は3項目である。
5: セルフケアは8項目である。
FIMで車椅子からベッドへの移乗が5点なのはどれか。
1: 介助バーを用いて移乗する。
2: 腰ひもで誘導が必要である。
3: 立ち上がり時に引き上げる。
4: ふらつかないように介助する。
5: 車椅子の位置決めを介助する。
FIMの評価項目に含まれないのはどれか。
1: 食 事
2: 整 容
3: 掃 除
4: 階段昇降
5: 社会的交流
日常生活活動の評価として誤っているのはどれか。
1: Barthel indexの原法は5点刻みの100点満点である。
2: Barthel indexは排尿コントロールの項目を含む。
3: FIMは運動領域と認知領域とからなる。
4: FIMの各項目は5段階で評価される。
5: FIMは介護負担度の指標になる。
評価の説明で正しいのはどれか。
1: FIMでは全介助の場合は0点である。
2: WeeFIMの対象年齢は5か月未満である。
3: Barthel Indexでは100点の場合は独居可能である。
4: 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では全介助の場合はランクCである。
5: 老研式活動能力指標では日常生活動作に関する13項目を他者が観察して評価する。
FIMの評価項目で誤っているのはどれか。
1: 社会的交流
2: 整容
3: 排尿管理
4: トイレ動作
5: 見当識
FIMの移動(歩行)項目の評定で6はどれか。
1: 時間は健常の3倍かかるが装具、杖なしで50 m歩ける。
2: 軽度の介助があれば装具、杖なしで50 m歩ける。
3: そばで見ていれば装具、杖なしで50 m歩ける。
4: 装具を装着すれば30 mは歩ける。
5: 声かけすれば30 mは歩ける。
FIMで誤っているのはどれか。
1: している状態を評価する。
2: 18項目からなる。
3: 各項目は7段階評価である。
4: 自立には修正自立と完全自立がある。
5: 認知項目には失語評価がある。
FIMについて誤っているのはどれか。
1: 能力低下の評価法である。
2: 間隔尺度である。
3: コミュニケーションも評価の対象となる。
4: 7段階で評価を行う。
5: 介助者なしで自立している場合はレベル6以上である。