第42回午前第90問の類似問題

第44回午前:第48問

外傷性脳損傷後の障害と訓練・対応との組合せで適切なのはどれか。  

1: 記憶障害 − 作業工程が多い種目とする。

2: 半側空間無視 − 無視側からの刺激を多くする。

3: 注意障害 − 作業工程の展開を速くする。

4: 遂行機能障害 − 毎回新しい作業活動を準備する。

5: 社会的行動障害 − 新しい集団への参加を促す。

第55回午後:第39問

せん妄で正しいのはどれか。  

1: 夜間には出現しない。

2: 環境変化で生じやすい。

3: 高度の意識混濁を伴う。

4: 記憶障害を伴うことはない。

5: 老年者より若年者に出現しやすい。

  • 答え:2
  • 解説:せん妄は一過性の精神症状で、夜間に出現しやすく、環境変化によって生じやすい。意識混濁や記憶障害を伴うことがあり、老年者に出現しやすい。
  • 選択肢1は間違いです。せん妄は夜間に出現しやすいことが一般的です。
  • 選択肢2は正しいです。せん妄は環境変化によって生じやすく、特に睡眠や覚醒リズムを障害する環境要因の変化が影響します。
  • 選択肢3は間違いです。せん妄は軽い意識障害が加わった状態であり、高度の意識混濁を伴うわけではありません。
  • 選択肢4は間違いです。せん妄は一過性の認知機能低下を伴い、その中には記憶障害も含まれます。
  • 選択肢5は間違いです。せん妄は老年者に出現しやすく、高齢が準備因子とされています。
  • 科目:作業療法評価学
  • 重要度:プレミアム特典
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第45回午後:第48問

治療者を操作しようとしたり、独占しようとしたりする可能性が最も高い疾患はどれか。  

1: 1. アルコール依存症

2: 2. 双極性感情障害

3: 3. 境界性人格障害

4: 4. 広汎性発達障害

5: 5. 統合失調症

第46回午前:第89問

外傷性脳損傷後にみられやすい症状はどれか。  

1: 運動失語

2: 着衣失行

3: 相貌失認

4: 全般性注意障害

5: 左半側空間無視

第54回午後:第48問

喚語困難と迂言を呈し、発話は流暢で良好な理解と復唱を特徴とする失語症はどれか。  

1: 健忘失語

2: 伝導失語

3: Wernicke失語

4: 超皮質性運動失語

5: 超皮質性感覚失語